わかってないと大損?株投資でやりがちな間違い6選
株投資をしてきてたくさん失敗してきたがこれまで「やっちまったなぁ」と思うことを5つ紹介する。
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下がってる株を買う
株を買う時は安い時に買って、高い時に売りたいと考えるのが普通だと思う。底で買って天井で売れれば非常に効率よくお金を稼ぐことが出来るからである。
なので株のチャートを見て、半年前と比べて50%も下がっているとか最近1ヶ月で20%も下がっているとか言う株を見つけるともしかしたら今が底で元の値段に戻るだけで20%とか50%とか稼げるんじゃないか?じゃなくてももうこれ以上は下がらない気がする。
ってことで割安感から株を買ったりする事がある。
ただ、なぜ下がっているのかがはっきりと見えていない状態で下がっている株を買うのは危険すぎる。半年で50%も下がっている場合などなにか有って業績が悪化すると思われているわけであり安くなっているから買うというのは愚の骨頂と言える。
数年前今の10倍はあったクックパッドなど下がり続けて全く戻る気配は無いがこれに関しては料理のレシピは動画で見る時代に変わってしまって需要が激減しているからである。
時代が変わればそれに取り残された会社の株はもう過去の値段に戻ることはない。
あと言えるのが下がっている株は下がり続ける可能性のほうが高い。これは慣性の法則に近い。
動いているものは動き続ける力が働き、止まっているものは止まろうとし続ける法則である。
株も上がっている株は上がろうとし続ける場合が多く、下がっているものは下がり続ける事が多い。
買う時は上がっている最中の株を買うのが正解。下がってる株がこれ以上下げないかどうかなど投資の神様でないとわからない。
とにかく底で買って天井で売ろうなどという浅ましい考えはやめ、頭と尻尾は残しておけの格言の通り、腹一杯まで食おうとせず少しずつつまんでいく方が上手くいく。
配当高い株を買う
高配当株はなぜ高配当なのか?を考えればわかるが基本的に高配当になってしまっている場合が多い。
JTなど超高配当で有名だった(2021年2月に減配)がこれは事業の成長性に疑問があり、投資対象として魅力的ではないと判断されてどんどん株価が下がった結果7%という超高利回りになっていたのである。
他にも銀行株など今後の成長性が乏しく、株価が上がらないため配当利回りを良くしなければ株価を維持することが出来ないという場合もある。
年間5%の配当利回りがあったとしても5%ずつ株価が下がるなら持っていてもなんの意味もないと言える。
また、配当の権利落ち日に配当利回り以上に株価が下落することもあるし、決算発表で減配が出ると一気に売られて暴落することもあるのがリスクだろう。売りたい時に大きく下がっている可能性があるので売りづらい。
ただ、最近は高配当で有名な商社系の株価が上がり始めているのでタイミング的には高配当株を買っても株価が上がって配当もゲットできて非常に良い状況になる場合もある。
乱高下している株を買う
銘柄によっては時価総額が低くちょっとしたことで暴騰したり、暴落したりする銘柄がある。そういう株は儲かる時20%とか30%とか儲かることもあるが、下がる時も同じぐらい勢いよく落ちることもある。
精神的にかなり辛いのがこういう銘柄でもしも副業で投資をやっている場合、気になって本業の仕事中にチェックしなきゃならない事になったりする。
朝、10%上がってて昼売ろうと思ってたらマイナスになっているとかもあり、タイミング次第でプラスにもマイナスにもなるような株を持っていると精神をやられてしまう。
ギャンブル性が高すぎる株は投資ではなく投機になってしまうので避けたい。
危ない株を買う
上場廃止が決まっているとか粉飾決算の噂があるとかやばい会社の株を買うと痛い目にあう。
こういう株は最終的にマネーゲームの対象になって1円が2円になった時に売るみたいなことになるのだが私はスカイマークを上場廃止直前に買って一瞬上がった時に売ろうとして売れずに3万円消えたことがある。
マジでなんて馬鹿なことをしてしまったんだと嘆くばかりだった…。
勝手に伸びそうと決めつける
これは私の昔販売員をしていた会社の標語みたいなものなのだが、「勝手な判断事故の元」という言葉があった。
まさに株にもこの言葉が適応できてなんとなく伸びそうみたいな勝手な判断で株を買うとえらいことになりがち。
最近買った株がまさにこれでKIYOラーニングというeラーニングの会社なのだがステイホームでやること無くて自己投資したい人が通信教育を受けてスキルアップする機会になるのでは?と勝手に判断して伸びそうと思い株を買った。
ただ、アナリストの投資判断をあとあと見直すとeラーニングはライバルもいてリスクが有り、最近の株価は明らかに割安水準ではなく中立とすると書かれていた。
今回の決算発表で伸びるかと思って買ったわけだが怖い気がして買った値段で売っぱらって決算をまたがなかったが決算も普通で株価は4%も下落した。逃げ切れてギリギリ助かった形ではあるが1ヶ月以上ヨコヨコでこの何買っても上がるタイミングで100万円も動かせなかったのは後から考えると痛かった。
買う時は勝手に判断せずにアナリスト予想があるのならそれを見ないとダメだし、掲示板とかで調べてみたり質問してみたりして熟考してから買う必要がある。
売るタイミングを決めていない
はっきり言って売るタイミングを決めておかないとダメ。
最近も超長期投資をしようとして釣具などでおなじみのダイワを運営するグローブライドの株を買ったのだが一旦下がって一気に上がった。40万円ぐらいで買った株が50万円近くまで上がったのを見て上昇ペースが速すぎるので一旦下がる可能性があると見て売った。その後更に一気に上がって80万円と買った時の2倍ぐらいまで上がっている。
40万円の利益をとれたはずの株をたかが8万円程度で利確してしまったのであった。
他にも明らかに割安と感じてバリューコマースの株を30万円近辺で買ってすぐに33万円に上がったのを見て利確。その後バリューコマース株は40万円を軽く超えて45万円を超えている。15万円の利益を取れたはずがたったの3万円しか利確出来なかったのである。
株を買うときはどれぐらいの成長を見込めるか?どのタイミングになったら売るか?を予め決めて置かなければならない。
時価総額的に見てグローブライドの成長性は見込めていて株価が将来的に2倍になると考えて買ったのに8万円の利益で売ってしまったのは明らかに売るタイミングを決めていなかったのが原因である。
まとめ
株での失敗をまとめてみたがいかがだっただろうか?
逆に言うとこの失敗の反対をやれば株投資は相当うまくいく可能性があるといえる。
下がってる株ではなく、3連騰とかしているような上がっている株を成行で買うとしばらく上がり続ける可能性があるので着実に稼げる可能性があるし、配当利回りが高すぎる株を避けたり乱高下している株を避けたりノリで買うのを避けたりすればかなりリスクをヘッジすることが出来、着実に稼ぐ事ができるだろう。
(投資は余剰資金を使ってやりましょう)
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