有吉弘行の節約術が勉強になる

有吉の本を読んでみたのだが非常に勉強になったのでここで紹介してみたいと思う。

収入が増えても生活レベルを上げない

これは今良く出てる2ちゃんねるの「ひろゆき」氏も言っているが生活レベルを上げなければまた収入が下がった時に生活が苦しくならないということ。

有吉弘行の場合、月収が猿岩石として4000万円とかになり、太田プロはその頃手渡しだったので2000万円ずつ現金と思えない塊をもらったとのことだ。それでもそれだけの金をまるごと貯金して何も無駄遣いせずに取っておいた。

相方の森脇は家賃30万円の家に引っ越したが自分は家賃9万円の家から引っ越さず住み続けた。

その結果、一発屋として短期間に7000万円の貯金を稼ぐことが出来、再ブレイクまでの約8年間を食いつなぐ事ができたということである。

私の場合、収入が増えたら税金やら社会保障費が増えてしまうのを恐れて経費で色々買ってしまうのだが有吉は何も使わなかったとのことだ。税金ものすごくてちょっとぐらい使えばよかったと書いてあるが。

相方の今の状態を見ると有吉のやり方が正しかったと思える。

スーパーの閉店間際に250円の弁当を買う

今や引っ張りだこの有吉だが仕事がなかった時期はおじいちゃんおばあちゃんが集まるコミュニティーセンターや公民館に入り浸り、無料のお茶を飲んで時間を潰し、夜閉店間際のスーパーで250円の弁当を食う生活を続けていたとか。
一日250円生活をすることで貯金をどうにか減らさずに生きてしのぐ生活。

今はコロナなどで失業した人が多いと聞くがこういう金を使わない生活を過ごせば1年や2年何とかしのぐことは可能だろう。人生の冬を耐える力を学ぼう。

常にお山の大将になれるところを探せ

有吉はひな壇芸人と戦っても勝てないことがわかっていたので、あえて深夜のアイドル番組に出るようにしたとのこと。アイドル番組だとライバルの芸人がいるわけでもなく自分よりも下のアイドルをいじっとけば面白いと思ってもらえるので常にお山の大将である。

これは本当に大切なことだと思う。

私の場合も、ものすごくデキる社員の多いIT企業で働いていた時は全く活躍することもなく、ひたすら地道な単純作業やら炎上案件へアサインされてマジで辛くてメンタルぼろぼろになっていたが、派遣社員になって自分以外誰もITのことわかんねえって会社で働く様になってからは自己肯定感爆上げで、俺しか頼る人間がいないからいくらでも融通がきくようになった。

競い合う環境で自分を磨く時期も必要だけどある程度磨いたら自分がお山の大将になれる会社で働いたほうがいい。

他にも上に書いたようなコミュニティーセンターみたいな老人の多いところへ行って、この中では一番強いと自信をつけることが出来るとかなかなか良く考えてると思う。

プライドを捨てたら売れた

有吉の再ブレイクのきっかけは「おしゃクソ事変」ではあるが、全く売れてなかった頃の有吉がちょいちょいテレビに出れるようになってきたのはそれより少し前で、内Pとかその辺り。私も学生の頃、猫男爵をやっていた有吉を少しだけ覚えている。

元々は猿岩石のコンビだったがその頃から有吉が一人で出だしたのだが、モテたいとかプライドとかを捨てて裸でリアクション芸をやり始めたらウケたとのことだ。リアクション芸は先輩の上島竜兵氏などに教えてもらったりして仕事ももらえるようになったとか。

これを見ていると本当に世の中にはもったいない人が多いと思う。モテようとしたり偉そうにしたり、そんなプライドのせいでせっかく面白い人なのに全然活躍できていない人がたくさんいる。

私はプライドとか前世に捨ててきた人間なので面白ければなんだってやるんだけど本当に人生を楽しめていると感じる。恥ずかしいとかみっともないとか宇宙にポーイ!ってした方が絶対得!

人生で一番いらないものはプライドだと思う。

貧乏だった時が一番モテた

本当にこれ!と思ったのが貧乏だった時が一番モテたという話。

正直、金持ちになったからと言ってモテるわけではない。金持ちによってくる女なんてのは人間に対して好きという感情を持っているわけではなく、金が好きなだけなのである。

紀州のドンファン、ゾゾの人などを見ているとよってきた女が何を求めていたのかよく分かる。

貧乏だった頃の有吉は暇なのでものすごくマメに連絡して女の子の相手をしていたということだ。
そう考えると無職なのに嫁がいるとか無職なのに不倫しているとかなんで?と思ってたことがすごく理解できた。

無職だったりフリーターだったりする男は暇なので無茶苦茶マメに連絡することが出来ることでモテるのである。

金持ちになったらモテるとか思うのは間違い。

まとめ

他にも先行投資の重要性ややりがいなんて捨てろみたいな話が書かれているが面白くて役に立つ事が多い本だと感じた。どん底を経験した人間は本当に強い。

最後に金は貯めるだけためて残高見ながら死んでいくのが幸せと書いているが流石に現在の状況を見るとこの本に書かれている「10億なんて貯まんないんですが」ってのがもう貯まってしまっているだろうと思う。

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