徐々に悪化する日本の状況…収入は減り、社会保障費の天引きだけが増えていく
私は個人事業主として開業届を出していて青色申告を行っている事業者なのだが毎年その税金や健康保険料の額の大きさに驚かされて心が暗くなる…。
スポンサーリンク
この社会保障費は個人事業主だけでなく、もちろんサラリーマンに対しても重くのしかかっているものである。
ただ、個人事業主のように見えやすい形でまとめて振込用紙が送られてくることがないため気づかぬうちに徐々に金額が増えていっている感じになっている。
社会保障費の増大に耐えられない日本
この10月から生活保護費が減額された。
政府はお金をじゃぶじゃぶ発行してインフレ率を高めている最中なのに減額である。物価が上昇しているのに生活保護費を下げるというのはどういうことなのか?健康的で文化的な必要最低限の生活をおくる費用が少なくて済むような仕組みが出来たのか?そうは思えない…。
ただ単に社会保障費が増えすぎてもう破綻寸前だから誰かに我慢してもらおうとなった時に一番削りやすそうな生活保護費を下げたに過ぎないだろう。
このことに関してはブロガーのちきりん氏が昔ブログに書いていて、年金は国民全員に影響するから簡単に減らすことが出来ないが生活保護費は弱者を切り捨てるだけなので実行に移しやすい。票にも大きな影響はないから法案はすぐに通るだろうと言っていた通りになっている。
今後も生活保護費は下がり続けていくのではないだろうか?
生活保護費を削減して何百億か予算を減らすことが出来ても恐らく日本の社会保障費の上昇圧力は減らない。
団塊の世代が75歳以上の年齢に達し始めた2018年から更に働けない高齢者が増えて労働者人口は減り続けるのが目に見えているからだ。
190兆円というお金を見てどう思うかわからないが、日本の人口が1億人だとすると190兆円というのは一人あたり190万円と考えることができる金額だ。一兆円割る1億人は1万円と考えるといろいろな計算がしやすい。
一年に一人あたりの負担が190万円…これは子供から老人までの一人あたりなので労働者人口を考えるともっと増えて200万円以上になるだろう。
今の国家予算が100兆円程度なので、もはや破綻している状況としか言いようがない。
日本人はどうすればいいのか?
私の中の解決策は日本を捨てて海外に逃げるのが一番の正解だと思っている。すでにそう考えている富裕層は多く、2チャンネルを作ったひろゆき氏はフランスで生活しているし、投資家で成功した与沢翼氏はシンガポールやドバイに住んでいる。
海外は税金や社会保障費が日本に比べてとてつもなく安い
日本の税金は税金が安い国と比べて圧倒的に高いので、金持ちほど日本から脱出している。タックスヘイブンと呼ばれる場所へ資産を移し、徴税を免れているわけである。前に話題になったパナマなどのタックスヘイブンが存在している。
ただし、日本の国税もこういった状況をただ指をくわえて見ているわけではなく、差し押さえられそうな部分は差し押さえている。
そろそろ革命が起こってもおかしくはない
今の日本は国債をじゃぶじゃぶに発行しまくって国の予算の半分以上が借金で出来ている状態が続いている。
これは日本円というものの信頼があるためなんとか虚構を続けることが出来ているに過ぎない。(アメリカとかもそうだが…)
私は、いずれどこかでこの状況が変わる時が来ると思っている。日本円の価値が暴落した時、日本という国は破綻し、アルゼンチンなどのようにデフォルトが起こる。
札束を持っていってもパン一つ買えない状況になり国民の怒りは頂点に達しクーデターが起こり、日本が軍事政権に乗っ取られて…。
最悪のストーリーは戦争である。
過去には第二次世界大戦のおかげで財閥は解体され、農地改革が起こり土地が地主から農民へ分配され、貧富の差が大きく縮まった。
今、これだけ持つものと持たざる者の差が広がったことにより、戦前のような状況が生まれていると感じる。
まだ、虚構の中で日本には餓死者が続出しているという状況にはなっていないため、なんとか保っているがそのうちどこかで歯車が噛み合わなくなってきた時、戦争が起こる可能性はあると言える。
感謝→Amazonの履歴を御覧いただきありがとうございます。収益はサイト運営に大切に使わせていただきます。