サバイバルファミリーを見て電磁パルス(EMP)攻撃後に生き延びる方法を学ぶ
サバイバルファミリーという映画をDVDで借りてきて観たのだがとても面白く勉強になった。
軽く説明すると東京に住むとある普通の会社員の家族がある日突然電子機器が全く使えなくなってしまった日本で生き延びるためにひたすら西へ向かい旅するという物語。
この映画を観て思ったのがこれって今話題になっている北朝鮮のミサイル攻撃の一つである電磁パルス攻撃(EMP)と同じ状態なのではないかということ。と言うより最初はこの映画はEMPによる電子機器のダウンだと思っていた。
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電磁パルス攻撃とは?
おそらくすでに色々なところで報道されているので知っている人が多いとは思うが電磁パルス攻撃(以下EMP)とは上空何万メートルのところで核爆発を起こした場合、地上部分にある電子機器が全滅してしまうという恐ろしい攻撃方法のことだ。
核攻撃自体ははるか上空なので特に大きな被害は無いものの電子機器が全滅してしまうことにより医療機器からライフラインまで全てがダメになり都市機能が全滅し多くの人が犠牲になる可能性が考えられる。
恐るべきはその影響範囲で一発の核爆弾で日本全土が全滅してしまう可能性もある。
参考北朝鮮言及の「電磁パルス攻撃」、高空核爆発でインフラまひ
EMP対策を考える
北朝鮮のEMPでこの映画のような電子機器が全滅する事態になった場合どのようにすればいいのか?この映画の内容から学んでいこう。
マッチとライターは必要
ライフラインでいちばん重要なのは水であるが煮沸すれば井戸水でも飲むことが出来る。
映画では水をくれと浄水場へ行くもポンプが動かなくて水を汲み上げることが出来ないということだった。
でも公園にある井戸なら手動で動くからそれで水をくみあげてくれと言っている。もちろん煮沸しなければお腹を壊す可能性のある水ではある。
そして、店は水が貴重品であるということから強気な値段設定にしてペットボトル一本2500円で売る店が現れる。これに関しては東日本大震災の時に浄水場が放射能汚染されて一気に都内の水が買い占められたのを見ると本当に起こりそうだ。
このことを考えると井戸水を煮沸消毒できると水の確保がとても楽になると考えられる。
ガスコンロがあればとても楽に煮沸消毒できるが最悪その辺の川とかで流木を拾ってきて燃料にすれば煮沸ぐらいは余裕でできるので火をつけるライターもしくはマッチがあればいいということになる。
食料は野生から得る
映画にも出てきたが野草は食べることが出来る物が多く、たんぽぽなどは葉も根も食べることが出来る。毎年七草粥と言って食べているのも野草として生えている植物ということを考えると野草はとても重要な食料になる。
他には昆虫は栄養豊富な食べ物でタンパク源として様々な未開の部族の食料として紹介されている。芋虫や幼虫など容易に手に入るので焼いて食べたりすると良いだろう。特にセミは昆虫食研究家にもおすすめされている食材である。
参考おいしいと噂のセミの幼虫を素揚げにして食べてみた結果。
平常時に食べるレベルの食材では無さそうだが非常時なら我慢して食えなくもないかもしれない・・・。
あと海辺に食料を探しに行くなら貝を取るのがおすすめだ。川の河口とか砂浜で干潮時に掘ればハマグリやホンビノス貝などの貝が取れる。岩に着いている貝を取るのも良いだろう。逃げ足の速い魚をとるよりも貝が簡単に取れる上栄養価も高くてサバイバル食材としてはとても優秀。
食料の長期保存には乾燥か燻製
食べ物がたくさん採れても長期保存できないものが多い。昔見たイントゥ・ザ・ワイルドという映画では巨大なヘラジカを仕留めたものの肉の処理が出来ずにほとんど腐らせてしまってがっかりというシーンがあった。
一気に大量の新鮮な食べ物が手に入った時は長期保存できるようにまずは塩漬けにして乾燥させるか燻製にするとよい。
電子機器が使えなくなったら農村・漁村が最強
ライフラインの止まった都会に居ても全く意味がない。食料は生産できず奪い合いになり略奪やら何やらで夜も眠れないだろう。
その点田舎なら自給自足によって食料を生産することが出来、今のような電化製品に囲まれた生活になる前の昔の生活を送ることで生き延びる可能性が上がる。
北朝鮮のEMP後の世界で生き延びる方法まとめ
電磁パルス攻撃を受けると電子機器がダメになるので電化製品だけではなくスパークプラグを使った車も使えなくなるし、都市ガスも自動的にストップして本当に都市機能が麻痺する。もちろん電話も使えず、スマホはただの文鎮。
今の日本は本当にそう考えると電気を使った製品に頼らざるを得ない生活をしていて、もしも全てがだめになってしまうと生活が江戸時代まで戻ってしまう。
とりあえずマッチとライター、ガスコンロの他に干物と燻製作れるグッズは用意しておくと役に立ちそうだ。
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