人生を楽しみたければ「小説を読む」ことをおすすめする

ツイッターで論争が起こっていたのだが小説を読むことは生産性が低いから成長出来る本を読めということを言われたという話。

ここでは小説を読まない人間は人間として薄っぺらくなると書かれていたがまさにそのとおりだと思う。

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小説を読むことで人生が面白くなる

私は結構たくさん小説を読んできたのだが、小説を読んで良かったなと思うことに無駄な知識が増えることがある。

無駄な知識を得てどうするのか?と思うかもしれない。確かに無駄な知識をどれだけ得ても給料が上がるわけでもない。クイズ王でもないので別にどれだけ無駄な知識を得ても賞金を得ることが出来るわけでもない。

ならなぜ無駄な知識を獲得したいのか?

それは人生を楽しむためである。小説を読むことが楽しいということもあるが、小説で得た知識が無ければ楽しめないことがこの世界にはたくさんある。

例えば京都に旅行に行ったとする。普通に何の知識もなく京都旅行をしても美味いもの食ったり、古い町並みを見て楽しむことが出来るかもしれない。

だが、小説で新選組の話を読んでいたら全く違う景色が見えるだろう。
私は「燃えよ剣」という司馬遼太郎作の小説を読んで景色が変わった。二条城を見て幕末の風景をそこに重ね合わせて感動することが出来た。

函館に行った時も五稜郭を見て変わった形の城郭だなってだけではなく、そこで土方歳三が最後を遂げたという風景が重なるのだ。
箱館奉行所前に置かれた明治維新の頃の大砲を見ても何の知識もなければ古い大砲で終わるが燃えよ剣を読んでいればその大砲で戦いぬいた戦争の場面が見えるのである。

小説を読むと世界が広がる

小説にはかなりの確率で自分の知らない場所の知らない文化の話が出てくる。

私の好きな「ガダラの豚」という中島らも氏の小説ではアフリカの呪術師の話が出てくる。この小説を読まなければアフリカにどんな文化があるのかなど全く知らずに人生を送っていただろう。

最近AmazonのAudibleで聞いている小説が「テスカポリトカ」なのだがここにはメキシコの歴史と麻薬カルテルが詳細に描かれている。
この小説に触れていなければアステカの文化や神話などおそらく知らずに死んでいただろう。

こうやって小説は小説を読まなければ全く触れることのない知識に出会うことが出来るのである。

その知識についても、小説を読まなければここまで詳細に知ることは出来ないというレベルで知ることが出来る。
映画でもメキシコの麻薬戦争は描かれていて「ボーダーライン」でものすごい描写となっているが小説ほど詳細にその裏側を描けていない。
映像化するには小説は長すぎて2時間ぐらいに編集してしまうと大幅に内容を削るしか無いのである。

海外旅行でも世界が広がるが、海外旅行ぐらいでは知り得ないような人々の生活の裏側なども小説では知ることができる。
橘玲著のタックスヘイブンやマネーロンダリングを読んでも香港やシンガポールの人々の生活を知ることが出来たがおそらく旅行で訪れただけではその人々の生活の1%すら知ることは出来なかっただろう。

小説を読むと世界がつながっていく

小説を読んで得た知識があるとニュースを見てなぜそれがそうなるのかってことがわかるようになる。

メキシコの国境に壁を作るとトランプ元大統領が言っていたがテスカポリトカを読んでいればメキシコからどれだけの麻薬がアメリカに渡っていてどれだけの金がメキシコのマフィアに渡っているのかが理解でき、壁の必要性が理解できる。

ワイルド・ソウルという小説ではなぜ南米には日系人が多く住んでいるのか?彼らが南米に渡った理由は何なのか?そしてどういう暮らしを強いられてきたのかが克明に描かれている…。

海外の小説でもダ・ヴィンチ・コードを読めばイタリアの都市の様子が非常によくわかり、キリスト教のことがよくわかる。

こうやって小説を読むことで世界が繋がっていき、より深く世界を知ることが出来るようになる。それにより、今までスルーしてきたことが理解できる様になるのである。

小説を読むと人生が楽しくなるのまとめ

確かに小説を読んでもお金が稼げるようになるということは稀である。小説の書評で収入を得たり、小説家になってお金を稼げるようになる人はかなり少ないだろう。

でも小説を読むことで知らなかった世界に触れることが出来、今までスルーしてきたことに感動出来るようになる。

人生を楽しみたいなら小説を読むことだと私は思う。

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