【書評】エッセンシャル思考を読んだので大事なところをまとめてみる

「最小の時間で成果を最大にする」という副題がついたエッセンシャル思考という本を読んでめちゃくちゃためになったと感じたので忘れないようにまとめておくことにする。

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エッセンシャル思考は物事の本質を考えさせられる本

エッセンシャル思考イメージ
エッセンシャル思考より

どういうことかというと、今の時代様々なやるべきことに満ち溢れ、仕事でも余暇でも何を優先させればいいのかがわからなくなっている人が多くいる。

これらの人は非エッセンシャル思考で色々なことを同時にこなそうとしているため、一つ一つにかけることの出来る時間が減ってしまい、結局どれもこれも中途半端で完成度が低く労働のわりに生産性が低いという状況が生まれているのだ。

それがエッセンシャル思考になれば物事の本質を見極める考え方を身につけることで今一番何が大切なのか?やるべきこととやらないで良いことを見極めることができるようになる。

その結果、本当にやるべきことに最大限の労力を使うことで生産性を上げることが出来るということなのである。

例えば出る必要もない会議に出ることをやめて会議の要点を後で聞くことで何時間も時間を生み出すことが出来る。

何かを手に入れるには何かを捨てなければならない、全てこなそうとしてもどんどん生産性が下がってしまう。何を捨てるべきなのか?何がほんとうに重要なものなのか?をもっと考え無ければならないということだ。

まず立ち止まって考えることで生産性を上げるのがエッセンシャル思考なのである。

生産性を上げるために重要なことの例

この本で一番印象に残ったのが睡眠時間に関する話。

人は睡眠時間を削って仕事をしたり、プライベートの時間を作り出したりして生産性を上げようとしているが、本当に生産性の高い人は睡眠時間を削らない。

アマゾンのジェフ・べソス氏や元大統領のクリントン氏の言葉を引用して睡眠時間の大切さを紹介している。毎日4〜5時間しか寝ない人は血中アルコールが0.1%の人間と同じぐらい生産性が低いとの実例も書いている。

よく、寝てないアピールとかする人がいるが生産性が低いアピールであり、いつも酔っ払ってるアピールなので聞く耳を持たないほうが良いだろう。

私の記憶によるとホリエモンこと堀江貴文氏もどんなに忙しくても睡眠時間は削らないと言っていたはずだ。

私も若い頃は馬鹿みたいに徹夜して仕事しまくっていたが確実に集中力は下がり、ミスが増えて生産性は下がっていたと感じる。

他にはとりあえずをなくせという話もなるほどなと感じた。60%の出来でとりあえずオッケーをしていたのを止めて90%以上の出来じゃなければならないということにすることで質を高めることが出来た結果生産性が上がったということだ。

よく私は色々な物をとりあえず使えればいいかとあまり気に入って無くても買って使っていたが、だいたいそういう商品を使うとすぐ壊れてしまったり、使いづらくて結局使わなくなってしまったりしていた。

こういうことを無くすためには最初にこだわり抜いてベストな商品を選び、それを使うことで生産性が向上するのである。

他にも様々なオファーを断ることで生産性が上がるというような目からウロコな話も書かれていて非常に参考になった。

エッセンシャル思考を読んだ感想まとめ

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エッセンシャル思考より

エッセンシャル思考を身につければムダに忙しく、無駄に疲れ切ってしまっていた状態から抜け出せるかもしれないと感じた。

今の世の中は無駄にやることが多すぎて仕事だけでも大変なのに、付き合いで飲みに行ったり、週末は無理に予定を詰めすぎて週明けの仕事にも響いてしまうなど現代人の無駄に忙しい病が蔓延していると感じる。

人生はもっとシンプルに生きることが出来る。何を自分の中心にして何を残し、何を切り捨てるかを考える必要があると考えさせてもらえた。

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