ベーシックインカムがあればブラック企業が無くなる

ベーシックインカムがあればブラック企業が無くなる
ベーシックインカムというのは政府から生きていくための必要最低限のお金を貰える仕組みで基本的に働かなくても生きていくことが出来る

この仕組には賛否両論がありベーシックインカムがあれば働かない奴ばっかりになって国は破綻するとか財源はどこから出すのか?などの問題があるもののブラック企業で働く人間はいなくなるし、貧困問題はなくなり犯罪が減るというような良いこともある。

今はまだ実証実験の段階であるが様々な国でベーシックインカムの実験を行っていることを考えるとこの制度は近い将来世界を変えるシステムかも知れない。
参考ベーシックインカムの導入実験を行う8カ国 —— 社会保障の新しい仕組みを模索

そこで今回はベーシックインカムについて色々書いてみたい。

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機械化が進む

最近、色々な場所に出かけたりして感じるのがだいぶ機械化が進んでいるということ。

今回は最近機械化によって無くなった仕事を探してみよう。

レジ係

これに関しては2段階の機械化があると思う。

1段階目は商品をスキャンするのは係の人で計算するのが機械のパターン。お金をいれると自動的に釣り銭が出てくる。この機械化でレジ締め作業の誤差がかなり無くなったのではないだろうか?

2段階目はお客さんが自分でスキャンするパターン。100均の店などはほとんどこれになっている。レジの台数は10台ぐらいあっても人員が1人で回せるぐらい手がかからないことを考えると相当な人員削減になっていると思われる。

レストランの配膳係

猫の配膳ロボットが配膳してくれるようになりつつある。他にも廻る寿司のように自動的にレーンで注文の品が運ばれるようになってきている。

これによりレストランはホールのスタッフを大幅に削減することが出来るようになって来ている。

注文もタッチパネルで行えたり、スマホから注文できるようになっている。

店内掃除

イオンでは店内掃除をしながら特売セールのアナウンスを行うロボットが動き回っていた。このロボットのおかげで掃除スタッフを減らすことが出来てついでに広告も出来るようになった。

芝刈り機

ミヤシタパークでは芝刈りロボットがルンバのごとく芝刈りを行っていた。これが一般化すれば多くの公園や河川敷、堤防などの除草作業がロボットで行えるようになるだろう。

競馬場の芝の管理などもロボットで管理した方がデータが取りやすく、荒れている部分のチェックや肥料散布などを自動化出来て今より楽にきれいな状態を保つことが出来そう。

他にもガソリンスタンドのセルフスタンドなど昔は人間がやっていた仕事はたくさんある。ITの世界でも問い合わせ窓口がチャットボットに置き換わっている。コールセンターもそのうちAIに置き換わるのではないだろうか?

というわけで誰も働きたくないような店には人が集まらなくなり全部機械化される。一部機械化されない部分に関しては高額な賃金を支払って人がやるというふうになるだろう。

好きなことをやる人が増える

人間が単純労働から開放されたらどうなるのか?働かなくなるのか?そうではない。人は好きなことで生きていくようになるのである。

現在も食ってはいけないけどやりたい仕事がある人達がたくさんいる。それは漫画家であったり、ミュージシャンであったりダンサーであったりといったエンタメ系の仕事に始まり、模型作りだったり園芸だったりたこ焼き屋だったりほんとにいろいろな事が考えられる。

ベーシックインカムが存在しない現在は野垂れ死にしたくないから本当はやりたいけど出来ないと言う人がたくさんいる。

一部のパトロンを手に入れた画家やミュージシャンなどは金持ちからの援助をベーシックインカムにこういう仕事をしている人がいるが本当にごく一部である。

それがベーシックインカムに守られて生活に必要な文のお金が手に入るようになれば例え儲からなくても楽曲を制作するミュージシャンが現れ、儲からないけど絵を書いて売る人が現れ、儲からないけど朝から晩までダンスの練習に明け暮れて人々を楽しませる踊りを踊る人が現れる。

結局お金が入らなくてもしたい仕事というものはあって今はお金が稼げないからあきらめていると言う状況なのである。

ベーシックインカムはこういった好きを仕事にしたかった人々の助けになり、本当は才能にあふれているのに金のために稼げるけど面白くもないような仕事をしている人たちを開放することが出来る。

ベーシックインカムがあれば世の中がもっと明るく面白くなるのは間違いない。人間結局のところ何もしないで死ぬまでだらだらすることなど出来ないわけだ。

プロのニートを公言しているphaという名前で活動している人がいる。

このプロのニートの人は何もしたくなくて働きたくなくてダラダラしたいと言う理由で会社をやめ特に何の仕事をするわけでもなく生活しているのだがプロのニートを公言しているにもかかわらず本を出版している。更に自分と同じような人間のための生活の基盤を作るということでギークハウスというシェアハウスを運営している。

プロのニートなのにダラダラしていないのである!

この人の収入源は趣味で作ったウェブサービスとかサイトからの収入で自動的に稼げる不労所得。いうなればベーシックインカム

そう、働かずにダラダラしたいと考えている人ですら本を出すとかシェアハウスを運営するとか言ったクリエイティブな活動をし始めるわけである。元々やりたいことがあった人だったらもっと色々人のためになるような面白いことをやるだろう。

だからこそ私はベーシックインカムを推奨したい

もしも好きで始めた制作活動によって莫大な収益を得たとしてもこれはベーシックインカムの財源のために9割税金で持っていかれるとしてもやる人はいると思う。人間お金に困ることがなければ稼ぎまくる必要は無いのだから。

ベーシックインカム導入についての私の結論

好きなことで生きていく人が増えれば文化も発展して世の中が明るく面白くなるのは間違いない。

古代ローマの文化があれだけ発展したのは奴隷が仕事をしてローマ人は基本的に暇だったからだろう。同じ頃日本は古墳時代だったことを考えると水道橋を作っていたりコロッセオを作っていたローマ人とは天と地ほどの差が生まれているわけである。

ベーシックインカム導入は世界人類の発展のために必要なシステムであると私は思う。

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