競馬するために東京行ってきた話(前編)

競馬するために東京行ってきた話(前編)
今年何がしたいですか?と前の会社で聞かれて東京競馬場に行きたいですと答えて早半年、やっと行ってきたのでそのレポートを書いていこうと思う。

6年ぶりの東京

東京に住んでいたのが2014年までですでに10年の年月が経っている。

フリーのプロブロガーになって東京のイベントに参加するために毎月のように東京に通っている時期があったが派遣社員になってからは時間が有り余ることもなく、東京へ行く機会がめっきり減り、最後に東京へ行ったのがサートゥルナーリアが勝ったホープフルステークスまで遡る。実に6年ぶりとなる。

バスで東京へ向かう

今回は無職ということでできる限りカネを使わずに東京遠征をしなければならない。

東京大阪間の移動手段はたくさんあるが一番いいのが飛行機でその次が新幹線だと思う。飛行機は1時間ほどで着くのに安い便を使えば1万円程度で行くことが出来る。

今回高速バスを使った理由は安いからの一択だ。正直移動時間が8時間かかるのはマジできつい。体へのダメージはかなりのものになる。寝てれば着く夜行バスではなく、昼行バスを使ったのは体へのダメージを極力抑えたいからである。

昼行バスの場合、起きている時間が長いので意識的に体を動かしてダメージを少し軽減できる。夜行の場合、朝バスを出ると体がバキバキになっていて寝たとは思えない疲れが残るが変な体勢で動かないのがとても良くないのだと思う。

ということでひたすら起きて小説を読み続け東京へGO!読んだ小説は「トヨトミの野望」というフィクションながらトヨタの内部を描いた物語である。めちゃくちゃ面白くてネトフリでドラマ化してほしいレベル。こんなエンタメみたいなトヨタの内部本当だったらすごすぎる…。

結局渋滞に巻き込まれたりして渋滞中は前後へのGがかかることで三半規管が狂いなんか普通に若干酔った感じになりながら東京駅に到着した。1時間遅れの9時間かかったのでかなりしんどい…。

大井競馬場へGO

この日、大井競馬場ではイグナイターとシャマルというG1馬が走る重賞の東京盃が行われる。20時5分からなので余裕で間に合うってことで暗くなった東京駅から浜松町へ向かい、大井競馬場前へ。

平日だけど重賞だからかかなり人が多い。

最近いつも見ているYouTubeライブで見知った騎手を生で見ることが出来て嬉しい。6年前は南関の騎手と言えば御神本か森泰斗か的場文男ぐらいしか知らなかったが今は野畑や達城も知っている。藤江渉も覚えた。

馬場の方を見ると昨年入れ替えられた白い砂を生で見ることが出来た。オーストラリアから搬入した砂は細かくてきれいで地方競馬とは思えない。都競馬相当儲かってるな…。

トゥインクルファンファーレも久しぶりに生で見ることが出来て嬉しい。

馬券の結果は遊びで買って全部外した…。パドックで調子良さそうなマックスを馬券に入れるか悩んだ結果、実力的にこの馬は4着やってことで切ったら2着に来ちゃってマジで相手に入れときゃ三連複2万円超えゲットできてたやん…という悔しい結果に…。本命はシャマルでした。まぁ本番はJBCなんでシャマルにはJBCでこの負けを取り戻させてもらいます。

メインレースが終わって無料バスで大井町へ行き、松屋で飯を食う。今どき見なくなった昔ながらのセルフではない松屋だったが味付けがしょっぱすぎるという松屋とは思えない不味さだった…チェーン店の良さって味のばらつきのなさなんだと思うが…。

せっかく東京来たんだから富士そばにしときゃよかったと思いながら宿をどうしようか考える。馬券が当たったらホテル、だめだったら漫画喫茶にしようと思っていたので秋葉原へ向かう。翌日上野の博物館の競馬70年特別展を見たいから。

久しぶりの秋葉原

軽く見て回ったがインバウンドの外国人だらけ。大阪は道頓堀周辺が9割外国人みたいな状態になってるけど東京はそうでもないのかと思っていたが秋葉原は外国人に人気なのかめちゃくちゃ外国人だらけだった。

久しぶりの秋葉原だったがそんなに大きく変わった感じはなかった様に思う。時間が遅めだったことで開いてる店が少なかったこともあるだろうが。

快活CLUBで泊まろうと入るが東京は条例があるからということで大阪で作ったアプリの会員証では入れない…身分証明書の提示が必要なようである。面倒なことに370円払ってカードを作り直すことになった…。

