ノマドワーカーしてみてわかったメリットデメリット

カフェのイメージ
カフェで働くノマドワーカーと言うのが以前話題になった。

ノマドとは遊牧民のことで遊牧民のようにいろいろな場所へ行って仕事をする人のことをノマドワーカーと言う。PCが有れば出来る仕事をしているなら基本的にPCとスマホがあればどこでも仕事ができる。

ノマドワーカーは主にカフェやコワーキングスペースなどの無料Wi-Fiスポットが有るところで仕事をしている人が多いが山へ登って空気のきれいなところで仕事をしたいとかでモバイルWi-Fiを使って仕事をしたり、ドライブついでに仕事をするということでサービスエリアとかに行って毎日違う場所で仕事をしたりすることも可能である。

こんないろいろな場所で仕事をするノマドワーカーであるが果たしてその作業効率はどうなのか?いいことばかりなのか?そう言った疑問について今回は3年間の自営業生活を送っていた私がノマドについて紹介してみる。

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カフェで仕事をするのは作業効率アップになる?

私がよく行くのは近所のコメダ珈琲だが電源とWi-Fiがあるカフェはどこにでもあり今や都会ならノマドワークし放題と言ったところだろう。
カフェで作業すると効率が上がる理由の一つが周りに人がいるのであまりだらけたことが出来ないというのがある。
ブロガーが家でブログを書いているともう無茶苦茶たくさんの誘惑がある。ヤフートップからニュースをみてしまったり、ツイッターしたりフェイスブック見たり、YouTube見たり・・・TVがあればそれを見てしまうこともあるだろうしマンガなんかも誘惑してくる。
そう、家では全く集中出来ない場合が多いのだ。
だからカフェで仕事をすればそういう誘惑があまりなくて作業に集中することが可能だといえる。
記事を書くことに集中することが出来て一気に一本記事を書いたり連続して記事を書いたりすることも可能になる。
なぜならあまりにも長居してしまうとなんか悪い気がするので流石にドリンク一杯だったりすると1〜2時間が作業時間の限界だと感じるからである。それ以上いる場合は追加注文したりして気を使う。
ということでこういうプレッシャー的なものを感じるというのも作業に集中することの出来る原因になる。
他にもカフェという雑音があることで作業に集中できるとかカフェの匂い雰囲気が良くて居心地がいいので作業効率がアップするとかいう効果もあるだろう。

カフェではしにくい作業もある

私の外出先で使うパソコンは13インチのパソコンなのであるがこのサイズはブログの記事を書く分ぐらいなら特に問題なく作業可能で家でやる分に比べても大して変わらない。
ただ、イラストレーターを使った画像作成やフォトショップを使った作業、複数ウィンドウを立ち上げるような作業をするのはかなり画面が小さく作業効率がダウンする。
画面のサイズは作業デスクのサイズと言われるぐらい重要なものであり、プロのクリエイターは基本的にでかい画面で作業するかデュアルディスプレイで作業している。
それが13インチの小さな画面で作業することになると一つの作業ぐらいなら難なくこなせるもののマルチタスクが極めて非効率的であり非常にストレスがたまるという事になる。

私のノマドワーク

私は上記の理由からブログの記事を書く時に集中したい時や気が向かない調べ物をする時など集中したい時にカフェで作業することが多い。
エクセルでまとめたりブログの記事を書き溜めたり色々なサイトから情報を集めたりという作業ぐらいならノートパソコンで問題なく作業可能だからだ。
それ以外のアイキャッチ画像を作るとかサイトのデザインを調節したりとかイラストレーターを使ったりというような画面サイズが欲しい作業は基本家でやる。
ということでぶっちゃけノマドワークは本当にやってる時間が少ない。どこでも出来る仕事だからと言って外でやると作業効率が落ちることもあり外でやれる作業は限られていたりするのである。
だから本当に作業効率を考えると自宅の作業環境を整えて作業に集中しやすい環境を整えたほうがいい。私のデスクチェアは10万円以上のエルゴヒューマンでその辺のカフェの椅子で仕事をするより圧倒的に座り心地がいいし、画面も大きくてパソコンの処理能力も家のデスクトップの方が上。
結局ノマドワークに憧れていてもそんなに頻繁に外で作業をすることはないのだ。(気分を変えたい時に行くぐらい)

旅先で仕事をする?

