コンカフェがこれほどまで増えている?なぜ儲かるのか?

コンカフェがこれほどまで増えている?なぜ儲かるのか?
最近、コンカフェが増えている。なぜコンカフェが儲かり続けているのか?

今回はそれについての考察を書いていこう。

スポンサーリンク

そもそもコンカフェって何?

まず、コンカフェというのは何なのか?であるがコンセプトカフェの略であり、何らかのコンセプトを持ったカフェということになる。

基本的にメイドが多いが「アクデモ」のように悪魔のコンセプトだったり、「ギャラクティカ」のように宇宙うさぎだったり、それぞれの店にコンセプトがある。他にも「パニエ」のようにノーコンセプトがコンセプトという特に何のキャラ付けもない店もある。

そう言われるとメイドカフェと何が違うのか?と思うかも知れない。

メイドカフェがコンカフェの元となった業態でメイドコンセプトのカフェだが現在コンカフェとして広がっている店は大手のメイドカフェとはかなり違う。

コンセプトをしっかり守っているのが昔ながらのメイドカフェでコンカフェはコンセプトはただ単に店の雰囲気がそんなコンセプトってだけで店員はコンセプトを気にしていない。

めいどりーみんやらあっとほーむかふぇのような老舗のメイドカフェは店に入ると別世界に来た感じになるし、キャストがしっかりとお帰りなさいませご主人さまと言ってくれるがコンカフェは「おかえりー」って感じでゆるい。買える時も「言ってらっしゃいませご主人さま」と言ってくれるのがメイドカフェで「ありがとー」って送り出してくれるのがコンカフェ。

店においてあるメニューに関してもコンカフェでオムライスが置いてある店はまれであり、基本フードは出前が多い。

飲み物に関してもメイドカフェはコーヒーとかが多いと思われるがコンカフェは基本酒

コンカフェに置いてある酒はホストクラブにおいてあるような酒が多く、シャンパンはエンジェルが多い。

店員に未成年が多いのでシャンパンの代わりにシャンメリーがあったり、クソ高いミネラルウォーターであるフィリコがおかれていたりする。

とにかくインスタ映えする商品が多くてイベントの時はシャンパンタワーを作ったりする。

なぜコンカフェが増えているのか?

これに関しては需要と供給がマッチしているからである。

需要は安く、かわいい子と楽しく飲んだり遊んだりしたいという需要。基本料金が飲み放題で1時間2000円台ということでどれだけ安くても普通4000円以上はするキャバクラやらガールズバーよりもかなり安い。

女の子の質としても場末のガールズバーのようにかなりぽっちゃりした女の子が2人ぐらいしかいないというのではなく、若くてかわいい子が5人以上いる店が多い。

供給は女の子側なのだが、コンカフェはカフェなのでこれまでガールズバーやらキャバクラ業界に入って稼ぎまくろうというような野望のある女の子ではなく、かわいい衣装を着てメイドさんやって働いてみたいというこれまで普通のレストランやらカフェで働いていた若い女の子がコンカフェに入ってくる。

そのへんのチェーンのレストランで働くよりも少し給料が良いぐらいの時給で若くてかわいい女の子がどんどん働いていくれるのである。

基本安く飲めると言っても、オプションで女の子にドリンクをあげればキャバクラと同じく別料金で800円とか加算されるし、チェキも1枚1000円とかを何枚も撮る人がけっこういるし、イベントになればシャンパンが乱れ飛ぶのはキャバクラと同じ。

チェキを何枚も撮る理由は基本的にガールズバーと同じで女の子は時間でチェンジするのだがチェキを撮るとお絵かきをしてくれるのでその間は一緒にいることができる。一緒にいたいので何枚もチェキを取るのである。

最近は推し活という推しの女の子に貢ぐのが若者の文化となりつつ有り、AKB商法とかで注目を浴びているが推しのためにカネを使うのが当たり前になっている。そういう文化との相性もよく、とにかくコンカフェはホストクラブのように金が動いている様に見える。

コンカフェの女の子のツイッターなどを見てもテキーラ一気とかコカボムタワーとかまるでホストの世界のような感じになっていたりする。

なぜコンカフェが増えているのか?まとめ

上に書いたように働いている女の子はファミレスに色を付けたぐらいの金で働いてくれる。

別に金が欲しくて働いているわけではなく、かわいいお洋服を着ることが出来てカワイイ女の子たちと客に酒を出したりカラオケで一緒に歌ってあげたり、チェキに落書きしてあげるだけで金が貰えるなら別に辞める理由もないって感じで仲良く働いている。

キャバクラのように太客の取り合いみたいになってどろどろしたバトルにならないので、女の子が他の店に逃げたりしづらい。

採用コストもSNSで募集をしたりするだけでも集まるし、店の女の子のフォロワーが応募してきたり、なんなら客の女の子が応募してきたりする。

キャバ嬢のようなスカウトに払う膨大なコストも不要であり、非常にコスパが良い。

非常にローコストで営業できるメリットと共に推し活という推しに貢ぎたいという文化がマッチして利益率は異常なレベルで高い。
接待を伴わない営業となるため夜18時から朝の11持まで営業している店もあり、信じられないぐらい高効率な金集めが可能となっているのも大きい。

そう考えるとコンカフェはやればやるほど儲かる状態になっていると言え、ひたすら増え続けているのは必然ということになる。

この前、とあるコンカフェ経営者に聞いた話では店作って半年でもう一店舗作れる金が口座に溜まっていたということだった。
まさに今はコンカフェバブルという状態なのだろう。

既存店との利益の食い合いが発生してそのうちこの状況は収まっていくとは思われるものの、今はまだコンカフェは増殖期にあると言えるだろう。

感謝→Amazonの履歴を御覧いただきありがとうございます。収益はサイト運営に大切に使わせていただきます。

\SNSリンクボタン/