アフィリエイターと風俗嬢は似ている

ヤバイイメージ
https://www.flickr.com/photos/carianoff/
最近色々な記事を見ていて思ったのがアフィリエイトって人を救う事もあれば人を底なし沼に引きずりこむこともあるんだなってこと。
アフィリエイトってのはぶっちゃけ上手くいくと簡単に何万円もそれこそ本当に成功している人は何百万円も稼ぐことが出来る。簡単かどうかはその人の実力次第なので本当にすごい人なら一年で月100万円稼ぐようなサイトを作れたりする
ただ、それを体験してしまうとぶっちゃけ普通の会社で普通の人と同じように労働出来るかというとかなり厳しい。よく副業でアフィリエイトをやっている人がいるが上司に注意されたり理不尽なことを言われるたびに「お前の給料の何倍もアフィリエイトで稼いでるんだからな」と見下してしまい怒りが湧いてくるという。
私の場合もアフィリエイトを始めたのは10年以上前なので仕事をしながらアフィリエイトを副業にしている時期があった。その時期で大体月15万程度はアフィ収入があったわけなのだが上司にお前やる気ないんだったら今すぐ辞めろよ!とかお前さてはクビになりたいんだろ!とか相当言われた時に、心のなかでは「まぁクビになったところでアフィリエイトやれば普通に問題なく生活できますがね」と思っていた。(この会社はブラックで納期が近いから2週間泊まり込んで納品が終わったので仕事を引き継いで有給で連休取ったらこの暴言だよ。結局辞めていったのはその上司というオチなんだが…。)
本業以外に馬鹿みたいにカネを稼いでしまうと本業が嫌になった時、辞めてアフィリエイトやればいいという選択肢が出来てしまうのがヤバイんだよ。
逃げ道が出来てブラック企業からの解放という利点もあるが普通の会社でもアフィリエイトで本業以上に稼いでしまうと会社辞めてもいいんじゃね?って思ってしまう。

風俗嬢と同じ

フルで働いている風俗嬢ってなんで風俗嬢をしているのか?俺も昔はなんか借金とかいろんな深刻な理由があってしょうがなく風俗嬢をやっているんだろうなと思っていた。
だが、最近風俗嬢になんで風俗嬢をしているのかというインタビューを読んでその概念が根底から覆された。
風俗嬢は普通の仕事がやってらんないから風俗嬢をやっているということだ。
最初は借金とかがあったり、生活が苦しすぎるという理由でアルバイト感覚でキャバ嬢やガールズバーをしたり、リフレとかマッサージ的なソフトな夜の仕事をやってみる。すると昼の仕事では考えられないほど簡単に金が稼げることを知ってしまう。
夜の仕事でたくさん稼いで昼の仕事より稼げてしまったりすると昼の仕事なんて上司の顔色伺ったり、セクハラおやじに耐えたり、お局に嫌味言われたりという辛い仕事なんて辞めてしまっても全然行けるってことに気づく。
結果、一番効率よく金の稼げる風俗嬢という商売に落ち着くということである。(キャバとかは人間関係に疲れるとか)

アフィリエイトにハマると人生が狂うのまとめ

アフィリエイトを知ってしまうと極普通の働き方が馬鹿らしくなってしまう。
普通の仕事だったら顧客のご機嫌とって仕事を受注したり、クライアントの満足する物を納期までに納品する必要があるので過酷な日程で仕事をしたりしなければならなかったり、上司に叱られて切れそうになったり、どれだけ大きな仕事を取って一生懸命働いても増えない給料に涙を流したりと辛いことがたくさんある。
アフィリエイトは上司も部下もなく、顧客さえない。ただただパソコンに向かって記事を書くか外注スタッフに指示をするなどの作業がほとんど。それで金が稼げてしまう。
収入の増減は激しく、作業をサボったりすると収益に直結したり、グーグルの機嫌が悪くなるとサイトを飛ばされたりして眠れない日もあるが基本的に会社員をやるよりは多分楽だと思う。
人間は楽なやり方を知ってしまうと中々しんどい方へは戻りづらい。精神力がない人間はどんどん楽な方へ流れていき、結局最終的にアフィリエイターという専業でやることになってしまうだろう。
それで何十年もアフィリエイトだけで食っていければいいがこの職業が生まれてそれほど長くはなく、このまま食っていけるぐらいの収入が続くかどうかは誰も知らない。
専業アフィリエイターは爆弾を抱えながら今日も記事を書き続ける。

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