学生がブロガーを目指さない方がいい理由

最近ブロガーが職業になりつつある。ブログが生まれたのは多分2004年頃でその頃初めて眞鍋かをりさんがブログの女王という称号を手にしている。

それから10年あまり、ブログはすっかり一般にまで広がりブログをやってる人も多くなりブログを読む人も多くなっている。

こんな時代に「ブログ飯」という言葉が生まれブログに広告を貼ってその広告収入が増えることでブログで生活していくことが可能な時代になった。

でも学生が就職をせずにブロガーを目指さないほうがいいとブロガーである私が強く思う理由を紹介していこう。

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ブログは稼げない

ブログで飯を食えるようになるまで稼ぐためには並大抵の努力では難しい。

私のブログは月100万アクセスある。このブログはサブブログなので月2万アクセスぐらいしかないしょぼいブログではあるが他にでかいブログを運営していてそっちは相当なアクセス数になっている。

そんなアクセス数があってもサラリーマンの友人より収入は少ない。まぁ朝から晩まで働いている友人に比べて私の労働時間は3時間程度なので多くなるわけが無いのだがそれでも100万アクセスあるブログですらそんな大した額稼げないということ。

月どれ位のアクセス数があれば生活できるか?と言うと私の場合月70万アクセスを超えた時、会社を辞めてブログで食っていくことを決めた。このくらいのアクセス数があればその辺の派遣社員の給料よりも手取りベースで多くなる。

ただ、月70万アクセスあるブログがこの日本にどれ位あるか?が問題である。私の予想では個人のブログで70万アクセスを超えているのは1万サイト存在するかどうか?レベル。1億人が住む日本で1万人以下しかブログで生活できるレベルに達していない。(広告収入を目指したアフィリエイターはもっといるだろうが)

アフィリエイターとは

ブログというのは自分の思想や自分の生活の出来事などで読者を集めバナー広告、Amazonの本の売上の数%のマージンを収入とするため利益率がとても低くなる。

アフィリエイトを主にしたサイトの場合記事も商品を売るために特化した記事を書き、偽装されたランキングやオススメ文を書くため利益率は圧倒的に上がる。

ただしぶっちゃけアフィリエイトに自分の自由などほとんど存在せずランキングは広告の収益が多いものから順に並べるのが普通。

自分を偽り実際は自分で使用したこともない商品やオススメでもない商品を売りさばくアフィリエイターは詐欺師と同格レベルの人間なので悪魔に魂を売り渡し誰にも自分の本当の仕事を語ることが出来ない人間になる。

その覚悟があるならアフィリエイターも良いかもしれない。

まぁ私もアフィリエイターみたいなことをしているけど実際に自分が使ったことのある商品しかレビューを書かないし意見は正直に書いているので詐欺師とは違うクリーンアフィリエイター。ただクリーンアフィリエイターは死ぬほど稼げない!A8でアフィリエイトを始めて何年経ったかわからないが未だにパールだからね・・・。

脱線が長くなってしまったがブロガーという主義主張を書くメディアで広告収入を得るのは本当に難しいことだということを知ってもらいたい。

学生ごときが大したブログを書けるはずがない

確かに凄い学生はたくさんいる。私がこの前取材を受けた学生に関してはまだ高校生なのに学士論文レベルの研究をまとめており日本全国へ足を伸ばして取材を重ねていた。とんでもないレベルの人材はたしかにいる。

それでもブロガーになりたいとか言うような学生にそのレベルの人材がいるとは思えない。ただ単に就職という目の前の義務から逃げたいがためにブロガーという道を目指しているだけのように感じる。

そんな逃げの姿勢の人間がブロガーになれるはずがない。ただワードプレスが使えますとかアドセンスの仕組みを知っていますとかAmazonで数百円稼ぎましたぐらいの人間がどれだけ頑張ってもブロガーで食っていくことなど不可能。

私の場合は社会人として働きながら何年もかけてブログのアクセス数を増やしアドセンス収入で食っていけるレベルまで来て始めてブロガーで独立しようと決めたわけだ。

ブロガーに必要な能力を一つ挙げるとすると経験を増やす能力。私のブログはこのブログのように雑記を書くブログ以外に専門的な内容を書くブログを10個ほど運営している。

全て私が経験を重ねたものについて語っているブログである。私は学生の頃からサークルは3つ掛け持ちしており研究で屋久島から伊豆半島、伊豆大島、奥多摩といろいろな場所を飛び回りその辺のクラブ行ったりパチスロばっかりやっている学生とは全く違った学生生活を送っている。

社会人になってからも半年で一社目の会社を辞めて全くやったことのないIT業界に飛び込み一週間連続会社に泊まり込みで働いたり、30歳までに5回も転職を繰り返して様々な業界を経験しつつアルバイトをしたりして異常なほど経験を身に着けてきている。

そんな私が経験を削りだして作り上げたブログだからこそ私にしか書けない文章となり、読者が訪れるのである。学生の経験ではブログの内容がうすすぎて読むに値しないものになる。したがって読者は増えず収益も増えない。

学生のセンスは時に素晴らしい物があるのでブログ以外のことを頑張ったほうが圧倒的に良いと思う。

例えばYouTuber。これに関してはアイディアが重要でありセンス次第では圧倒的なユーザーを集めることが出来るだろう。はじめしゃちょーやヒカキン、デカキン、ポッキーなど私もよく見るがセンスが素晴らしいと思う。

ゲーム実況などツッコミ力が全てだと感じるし、どんだけ馬鹿なことを出来ちゃうかがYouTuberの全てだと思う。

私のような面白くない人間には真似できない仕事だ・・・。

学生はブロガーを目指すなのまとめ

ぶっちゃけブロガーってのは目指すような職業じゃないんだよ。会社員というまっとうな生き方を出来ない社会不適合者が最終的にたどり着く場所の一つで文章が好きな人間ならそれで食っていけることもあるけどダメな方が圧倒的に多いしもっとマシな仕事はいくらでもあると思う。

会社員に一度なってみて1年で辞めてもいいし3年頑張ってもいいしいろいろな会社を転々としてもいいから一通り社会経験を積んでブログを書き続けて読者が増えてきて収益も生きていけるかもってレベルに到達したならブロガーになればいい。ブロガーを目指すならそれぐらいはして欲しい。それがブロガーである私の言いたいことである。

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