車を買うべきか迷っている人に知ってもらいたいことまとめ
車を買って早2年半ぐらいが経とうとしているので経験を踏まえて、車を買おうか迷っている人に自家用車を持つべき理由と、こういう人には必要ないと思うところを書いてみる。
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車を買うべき人はこんな人
田舎に住んでいる人
田舎はどこへ行くにも車がないとどうにもならない。私の田舎は宮崎県なのだがコンビニなんてどこにもない。ボロっちいスーパーが近くにあるのでそこで大体の物を調達できるが歩くと多分片道30分ぐらいはかかる。山なのでアップダウンも激しい。
めちゃくちゃ歩くのが好きとかなら車なしでも日常生活を送ることが出来るかもしれないけど、基本的に田舎に住むなら車が必要だと思っておいたほうがいいだろう。
車が好きな人
TBSアナウンサーの安東氏は仕事が終わった後、ドライブするのが好きすぎて東京から箱根は毎週のように通っているとのことだ。気がついたら東名をひたすら7時間乗っていたこともあるという。
確かにドライブは楽しいけど流石に7時間ノンストップで走り続けるというのはちょっと意味がわからない…。ただ、これぐらい車が好きな人は結構いるようで、車が好きすぎてたまに車の中で寝るという人もいる。
私も愛車のデミオが好きで車中泊も何度かしたけど流石に車中泊がしたかったから車中泊をしたのではなく、かなり長距離深夜ドライブしたので眠気に耐えられずサービスエリアで仮眠をとる感じだった。デミオのシートはすごくフィットする座席なので全然疲れなくて寝るのも結構快適。
ということで車がめちゃくちゃ好きって人は時間が空いたらドライブ行くと思うので自分の車を持っていたほうがいいだろう。
趣味がアウトドアの人
私がそうなのだが趣味がアウトドアで早朝出発だったり、深夜出発だったり車を使う時間が不定期だったり、ちょっとだけ時間が出来た時とかにさっと車で出かける事が多い人間は車が常にあったほうがいい。レンタカーだと予約がめんどくさすぎるのである。
更に、アウトドアの道具は結構かさばるし、準備が大変なのだが、車は荷物置き場としても使えて常に車に積んでおいても構わないもの(シューズや寝袋など)を置いておけば行きたい時にすぐに遊びにいける。
ゴルフが趣味だったりする人もクラブを積んでおけばいつでも練習に行けたり、ゴルフ場へ行くこともできるだろう。大きな会社は接待ゴルフが出勤扱いになったりするので、車を持っておいたほうがいい人もいるだろう。
子供がいる人、家族がいる人
子供がいたり、家族がいる人は結構車を使う機会が多いので(雨の日の送り迎えなど)車を持っておいたほうが良いだろう。
職場が車通勤オッケーの人
うちの父親の会社は田舎の田んぼのど真ん中の工場なので基本的に交通手段が車か徒歩か自転車になる。バスは本数が少なすぎて役に立たない。
そんな場所が職場の場合は毎日車を使わざるをえないため車を持つ必要性があるだろう。
他にも車通勤が会社で認められていて交通費が支給されるとか、自分の車を営業車として使うことが認められていて車両費(ガソリン代・駐車場代)が経費になるという友達もいた。
自家用車を持つ必要がない人、持たない方が良い人
自家用車は所有するだけでお金のかかるものであり、レンタカーやタクシーを使ったほうが安くつく人もいるので、車を持たないほうがいい人も紹介しておこう。
都心に住んでいる人
地下鉄や在来線の駅が近く、どこへ行くにも徒歩で全く不便さを感じないのが都心。こういうところで車を保有する場合、持ち家で車庫があるとかで無ければ駐車場代が高く付くだろう。
東京都心に関して言うと一人暮らしのワンルーム並の駐車料金がかかってきて維持費がとんでもなく高くつく。生活費を圧迫するレベルの駐車場代がかかるところに住んでいる場合は車が必要な時タクシーを呼んだほうが確実に安くつく。
