伏線回収しまくりの快感!湊かなえ「少女」書評
必ず2回読みたくなる、そんな作品に久しぶりにであった。
まず、この作品ははっきり言って湊かなえ氏独特のあのえぐさが非常に濃いのでピュアな人は読んだあとなんか気持ち悪くなるかもしれない。まぁ普通の大人ならスッキリ感の方が大きいような気もするが俺はそこまで伏線回収していらんって思ったのは事実。。。
あまり書くとネタバレしてしまいそうなのでネタバレしない程度で紹介しておくとこの話には2人の少女のまわりを取り巻く人々の話が書かれている。
俺には理解できないようなよくわからんブランド物が好きだったり変なことをかっこいいと思ったり、独特な恋愛感とかなんとも難しい話でついていけない感じではあったものの会話とかが多いので基本的にすぐに読めてしまう。
はっきり言って物語後半になってからの疾走感は最高に気持ちいい。え?っと思っている間にどんどん話が転がっていき、あれとあれが繋がってあれとあれも繋がって、え?え?マジで?これも?そうなるんかぁああ!!!って感じで気持ちよく終わっていくだろう。
私の中でのおすすめ度は星5つ中、星3つ。
ひとまず読んで損はない作品。新幹線東京大阪間で大半読んでしまえるような暇つぶしには結構ちょうどいい作品であるだろう。
感謝→Amazonの履歴を御覧いただきありがとうございます。収益はサイト運営に大切に使わせていただきます。