よく、ノマドワークなら旅先でも仕事ができて世界中どこでも働けるということを言っている人がいる。
確かにブロガーなどのパソコンだけで出来る仕事の場合、沖縄だろうが北海道だろうがネットの回線さえあれば仕事は可能である。ホテルの部屋で書いたり、旅行先のカフェでパソコンを開けば仕事場になると言うのは本当だ。
ただ、ぶっちゃけ旅先でガッツリ仕事ができるか?というとそれは疑問で軽くブログを更新したり、取引先からのメールに返信するぐらいは出来るがガッツリ仕事モードで作業出来るとは思えない。
なぜなら旅行はそれなりに体力を使う事が多く、スケジュールもそれほどユルユルでもないので仕事をするタイミングがない場合も多い。あとは何より旅先で仕事をする気にならないというのが大きい。
ブロガーみたいな自由に時間を使える仕事をしているのになぜわざわざ作業するのにあまり向いているとは言えない移動時間に記事を書かなければならないのか?そんな細切れの時間にちゃんとした記事がかけるとも思えない。
電源を気にしたり、Wi-Fiが繋がりにくかったり外で作業をするのは無駄にストレスがたまるのだ。旅先は基本的にアウェイだと考えておいたほうがいいだろう。

イオンのフードコートで一週間仕事をしてみた

引っ越ししてから近所にイオンのWi-Fiが無料のフードコートがあるのでそこで1週間夕方から閉店まで仕事をしてみた感想を書いてみる。
まず一番ダメなのがWi-Fiがちょいちょい切れるところ。最悪なことに渾身の広告文が消えてしまうという悲劇に・・・。この後からもうグーグルドキュメント以外で文章を書かないと決めたのであった…。
環境としてもフードコートはファミリーや子供連れの客が多く、マジでうるさい時がある。とにかくヘッドフォンは必須と言っていいレベルである。
案内放送もやたらうるさくて環境は最悪レベルに近い
ただ、平日夜のフードコートは人がだいぶ少ないので椅子はいっぱい空いている。結構豪華な椅子とかもあって座り心地は悪くなく、夕方から閉店までいても十分仕事は可能と思われる。
イオンは回線と客層の点においてかなりマイナスが大きいので無難にカフェがあるならカフェに行ったほうがいいだろうな。
まぁイオンのフードコートは空いてたら飯食わなくても利用できるので無料と言うのが一番のアドバンテージか。外で仕事したいけどどうしてもお金がないという場合はイオンのフードコートへ行こう。

ノマドワークって実際どうなん?のまとめ

インターネットの仕事は場所にしばれること無くどこでも働くことが出来るというメリットは有るが結局外で作業するよりも家で作業したほうが圧倒的に快適な環境で仕事をすることが出来る
だから毎日外で仕事をするという人はそう多くはないと思う。
家では子供がうるさすぎて作業に集中できないとか家族が邪魔をするような状態だとか隣の家の人がやたらうるさいとか家の環境が著しく仕事場として向いていない場合は毎日外で作業をするという人も中にはいる。
そういう人は外での作業を快適化するためのアイテム(ノートパソコン向け外付けディスプレイなど)を買ったりして工夫している。
ノマドワークは合う合わないがあると思うのでとりあえずノートパソコンを持って近くのカフェへ出かけてみることから初めてみればよいだろう。
参考超快適!iPadをMacやWindows機のサブディスプレイにするアプリ「Duet Display」
外で快適に仕事をしたいなら確実にこういうサブディスプレイがあったほうがよい。

こういった電源をUSBから取るタイプなら電源がない場所でも利用可能。

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