勤め先がついにコロナ倒産した

勤め先がついにコロナ倒産した

とうとうこの時が来たか…という感じではある。

勤め先が潰れた理由

完全に新型コロナによる不景気が直撃している。

会社の事業としてはウェブ制作などいろいろなプロモーションなのだが顧客の半数が夜の街の店。こういうところは大体単価が高く、利益率も高い。直運営しているポータルサイトもあり、中国語対応だったりしてインバウンドの需要もかなりあった。
昨年にはドン・キホーテとコラボして専門誌を作ったりして集客したりもしていた。

そんな夜の街関係の仕事がもはやほぼ売上がなくなっている。ポータルサイトも閉鎖となり、完全に制作部の仕事がほとんどなくなっている。
そう考えるとまだ持ったほうだという感じすらある。赤字に陥ってから10ヶ月くらいは耐えているわけだから。

潰れゆく会社の様子

私は派遣社員なのであるがまず、新型コロナの流行で緊急事態宣言が出た時に、3ヶ月契約だった契約がどうなるか全くわからんので1ヶ月契約に変更してくれと言われる。

同僚として同じ会社から派遣されていた派遣社員も同じだったが、電車で出社している社員はパソコンを貸すから自宅作業にしてくれと会社から席が無くなった。

なんとなく、その同僚は緊急事態宣言が終わったあとも帰ってこなさそうと思ったがその通り、1ヶ月後契約終了となり、単発で仕事を受注する外部スタッフとして今働いている。その人はフリーでも働いていて法人化もしているらしいので多分助成金がもらえるはずなので今年は大丈夫だろう。あくせく働く意思も無さそうで単発の仕事以外やっていないし就職活動もしていないらしい。

その頃、某スクールでプログラミングを学んだとかいう20歳の若者が入ってきた。時給1000円で勉強しつつ仕事を覚えるとのことだった。

私の予想では、その若者がそこそこ使える人材だったら私の席をその若者に置き換えて経費削減しようとしている感じがした。なんと言っても派遣社員は時給が高い上に派遣会社に対しても上乗せして払わないとダメなのでおそらく私の場合は時給1800円に派遣会社の取り分を足して月45万とか払ってそうだ。かなりでかい経費だろう。

辞めさせたかったかもしれないが、なんだかんだで夜の街関係以外の仕事がまだ残っていて病院とか専門学校のサイトの更新作業をする人間が必要ってことで辞めさせられることはなかった。多分全然美味しい仕事ではないけど赤字では無い感じ。見積もりとかも見させてもらってたけど病院のサイトにちょっとワードプレスの機能追加して80万とかもらえていて、私を雇い続けても赤にはなんないって感じはした。

他の社員は

制作事業部は全員解雇となるとのことだった。なんか知り合いの会社が制作事業をしているらしく、その会社で働くらしい。おそらく今の顧客をそのまま持っていけるはずなので仕事は続けられる感じだとのこと。

ほぼ私よりも年上の人しかいない会社なのでこのコロナ禍で転職活動となるとかなり厳しい状況が想像できただけに移り先があってよかったとは思う。

その会社に入りたいなら口はきくと言ってくれたがなんかSESメインの会社らしく、JAVAかRubyを勉強することにはなるとのことだった。
正直SESにいいイメージは無く、JAVAとかRubyを今更勉強してまで働く気にもならないので断っておいた。

今後どうするか?

はっきり言ってこういうこともあろうかと新型コロナが流行る前から自炊してちゃんと貯金しはじめていて、今年は釣り竿もリールも一つも買わず、釣りも近所でしかせずガソリン代を節約。車も去年売っぱらって全部JT株になっている。

そのおかげでもしも一切収入が無くなったとしても計算上、今のままの生活で2年以上は困ることはないだけの貯金がある。小規模企業共済も100万以上にはなっているはずで何かあった時も多分大丈夫。

ということで、おそらく新型コロナが落ち着くまでは気長にいい仕事が来るのを待ち続けるだろう。

切羽詰まった人間ほど愚かな過ちを犯すので、こういうときこそ心にゆとりを持って行動したい。

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