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「小さな会社の稼ぐ技術」を読んだ感想

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「小さな会社の稼ぐ技術」を読んだ感想
Twitterで紹介されていた小さな会社の稼ぐ技術という本を読んでみたのでその感想を書いてみよう。

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この本について

この本を軽く紹介すると起業して間もない人や、起業して上手く行っていない人に向けて書かれた小さい会社をどうやってちゃんと稼げる会社にするかをまとめた本である。

例えば、この本に紹介されていた事例によると、小さなお弁当屋さんが成功して地域でナンバーワンの売上になった方法や、やずやがどうやって健康食品業界でトップレベルになれたのかなどが書かれている。

ランチェスター戦略を学ぶにはいい本

ランチェスター戦略というのは戦争の戦略のひとつなのだが、経営にも使えるということでこの戦略を使って成功している会社がたくさんある。そのランチェスター戦略の中の一つである「弱者の戦略」について詳しく書かれていて、小さな会社は弱者であり、強者と同じ戦略で戦っても必ず負けるということがわかる。

小さな会社を上手く稼げる会社にするためには強者のやり方とは全く違う、泥臭い戦術が必要でその泥臭い戦術というのはどういう戦術なのかをかなり詳しく紹介している。

少しだけ紹介させてもらうと、小さなお店は駅前の一等地に店を出したら潰れるという話が興味深かった。

何故潰れるのかというと、駅前の一等地は店の実力とは関係なく、立地で売れてしまうからであり、なぜ売れないかなど考える努力をする必要がないため、そのうちだめになりがちだということだ。更に駅前の一等地は強者との戦いに巻き込まれやすく、資金力に勝る強者と一騎打ちになれば勝てないということである。駅前ではなく少し不便なところで商売をすることで売れない原因を見つけ出し改善することが出来たり、戦略を考えたりすることが出来るとのことだ。

この話はしょぼい起業で生きていくという本の内容に似てると感じる部分だ。小規模な会社は大規模な会社と同じようなやり方ではなく、独自路線から始めることによって上手く回っていきやすいということである。

あと、大事なことはいろいろやりすぎないということ。小規模な会社は手を広げすぎるとどれも上手くいかない状態になりやすく、なにか得意分野に絞ってやるべきだと書かれている。例として書かれていたのが一風堂。あの店のオーナーは様々な事業をやっていたのだが、一風堂一本に絞ってここまで大成功したとのことだ。そう考えると、アマゾンという今では何でも扱う大企業も最初は本だけに特化したECだった。最初は一点集中で大きくなったらいろいろやるのが正しいやり方なのだろう。

この本を読んだ感想

正直この本を読んで起業って無茶苦茶大変だなって思った…。私も一応開業届を出しているので個人事業主ではあるが、この本に書かれている起業というのは文筆業とかクラウドワーカーとかそんな感じの末端のフリーランスレベルの起業ではなく、ちゃんとした事業を作るやり方であり、それは中々ハードモードだと感じた。

前に読んだ「しょぼい起業でいきていく」とは全く違う経営理念で書かれている本であり、こちらのほうがかなり現実味がある企業に思える。

社員を雇って会社を大きくするということはこれだけしんどいのかと言うような事例が多いし、読み終わると起業なんてするもんじゃねえなという気にしかならない。
多分この本を読んで起業してみたい!って思う人はいないと思う。この本は起業してみたものの上手く行かず、どうしたものかと思っている人が読むべき本だと思う。

ぶっちゃけ私が今起業して5年目でその「どうしたものか」に陥っているのでこの本を読んで良かったと思っている。

この本で印象に残った部分

それはなんと言っても最後の竹田さんの言葉で、起業というのは9割が無計画で起業しているというところ。ほとんどの起業が事業計画などを作るわけでもなく、リストラなどサラリーマンから脱線した人々の起業であり、起業せざるを得なかっただけのものだと書かれていたのが非常に心に響いた。

私の場合もブログの収入が増えてきて、毎日通勤しなくても家で稼いで生活出来たら最高やんって感じで開業したので正直事業計画など無かった。だから今進むべき道を見失って派遣社員やったり辞めさせられたりを繰り返して生きているわけだ。

事業計画があればそれを目指して頑張れるわけだし、何を目標にするかを決めないとただただ糸の切れた凧のようにどこへ行くか風まかせみたいになる。そして最終的に風がなくなった時に墜落する。

この本を読んだ感想まとめ

今、セミリタイアみたいなのがかなり流行っていてフリーランスに憧れている人が増えているし、脱社畜とか言って勢い余って会社を辞める人も出てきているが、まず落ち着いて自分が将来どうなろうと思っているのか考えないといずれ後悔する。起業というものはそんなに甘いものではない。

起業した人は成功するまでに非常に厳しい時期を過ごしているのがほとんどで、家族も巻き込んで必死で頑張らないと結果に結びつかないこともある。普通の人が土日に休んでいるところを休まずに365日必死で働く必要があるし、朝は5時起きで仕事をしなければ生き残っていけない世界なのである。

この本は起業というものの現実を見せてくれるいい本だと思った。

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