この店はどうやら椅子席と個室しかない店らしい。調べるとナイトパックが無く、9時間で4130円かかるらしい。ホテルよりは安いけどこの値段だったら南千住のドヤに2000円で泊まった方がいいような気がする…。

ってことで調べたら王子駅の快活CLUBなら近くなのにナイトパック8時間2000円という半額料金なのでそっちへ行くことにした。よく調べなかったことで470円無駄にしてしまった…。

王子で宿泊

王子の快活CLUBへ到着。ここは完全個室ではなく、上が空いた普通のマット席だったが横になって寝れるので良かった。一応鍵もついていて快活CLUBもだいぶ進化しているのを感じる。

23時ぐらいに支度を済ませて寝ようとしたが全然寝れない。昼間バスで結構寝ちゃったのが響いてるのか?このネカフェは外の音が丸聞こえなのだがおじさんが喉を痛めているのかめちゃくちゃ咳をしまくっていてうるさすぎる…。

やっと寝付いたと思ったら若者がそのボリューム寝てる人がいる場所で喋るボリュームじゃないって!ってぐらいの普通の話し声で喋りまくっているのが聞こえる…ナイトパック8時間2000円のクォリティーはこんな感じなのだろう…しょうがないのでノイズキャンセルイヤフォンで音をシャットアウトして寝ることにした。

浅い眠りで朝を迎え、上野へ向かうことに。

上野はさほど変わらず

朝飯は上野で食おうかと思っていたが電車が止まっているという状態だったので王子のマクドナルドで朝マック。月見マフィンを食ってみた。朝なのに値段が600円以上というセレブ飯。まぁあの過酷な環境で寝てかなりの宿泊料金を浮かせたので食っていいと思う。

上野へ着いて不忍池を歩いて時間を潰し、それでも時間が余って国立博物館が開く9時までマクドナルドでコーヒーで時間を潰す。小説の続きが面白くてあっという間に1時間以上の時間が潰せた。

博物館へ着くとまだ開いてなかったので噴水のところで時間を潰す。科学博物館の前に小学生がめちゃくちゃいる。さすが上野。他の人は半分ぐらい外国人。さすがインバウンド。

開いたようなので入ることにした。チケットの列はほとんど外国人…前来た時はおじいさんとかが結構多かったイメージだけど今は殆ど外国人になっている…。

館内も前はガラガラだった様に思うが外国人がかなり多くて更に今回は中学生の社会見学的なのもいっぱいいて混雑がすごい。

目当ての競馬70周年記念特別展は空いててラッキー。競馬の歴史を学べる展示だった。今では考えられないようなこともたくさんある。
ルメールのサイン入りユニフォームとか超すごい。ドバイの優勝トロフィーとか激レアなグッズも展示されていて本当に来てよかった!


一応他の展示品をひと通り見て博物館を後にした。前も見たはずだけど小判とかあったっけ?ってなる。前回はまだ金が高騰してなかったので興味があんまり持てなかったのかもしれない。

上野駅近くの富士そばでカツ丼セットを食ったが安すぎて驚き…。蕎麦の太さがバラバラでこんなクォリティーだったっけ?ってなったけど普通に味は美味かったのでオッケー。

上野を出た後、最近再開発が激しい渋谷へ移動する。

渋谷はかなり変わった

渋谷はこの6年で全く違う姿になっている…。東急百貨店が取り壊されているのでスクランブル交差点の姿が大きく変わっている。更にビルがいっぱい出来ているので風景が全く異なっている…マジでこんなに変わるか?ってぐらい変わってしまったので一旦駅を一周してみる。
ヒカリエ方面もだいぶ変わったし、桜丘方面も大きく変わっている…。めちゃくちゃキレイなビルが林立しているがこんなに建てて需要あるのか?

