【イベントスタッフ】ライブやコンサートの会場案内のバイトを紹介!

イベントイメージ
私は学生時代4年間コンサートやライブを中心にイベントスタッフ派遣バイトやっていた。そのアルバイトが楽しかったのでちょっとどんな仕事だったかを紹介してみる。

主な現場:格闘技イベント、アイドルのコンサート、B’zのライブ、野外フェス、ワンフェスなどの展示会、映画の試写会など

コンサート、スポーツイベント、展示会なんでも裏から入れるバイト

私の場合は東京に本社のある大手3社に登録していたのでかなりいろいろな仕事を選べた。

大手イベントスタッフ派遣会社例

どういうところで探すのかというと私の場合はバイトルとかのバイト情報誌。最初に登録したところはバイト情報誌だったが仕事をしているうちに一緒に仕事をしている人がいろいろ登録してるのを知って自分もいろいろ登録した感じ。

時給はかなり安い。

大体最低賃金レベルとか。コンビニなんかのほうがよっぽど稼げる。

交通費も安い。都内一律往復400円とか。遠くに住んでるとマイナス間違いなし!

ただ、深夜になるとタクシー送迎もある場合がある。

都内ではない時は事務所からの交通費になるので幕張メッセの近くに住んでる人は幕張メッセのイベントばかりやればかなりプラスの交通費になるだろう。

だがこの仕事の良さはお金ではない

なかなか取ることすら難しいおいしいイベントに裏から入れるとか時給よりも他のメリットは大きいからしょうがない。

お金が欲しい人はもっとおいしいバイトがいっぱいあるので建築現場とかに行ったほうがいいだろう。

会社によって得意分野が異なっていてスポーツイベントならシミズオクトとか人気アーティストだったらライブパワーだったり、ケンアンドスタッフ(ケンスタ)は外タレとか某男性アイドル事務所に強いとか。

私はケンスタをメインにやっていて時々今は無き本多芸能や他の方に顔を出す感じだった。

よく入っていたイベントはK-1やアイドル系。○戸彩のイベントもしょっちゅう行ってた(楽屋が近かった時、廊下でお疲れ様です!と言ってもらえたのは良い思い出である)。

一番最初は登録会に参加

会社によって違うけど登録会みたいなのがあって、仕事の注意とかスタッフ証とかを作成する。基本的に現場はスーツなのでスーツで参加することになる。

私は大学生でこのバイトを始めたのでスーツ慣れしていなくて革靴を履かずに行っちゃって超焦るという経験をしてしまったw

この登録会の時に会社の人から「あなた方はお金をもらって仕事をするんだからコンサートを見たいと思ってるなら金を払って自分で行ってください!」と釘を刺される。

なので私はコンサートが見たいんじゃない!コンサートを成功させるために一生懸命働くんだ!という顔をしておくといい。

何とか芸能の場合、一人ひとり意気込みを語らされたりするので頑張ってコンサートを成功させますとでも言っておこう。

まぁ全員に聞くわけじゃないから気にしすぎなくてもいいけど。

この事務所だけど巨大なコンサートでは何百人ものスタッフが動員されるが、事務所自体はめちゃくちゃ小さくて事務員が5人くらいしかいないし、基本的に会社の中には社員も10人くらいしかいないくらいだったりする。

どんな人が登録しているのか?

