新NISA開始!2024年の株式相場は?
最近やたらと株式市場が注目されている。
なぜか?それは新NISAが始まったからである。
新NISAって何って人は各自調べて欲しい。あちこちで書かれているのでここであえて説明はしないが、簡単に言うと一定の金額以内なら株の配当や株の売却益に税金がかからない制度のことだ。通常20%程度税金がかかるので非課税になるのは非常に有利。
最近は株主優待桐谷さんやパックンマックンのFIREなどで注目が上がってきた株投資であるが中々きっかけが無くこれまで投資をしてこなかった人間が多かったと感じる。それが政府の後押しで一気に投資へ流れてくるのを感じる。
そんな2024年の株式市場だがどうなるのか?投資家歴20年近くになる私が時々相場について書いているシリーズを久しぶりに書いてみる。
私がこういう記事を書く時は株式市場の天井が近いタイミングであることが多いことは先に行っておく。2020年もブログを書いた直後にコロナショックで大暴落が起こった。すぐにジャブジャブ金融緩和で戻ったけど…。
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2024年は辰年天井
こういう周期ってのは必ず存在していてバブルというのはバブルで痛い目にあった世代が引退した後、バブルを知らない世代がまたバブルで踊ることになるというのは歴史が証明している。そう考えると団塊の世代が75歳を迎える2024年というのは完全なる世代交代の年となる。
日経平均がバブル後の最高値を更新した後、止まること無く上昇し続けている。今後も調整はあるだろうがしばらくは上がるのではないだろうか?
株の格言で辰年天井というのがあるが2024年はちょうど辰年天井の年になる可能性がある。それがいつ天井になるのかはわからないがとりあえず天井まではイケイケドンドンで株を買い続けて良いのではないだろうか?
なぜまだ日経平均が上がるのかというとまだ東証の銘柄は割安な株が多いからである。PBRという指数があるがこの指数が1を下回っていると割安と言われている。そんな低PBR銘柄に対して東証が企業の対して株価を上げる努力をしないのなら上場してる意味ないよね?ちゃんと株価対策してくれる?と怒った。
村上ファンドの頃からそうだが日本の上場会社はただ単に東証一部上場という肩書が欲しいだけで市場で集めたお金を投資して稼いだり、人材確保のために使ったりしてないことで日本全体が成長しないという状態になっている。
そんな状況を打破するため、企業の価値を高めて世界での競争力を高めるようにしようとしている。
2022年から東証1部とかマザーズとかの市場が再編されてプライム、スタンダード、グロースに変わってより上位の市場に居続けるためにはしっかりと流動性とか株価対策とかやりましょうってなったわけだが、ぶっちゃけあんまり変わった感じがなかった。
それが2023年になり、だんだんと株価対策に取り組む企業が増え始めたように感じる。
そう考えると、2024年も低PBRの企業による株価対策は本格化する可能性が高いだろう。株価対策というと何なのか?ではあるが自社株買いや増配などがある。基本的に自社株買いをすれば市場で流通する株が減って供給量が減ることにより、需給のバランスが良くなり株価は上がる。もちろん市場で株を買い集めるので必然的にじわじわ上がるのもある。大体IR発表で5億円の自社株買いをしますとか10億円を上限に自社株買いしますとか発表している。
増配は配当アップなので当然株を欲しい人が増えて株価が上がる。
経営者目線で考えると給料増えても税率がどんとアップしちゃって上限まで行けば55%も取られるから配当アップして配当収入上げまくった方が手取り増えるから得やんって思ってそう。創業家とかだと何十億円分も株を保有してるわけだから5%の配当でも数千万円になるしね…。
ってことで2024年はまだまだ株価対策が十分じゃない日本の上場企業が本気になって株価対策を行う年になると思う。
そう考えればまだまだ日本株は正常な値に到達していなくて今の日経平均が特に割高すぎるわけでもなく、今後しばらく上がり続けるという結論に至るのである。
これが流石にもう上がりすぎかなとなるのはPBR1倍以下の低PBR銘柄が無くなった時だと思う。具体的には三菱UFJが人気の低PBR銘柄なのでこの企業のPBRが1以上になった時、割安感が無くなって上がらなくなると思う。
アメリカの大統領選挙でトランプ再選
世界の状況で今年一番大きなニュースはアメリカの大統領選だろう。バイデンのウクライナの件でアメリカはかなりの打撃を受けていることを考えるとおそらくはトランプの方がまだマシだったという事で大統領選でトランプが再選してしまいそう。
トランプは強引な人間なのでアメリカファーストってことでウクライナへの支援をアメリカの経済対策へ変更する。ウクライナにとっては災難だがぶっちゃけアメリカがなんでウクライナの戦争に金を払わなきゃなんないんだって思っている国民は多いだろう。
ってことでウクライナ戦争からアメリカが撤退してしまいウクライナはロシアの傀儡政権に乗っ取られ、ゼレンスキー氏はどこかへ亡命するしかなくなるのではないだろうか?
まぁどうなるかは私のような人間にははっきりとは言えないけれどトランプ再選となれば株は上がるだろう。
まとめ
正直、年明け早々日経平均がここまで急激に上昇するとは思わなかったが辰年天井に向けて今後もしばらくは上がり続けてバブルの頃の最高値は更新してくれると思っている。もしかするとすんなり4万円を超えて4万円半ばぐらいまで上半期で行く可能性すらあると思う。
まぁそんなことを思ってるとガッツリ下がることもあるのが株式市場なので気を緩めてはいけないとは思う。
とりあえず、天井を超えて20%下がったら自動的に一旦全部売ろうと考えている。損切りのタイミングを間違うと数年塩漬けにしなければならなくなるからだ。私の保有銘柄にはもうあと何十年持ってもかった値段に戻る可能性がほぼゼロなのに売っても二束三文なので売る意味もない株が残り続けている…。逆テンバガー銘柄…。配当も株主優待もなく、いっそのこと上場廃止になればいいのにと思うレベル…ちゃんと損切り出来ていれば…。
損切りのマイルールだけは投資をする上で一番最初に決めておくべきだと言わせていただきたい。
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