意外と快適!ネカフェ(漫画喫茶)に泊まる旅行のメリット・デメリット

ネカフェに泊まって節約旅行は意外と快適かもしれない
私結構色々一人旅を繰り返しているのだが宿泊費ってかなり高い

好きなアーティストを追いかけて全国ツアーをまわったりしていると宿泊費で資金が圧迫されることがあると思う。

そんな時、格安の宿泊施設として選択肢に入ってくるのがドヤと呼ばれる日雇い労働者が泊まる宿、サウナ・カプセルホテル、インターネットカフェ、マクドナルドなどの24時間営業の店など。

私は全て体験済みなのであるがドヤは外国人が多すぎて怖いし、サウナ・カプセルホテルはおじさんが多くてイビキ率が高すぎてねれないし、マクドナルドなどは基本寝ると怒られる。そう考えるとネカフェが一番快適だと感じる。

今回はこれまでに50回以上各地のネカフェ(インターネットカフェ・マンガ喫茶)を利用して旅をしてきた私がネカフェを利用したことのない人にネカフェに宿泊することをおすすめしていく。

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近年ビジネスホテル不足が顕著に

最近ではインバウンドとか言う海外からの旅行者が日本のビジネスホテルに泊まる機会が増え、稼働率が上がった結果安いビジネスホテルの予約が非常に取りづらくなっている。

特に大阪近辺は元々それほどビジネスホテルが豊富なわけではないのに外国人がかなり増えて宿泊費もどんどん上がっている

そういう理由でネカフェに泊まればこれまで以上に節約が可能ということになる。

ネカフェ(マンガ喫茶)に泊まれば経費削減になる

インターネットカフェ(ネカフェ)は大抵の場合、宿泊出来るようなプランがあり割安に設定されている。その宿泊プランを利用すれば宿泊費を節約できる。

例えばビジネスホテルに泊まる場合は5000〜10000円程度かかるのが普通だがネカフェならナイトパックで3000円以下で利用できるところが多い

ネカフェに泊まる時に確認したいこと

ネカフェで泊まる場合、ビジネスホテルと違って付いているものと付いていないかもしれないものがある。その点について先に確認しておくほうが泊まった時に困らなくてすむ。

リクライニングは宿泊には避けたい

フラット席が空いてない場合は近くに他にもネカフェがあるなら出来れば店を変えるのをおすすめしたい。隣の駅に移動するというのもあり。それぐらいリクライニング席はきつい。血行が悪くなり、腰が痛くなることすらある。

スリッパ、ブランケットは大体ついてる

寝る時に使うブランケット、スリッパは大抵ついているが付いていない場合もあるので先に確認しておくほうが良いだろう。席についているところとフロントで借りるところがある。

シャワーは付いていないところと付いているところがある

付いている場合も有料のところと無料のところがわかれている。シャンプーやタオルなどは大抵20分で200円とかの有料で使うパターンとなっている。

歯ブラシ・クシなどのアメニティーが充実しているところもある

歯ブラシは割りと付いているところが多いと感じる。私は大体マイ歯ブラシを持ち歩いているので不要ではあるがたまに荷物から出すのが面倒な時は使ったりする。

外出可能かどうか確認しておくと便利

12時間パックだと長過ぎて途中で外に行きたくなる場合もある。晩ごはん食べたいけどネカフェで売ってるご飯(かなり充実していることもある)では食べたいものがないとかいう時は外で食べるし、ネカフェにシャワーが無いときやどうしても風呂に行きたい時など。

外出は店によっては先払いしておけば許可が降りる場合がある。もちろん出来ない店も中にはあるので外出したい時は確認しておくと良いだろう。

金庫があるかどうか

普通、置き引き対策で財布や携帯電話などが入る小さい金庫が付いているが中にはない時がある。

あるかどうか確認しておくと安心である。もし個室内にこういったものがなくてもコインロッカーがある場合もあるのでよく調べてみる必要がある。

予約できるか

会員であれば予約できる店もあるので予約出来るかどうか確認しておくと便利。たまに混み合っていてリクライニングチェアしか空いてない場合などあり寝るにはちょっとつらい時もある。

