会社員ってリストラ怖くないの?

死役所っていうマンガの最新刊にリストラされたホームレスが増水した川に流されて死んでしまうという話が出てきたのでちょっとそのことについてブログにしておくことにした。

40代の転職の厳しさ

悩んでる人
このブログでも時々転職の話題を書いたりしているが20代から30代前半までの求人はめちゃくちゃ多い。私の場合も20代で5回転職しているが選ばなければいくらでも就職先を見つけることが出来た。

ただ、40代の転職活動は非常に厳しい。条件に年齢制限がある事が多く面接にすらたどり着けないことになる。

このブログで40歳からの転職記事などどこにも書いていないのにたまに「未経験 40代」という検索ワードでの流入がある。何故か?皆必死で検索して40代から新しい職種でやっていけないかどうかを探っているからである。恐らくこのブログはグーグルなどで検索しても1ページ目や2ページ目に載ることはない。良くて8ページ目とか9ページ目ぐらいだろう。

それでも40代で転職先を探している人は必死なのでどこかに希望の光は存在しないか検索し続けるということになるのかもしれない。

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40代から未経験は相当厳しい

私はまだ32歳なので40代を経験しているわけではない。それでもわかるのが新しいことへの挑戦心の大幅な減少。

20代前半の頃はどれだけ厳しいことにでも挑戦するエネルギーを持っていた。

色々な仕事に挑戦して砕け散ったり上手くいって嬉しかったり本当に20代は挑戦の連続だったように感じる。

新卒で販売員として正社員で働き始め、その時は天職だと思いながら働いていたが新しいことに挑戦したくなって20代で挑戦しないと後悔すると思い、見切り発車で会社を辞めて職業訓練に通い、大阪から東京に単身乗り込んで一人暮らしを始めてブラック企業でデスマーチを経験したりしながらもWebデザイナーを頑張った。

その結果プログラミングも勉強できて今のフリーランスの仕事に役に立っている。

これを今30代中盤で出来るか?と言うとまず無理。体がついて行かないだろう。20代後半から何かにつけて体が悲鳴をあげることが増えて体力も相当衰えた。

30代、40代でもやろうと思えば出来るかもしれないが20代の頃に比べるとかなりハードモードからの出発だと考えないと無理だろう。

40代までに足場を固めたい

上に書いた通り、40代から未経験の分野に飛び込み自分で学び成功するのは本当に相当な努力が必要であり、泥水どころか溶けた溶岩を飲むぐらいの気持ちで歯を食いしばる生活をおくる必要がありそうだと思う。

私の父親が40代の後半に転職した話をしておくと40代後半でそれまで働いていた東証一部上場企業の職を捨て退職金で友人と新事業を立ち上げた。

その新事業は1年も経たずに上手くいかずに消えた。特許がおりないという致命的な幕切れだったらしいが私はまだ中学一年生だったのでよくは知らない。

その父親が再就職するまで生活費を稼ぐためにアルバイトをしながら就職活動をして何ヶ月か経った時に以前働いていた会社の元上司が別の会社にヘッドハントされそこで働かないかと声をかけてくれた。

恐らくこれが無ければ一家離散レベルだったと思うが結局転職はうまくいき新工場の工場長として働き始め工場のために睡眠時間3時間とかの日々をずっとおくりながら工場の売上を起動に乗せて会社の稼ぎ頭まで持って行ったようだ。そのおかげで今は会社役員まで登りつめ転職前の倍ぐらいは給料をもらっている。しかも役員なので定年なし!

これほど上手く行った理由を考えると転職後の頑張りプラス40歳までにも元上司に評価されるレベルの実績を積んでいたのが大きいだろう。

なんか聞くところによるとバルブについては東京にある大学の教授が話を聞きに来るレベルの専門的知識を持っていて海洋養殖に使う専門的な道具を共同開発しているとか。

会社でずっと同じ仕事をし続けることで大学教授以上の知識を手に入れることができるということである。継続は力なりとはよく言ったものでどんな素人でもがんばれは日本トップレベル級になることが出来るということであろう。

会社員ってリストラ怖くないの?のまとめ

リストラは怖い。会社員は正社員であろうといつリストラされるかわからない時代になっている。あの巨大な日本メーカーがホンハイに買収され大規模なリストラが行われているのを見ると本当にいつ何があるかなんて誰にもわからないという気になる。

ただ、リストラされてもそれまでに頑張ってきて専門的な知識が豊富で他の会社からも欲しいと思われるような技術力を持った人間は生き残る可能性が高く、上手く行けばリストラ前よりも活躍出来る可能性すらある。

元お笑い芸人で実演販売を始めて一日に何億も売り上げた人なんかもお笑い芸人を続けてきたからこそ得られた人を引き付ける技術力があったから成功したわけでものづくりの分野だけが技術力というわけでもない。

営業マンでも売る力があればどこの会社でも成功するだろうし、フルコミッションの仕事をやればいくらでも給料は上がるだろう。

ただ、それは40代までに蓄積された経験によって得られる技術であり、40代で未経験で0からやろうとしても上手くいかず上手くいったとしても20代の若者と同じぐらいの賃金レベルにとどまる可能性が高い。

どうやって40代までの人生を過ごすか?必死でがんばって経験や技術力を手に入れるか?無為に過ごすか?が40代以降の人生を大きく左右するのは間違いない。

一生使えるスキル

私が今まで転職を繰り返してきて思ったのはプログラミングできる人間は常に人手不足なので40代でも50代でも仕事が必ずあるということ。

看護師の資格ぐらい使える。実際前の会社にも40代でプログラマーをやっている人が2人いたが優秀な人は月80万もらっていたし、仕事丸投げおじさんも月50万もらっていた。

プログラミングという武器はIT時代の現代において最強の武器だと感じる。だから私はフリーランスとして独立して年収を2倍に出来たわけであり、もし失敗してもすぐに雇用先を見つけることが出来ただろう。

プログラミングを学ぶなら未経験からプロのエンジニアを育てるオンラインブートキャンプのようなところを利用してみるのが良いだろう。ついていけるか不安なら無料体験から始めてみるのがおすすめである。

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