都心で車を所有していいのは代々その地に土地を持っている資産家か、それなりにでかい会社を経営していてすべて会社の経費に出来るという人ぐらいか。
最近は都心でもカーシェアが普通になってきているのでこういうところに住む人はタイムズカーシェアなどを使うのが一番賢い選択だと感じる。
インドア派の人
インドア派の人間に車はいらない。休みの日は家でゲームしていたいとかそういう人は、基本的に車を持っていてもそれほど使わないので必要な時にレンタカーを借りるか、タクシーを使うぐらいの方が安くつくだろう。
自転車でどこへでも行ける人
時々、ちょっとレベルの違う自転車好きがいるけど通勤で3時間以上かけて自転車を漕いでくる人がいる。相模大野から渋谷まで30キロ以上の距離をロードレーサーで毎日通う人というのを聞いたことがあるがこういう人はおそらく車を持つ必要性がない。
私もクロスバイク愛好家で休日は片道2時間30分ぐらいかけて大阪から神戸まで行ったりする。
そうなってくると本当に車などなくても普段の生活に何も困ることはなく、全く必要性を感じないわけである。
貧乏な人
車はマジで金食い虫である。都会なら駐車場代が1万円以上確実にしてくるし、ガソリン代も最近は結構高いところで推移し続けている。
どこへ行っても駐車場代が発生して数時間で1000円とか取られるところもあったりする。家族や友人大勢で移動するならこのくらいは安くつくぐらいかもしれないが一人で使っているとかなり割高に感じる。
貧乏な人間が車を所有していると確実に家計を圧迫するだろう。毎年数万円の自動車保険が必要だし、3年経ったら数万円の車検がある。ぶつけたら修理代もかかる…。
自家用車は今の時代不要になりつつある
上でも少し触れたが、都会に住む場合はカーシェアがかなり普及していてちょっと使うぐらいのレベルならカーシェアを利用したほうが圧倒的に安くつく。私の住んでいる難波にもたくさんのタイムズカーシェアがあり、その数が増え続けている。車種も結構新しいものが多く、いろいろある。
田舎暮らしの人には不可欠かもしれないが最近は都市に移り住む人が増えていて東京の人口は増え続けている。今の時代車はどんどん不要になっていると言えるだろう。
自家用車の未来の話
自家用車は未来には無くなるのではないかと思われる。電気自動車で自動運転車が普及していけば自宅に車がなくてもアプリで予約しておけば勝手に家の前まで配車されてそれに乗って移動することが出来る様になるだろう。
わざわざ眠いのに朝早くから渋滞を避けるために車の運転をしたりする必要もなくなり、酒を飲んでもタクシーを呼ぶ必要もなくなる。今後は急速に自家用車の出番が無くなっていく。
更に自動車のEV化も自家用車に向いていない。バッテリーの充電が何らかのトラブルで出来ていなかった場合移動できなくなるというのは自家用車には不都合すぎる。基本的に今普及し始めている電動自転車のサブスクのような形でEVの自家用車が運用されていく。そうすればバッテリーの充電がフルの状態の車をアプリで呼ぶだけなのでとても都合が良い。
そのうちバッテリーが交換方式となるだろうがそれに関しても自家用車で運用するのが面倒になる。
ただ、スポーツカーなどの趣味の領域では自家用車はまだ存在し続けるだろうが今のように各家庭必ずと言っていいほどミニバンやら軽自動車やらを保有するという形はあと20年ほどで終わると予想される。
自動車はサブスクかローンで買おう
20年以内に時代が変わるので今後車を買う人は残価設定型ローンかサブスクで買うべきだろう。昔のように10年以上大事に乗り続ける時代は終わっている。
ローンは借金なのでキャッシュで買ってしまいたくなるが自動車ローンはこの国では非常に優遇された利率に設定されているので必ずローンで買うようにした方が得である。
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