そんな時に予約しておけば安心して泊まれる。通常予約できるのは会員のみなので先に会員になっておくと良い(全国チェーンの店なら自宅近くで会員になればどこでも使える)。

ネカフェに泊まるのはここが辛い

ネカフェは一応泊まれるけど宿泊専門でやってるわけではないので色々辛いことがある。ここで少し紹介しておく。

汚いところがある

掃除が行き届いていなくておやつのカスとかが落ちているところやなんか椅子が古くて破れてるところとかがある。

前行ったところは小さいゴキブリがいたので何度か利用していた店だがその時以来行くのを止めた。店によっては非常にキレイな場所もあるのでどこでも汚いわけではない。

すげぇうるさいところがある

これに関しては地域が重要で下町ほどうるさい。飲み屋街が近い場所だと酔っぱらいが来たりしてなんか寝るには向いてない店もあるので注意が必要。

繁華街から離れているところのほうが安心できるが、基本的にネカフェは仕切りがあるだけで個室ではないのでそこそこうるさいのが普通。耳栓は必需品。

私の場合、東京に行くときは新宿周辺は避けてちょっと電車に乗って落ち着いた駅へ行くことが多い。中央線の阿佐ヶ谷とか荻窪あたりまで行くととても静かで最高のネカフェがある。

あと注意したいのが店内の人が静かでも、入口近くだと呼び出し音のピンポーンみたいなのがやたらうるさい時があり、寝れないので入口近くの席は避けたい。他の場所が空いているか聞いてみて無ければ覚悟するか他の店に行くとよいだろう。

快活CLUBの完全個室はもはやホテル

快活CLUBというインターネットカフェがあるがここは以前から少し高級にして利用者の評価が高かった。

知っている人は多いと思うがソフトクリーム食べ放題で飲み放題のジュースにリアルゴールドがあるのが特徴。

そんな快活CLUBが近年大きく変化して、完全個室型のインターネットカフェになってきている。
漫画を読みたい人用に仕切りがあるだけの椅子席もあり、差別化が図られている。

この、完全個室だがめちゃくちゃ快適に寝れるのでホテルの必要性を感じないレベルと言ってもいいかもしれない。

オートロックのドアで防犯対策もバッチリだし、横の部屋の音など全く聞こえない防音性の高さ。もちろん空調設備もしっかりしているので暑い寒いということで困ることは無いだろう。

値段は場所によって異なるが大都市の駅前の場合、少し高くてナイトパックが無いことが多いので12時間パック4000円程度の料金がかかる。渋谷などの巨大駅の場合、ナイトパック休日料金8570円とかなり高額だ。

ただ、少しだけ電車に乗って北区の王子駅にある快活クラブへ行けばナイトパック2570円と大幅に安く利用できるので周辺の快活CLUBを調べると良いだろう。

鍵付き個室はチェア・マットともにフルフラットになるのでどちらでも好きな方を選べばいいだろう。予約も可能なので事前に行く時間がわかっているなら予約しておくのがおすすめ。
チェア
これは完全個室のチェア

宿泊施設としてのネカフェのまとめ

ドヤ街から見る夜景
私の場合割りと朝早くから行動し始める事が多くて釣りの時とか朝の4時からでかけたり、寝るのも深夜の1時過ぎとかになるのでぶっちゃけビジネスホテルだと元が取れない。

そんなわけでよくネカフェを使うのだがそこそこ使い勝手が良くて十分使えると思う。

ネカフェ難民という言葉があるようにネカフェで寝泊まりしながら生活するのもありなんじゃないかと思うほど快適なところもある(車があれば荷物を持っての移動も楽だし)。

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