渋谷もインバウンドのパワーで外国人だらけ。スクランブル交差点を自撮り棒持ちながら歩くやつが多すぎる…とんでもない時代になっちまったもんだぜ。

渋谷と言えばあの超高層ビルの屋上の展望台だなと思って登ってみるかと調べてみたら料金2500円!ネットから予約すると300円安くなるらしいがそれでも高い。
スカイツリー(2400円)より高いのである…。

なんか流石に2500円あったらもうちょい他で使いたいなって思ったので他にないのか探してみるとヒカリエの11階に無料の展望フロアがあるって書いてあったので行ってみることにした。

めちゃくちゃいい感じなのに無料!スクランブル交差点を一望出来るナイスビュー!原宿方面もよく見えるし全然十分ここでいいわってことで楽しめた。

原宿へ向かう

なんかだいぶ変わった宮下公園の様子を見ながら原宿まで歩いてみることにした。

ミヤシタパークはたしかにすごくておしゃれな店がたくさんあるフロアがあるし、屋上は公園になってて休憩できるし、なんかまじでいい感じのエリアになっていた。ホームレスの居場所を奪うな!みたいな声があったが確かにホームレスは居づらいだろうね…なんでホームレスの居場所なんかこんな都心のいい場所に与える必要があるのかわからんが…。

原宿も外国人だらけになっていたが色々おしゃれな店を見ることが出来たので楽しかった。大阪には猫カフェとかフクロウカフェとかしか見当たらないが原宿にはマイクロブタカフェとかカワウソカフェがあって流石だなと思う…。

新宿へ向かう

原宿は満喫したので新宿のトー横が話題なので行ってみることにした。

JRの駅の壁にジャンププラスの広告が貼ってあったがファイヤパンチがあってめちゃくちゃテンションが上がる。チェンソーマンなんかよりもファイヤパンチなんだよ!

東口から出て驚いたのが小田急百貨店が無くなっていること…モード学園のビルが丸見えなのが違和感…。新宿も変わるよねェ…。

少し行くとアルタのところであの有名な猫のやつがあった。しばらく見ちゃったぐらいよく出来てる。マジですごいよね。

歌舞伎町の方へ歩くと見慣れたドンキホーテ。あのへんは意外とあんまり変わってない。昔よく行ってた店もまだある。

トー横へ行ってみると昔ボーリング場だったところがでかすぎるビルになっている…前来た時はVRゾーンだったのに…。

ここに来た目的はゲーセンの下にあるサウナでひとっ風呂浴びるため。まだあるかな?と少し心配だったがまだあった。

前来た時と比べて圧倒的にきれいになっていてペイペイも使える!タオルセットと1時間入浴料で1200円を支払う。

昼間から最高の風呂を味わい、めちゃくちゃ充実したマンガコーナーでゆっくり漫画を読んで店を出た。

その後、晩ごはんを食べに原宿へ向かう。

せい家という家系ラーメンの店がまだあるのか?味は変わっていないか?を確認するためである。

まだ原宿にせい家はあり、料金は650円という今どきだとかなり安い値段で頑張っていた。私が東京に出てきた22年前は500円だったが流石に値上がりはしている。それでもあの頃牛丼が290円とかだったことを考えるとこの店の値上がりのなさは異常だろう…。

味はこんな味だったっけ?ってなるレベルではある。別に普通の味。正直他の店のクォリティーが上がりすぎていると思う。その分値段も高い店が多い。大阪の最高の家系ラーメンよし川と比べると劣るレベルだが値段が200円ぐらい安いのでそりゃそうだろうとしか思わない。普通に美味かったのでオッケーだ。

グルメ的に満足したので翌日の東京競馬場への移動を加味した国領へ向かう。

完全個室の快活CLUBはもはやホテル

国領は昔住んでいた狛江に近く、土地勘がある場所で昔は開かずの踏切に泣かされる場所であった…。国領と言えばあの高田純次さんを生んだ場所でもある。

快活CLUBは府中にもあるし、調布にもあるのだが国領はナイトパックがあって料金が安い。府中に比べて1000円安いと考えるとかなりオトクな気がするのでこちらにした。

ここの快活CLUBはタオルがあれば無料でシャワーを使えるのでドヤとほぼ同じサービスと言える。個室はオートロックで防音性が高く、空調も効くしマジでホテル…。料金はナイトパック2790円。もちろんソフトクリーム食べ放題でドリンク飲み放題、漫画読み放題。神だ…。

近くには東横インがあったのでそちらにしようか迷ったのだが東横インは8100円。5000円も安くなるなら漫画喫茶でええやん。

結局近所のコンビニにビールとおつまみ買いに行って無料で見れるマッドマックスフィリオサを鑑賞して前日うるさすぎて眠れなかった分寝た結果、11時間経っていたので12時間料金の4370円になっていたがこれだけ楽しんで東横インより4000円近く浮くなら全然有りでした。

駅前のマクドナルドで朝マックして東京競馬場へGO!

後編へ続く

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