登録している人は様々。

メインは大学生だと思われるがフリーターとか会社員が副業でやってたりもする

教習所の教官で給料使いすぎてピンチだからという理由で仕事終了後手渡しでお金をもらえる当日払い(とっぱらい)のイベントに入るとかいう人もいた。

仕事内容は?仕事の流れはこんな感じ

仕事内容は案内や柵抑える仕事や雑用全般

現場によって全く違う仕事だけどよくあるパターンは開場2時間くらい前に集合して、スタッフジャンバーとか着替える時は着替えてスーツの場合は腕章つけて、まずチラシ作り

お客さんに配るフライヤーを組み上げる。新聞の折り込みチラシみたいなもんやね。

これが大体1時間ぐらいかかる。

一人500部くらい作らされる時もある・・・。

慣れるまでは結構難しいけど慣れると寝てても作れるようになる。

チラシ作りが終わるとロケハンという場内の下見を行う。

みんなで通用口とかをチェックしていく。

この後、長い現場だと弁当が出ることもある。

開場後は何も食べられないし、水も飲みに行けないこともあるのでしっかり食べる。

いい現場だと割といい弁当が出ることも。弁当がおいしいので給料いらないと思える時もあるw余った弁当もらったりもした。

弁当がない場合は800円の弁当代が別でもらえたりする場合も。

そして運命のポジション分け

ここで下手すると外のポジションになってしまったら最悪

音漏れしてくる音しか聴けないし、誰も来ない通用口でひたすら2時間も3時間も立ち続けることとなる・・・。

ふつうは中のポジションのほうが多いので中になるはずだが、私は武道館での外ポジション率8割だった・・・相性の悪い現場というのもある・・・。

武道館は結構音漏れが激しいので外でもまぁいいんだけど・・・やっぱ中で聴きたいわな。MCとかはほぼ聞こえんし。

ただ中のポジションでも最前柵抑えはだめだ。さぼれないし、カメラに写るからアーティストの方見れないし・・・。

一番おいしいポジションは見切れと呼ばれる舞台袖のあたりか2階席の最後部あたり。

ほとんど誰も見てないからコンサートを普通に見れることもある。

開場したらチケットもぎりの応援か会場案内。持ち物チェック係もやったりする。

会場案内するときはめっちゃ暇なので誰か席聞いてくれないかなぁーとすごく心の中で思ってる。

なのでコンサート行った時は自分では席探さなくてもいいです。係員に聞きましょうw

コンサートが始まったら禁止行為をしてないかをチェックする。

撮影禁止のところではカメラをチェックしたり、椅子の上で立ってる人は降りさせるし、喫煙してる人に注意したり。

でも基本的にみんなわかってるからあんまり変な奴はいない。

激しいライブでダイブとかモッシュとかが始まることもあるが、こういう激しいライブの時は専門の肉体派のスタッフが大量に動員されている(○イブパワーとか)ので案内スタッフは特に出番なし。

気持ちの悪くなったお客さんに肩貸すことはあるがほとんどそういうことはない(バ○ンプオブ○キンのライブの時は異常なほど多かったが・・・)

コンサートが終わったらお客さんを追い出す作業。ありがとうございましたーと言いながら席を移動するように促す。ゴミがあったら拾う。

超巨大野外コンサートの場合整理退場となるのでブロックごとに閉じ込めたり大変。

新幹線の時間があるんだよ!と切れられたらその人だけ出してあげましょう・・・。

お客さんがいなくなったらゴミ拾い。もし、鉄柵の片づけがあったら手伝う。重い鉄柵をスーツで運ぶのはすごくつらい

全部終わったら報告して上がっていいよって言われたら上がる。外れていいよって言われて帰ったら上がっていいって言ってねえじゃねえか!って怒られるので聞き間違えないように・・・。

とっぱらいと呼ばれる当日払いのイベントの場合は給料をもらって帰る。ちゃんと確認しないとたまに5000円少なかったりするのでその場で訴えよう!

イベント派遣バイトのすすめのまとめ

イベント系のバイトのメリットは好きな時にだけバイトに行けばいいということ。

好きなアーティストのライブの時だけ行けばいいので気軽で人間関係も構築しないでいい。

下手にやりすぎるとチーフになったりして時給は上がるけど割に合わない大変な仕事になったりするのでお勧めはしない。

通常ではチケットを取ることすら困難なイベントに3日間連続で入れたり、給料もらいながらいろいろな経験のできる素敵なバイトなので是非とも気になっている人はスタッフ登録することをお勧めする。

地方に住んでいると結構厳しいのがデメリットなのだが・・・。

いろんなコンサートで働いていた俺の語る「失敗しないイベントバイトの現場選び」

ここからはおすすめするイベントおすすめできないイベントについて書くことにする。

巨大なイベントはおすすめ

収容人数3000人を超えるイベントは人手も多く必要とされるので入りやすい。

この規模になると多少多めに募集がかかり十分な人手がある場合が多いので仕事もスムーズに進み一人当たりの負担も少なく済む。

会場内の配置も多いので外の可能性も少ない。

武道館や幕張メッセ、東京ドーム、東京スタジアム(味スタ)などの箱(会場のこと)は大体ほとんど1万人以上のイベントなのでおすすめする。

逆に、小さな箱は人手が足りない場合が多い。収容人数500人以下の会場は微妙な場合が多くなる。新木場のスタジオコーストや渋谷のクラブクワトロなどは結構厳しい現場が多かった。
しかも入ろうと思っても枠がないので入れないことが非常に多い。

ただ、楽な現場は本当に楽なのでアタリを引けたらラッキー。

展示会はおすすめ

これは現場としてのおすすめ度であってイベントバイトのメリットはない。

ただ単に楽な現場

東京モーターショーとかいろいろな展示会があるが、基本的にさほど忙しくはなく作業もあまりないので楽すぎて逆につらいことも。人が余る現場だと休憩が異常に多い。

ただし、ワンフェスやコミケなどのイベントの場合、徹夜組対策で前乗りしないといけないこともあるのであまりお勧めしない。

客層も結構独特な人々ばかりなので受け付けない人もいるかもしれない。。

試写会はおすすめ度MAX

たまに試写会の案内がある。有名人を呼んだプレミアム試写会などいろいろな有名人を見ることができることもある。

そして上映中は基本的に休憩室でくっちゃべってればいいだけ。終わった後はまた係員として仕事をするがほとんど仕事はない。

さらに、運が良ければ会場内の消防法対策スタッフとして配置され試写会をタダで見ることができることもある。
ただ、終了10分前にドアの前でスタンバイしなくてはならないので落ちは見れない・・・。

協賛の会社の試供品を配るのだが余ることが多く持って帰っても良かったりする。ヨーグルトはかなりたくさん持って帰ったw

格闘技イベントは要注意

私のような格闘技ファンは毎回絶対に格闘技イベントには行っていたのだが生で見れて最高。

ボブサップとか触れそうな場所にいたりした。

フランソワボタの控室に入ったり、本当にファンだったら最高に楽しいバイトだろう。

ただし、ファンではない人にはお勧めしない。

客層が完全にやばい人たちだからだ。

めちゃめちゃ睨まれるのなんて当たり前で、下手すりゃ殴られる。

関係者も非常に厳しい人が多いので挨拶が出来ないと殴られるのは当たり前。

大体毎回チーフはお客に殴られる・・・。

野外イベントは要注意!!

夏の野外イベントは下手すりゃ死ぬ

関係者口に配置されて6時間補給なしで炎天下の中ひたすら立たされていたこともあった。熱中症寸前だった。

搬入搬出は時間に追われ水補給がほとんどないことがあるのでトイレで水をがぶ飲みすることも・・・。

野外フェスなどは炎天下だともはや地獄で汗だくのぽっちゃりしたお客さんが倒れたりしてそれを運んだり二度と行きたくない!

幕張メッセで毎年やってるあのイベントだけは絶対行きたくない。

冬の場合は雨が死ぬほど寒い

カッパとかボアコートとか貸してもらえるけどくそ寒いので手の感覚はなくなる・・・。
雨手当は時給プラス50円・・・割に合わん・・・。

春とか秋とかは気持ちがいいので花粉症じゃなきゃ野外イベントおすすめ出来る。

2回回しは入れるのやめとけ

某アイドルだと2回回しだったりするのだが、午前と午後の2回回しの場合だと朝の集合時間が8時だったりする。

近けりゃいいけど横浜アリーナだったりちょっと遠い文化会館とかだったりすると朝5時起きだったりしてがっつり寝坊した・・・。最悪だ。でも人が足りないから行ったよ。

一回目と2回目の間は時間がないから休憩なしだしめちゃくちゃしんどい現場。

割に合わんから相当好きなアーティストじゃなきゃやめとくのがいいだろう。

2回回しするのは某男性アイドル事務所のアイドルが多い。気をつけろ。

イベントバイトのおすすめ現場まとめ

一通りおすすめの現場とお勧めしない現場について書いてみた。

でも実際は意外とおいしい現場があったりするのでいろんな現場行ってみて大体つかんでいくしかなかったりする。
先輩とかに聞いて出来るだけ地雷現場には入らないように注意したい。

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