回収を急ぎすぎる店はリピートしない
近所に謎のガールズバーがあったので何となく行ってみることにした。
カウンターとテーブル席のある普通の店って感じではある。
女の子は3人いてお客さんは私以外にもうひとりいた。
料金設定は一時間3000円で飲み放題。女の子のドリンクは1杯1000円という風になっていた。
お姉さんは元々キャバクラで働いていたらしく話が上手くてそこそこ美人って感じ?まぁ大正駅の近くのガールスバーのようにクォリティーがえらく低いと言うような店ではなかった。
店の前でキャッチをしていたりはしていないが、普通のガールズバーらしく、女の子が一杯頂いていいですか?みたいに聞いてきたので「どうぞ」と言うと話していない女の子が私ビールお願いします!と横から入ってくる…。いや、そういうシステムなの?って感じではあるがまぁ別に1杯ぐらいならいいかなと許してあげる。
その後普通に話していたらもう一杯頂けませんか?って聞いてくる。普通女の子チェンジするまで1杯で粘るもんなんじゃないのかな?と思いつつも初めて入った店なのでそういうもんなのかな?って感じでもう一杯飲ませると隣から私ビール!ってお前は俺に付いてるのか?って感じの距離感なのに同時に飲み物を追加される。
結局1時間で7000円を支払って帰ったわけだが流石に最近コロナで売上下がってて辛いのはわかるけどエグいなとしか思えない。二度と行かないだろう。
正直札幌のバニーのガールスバー行った時、観光客から思い切り回収するスタイルと同じスタイルに感じた。あそこのガールスバーはドリンクが常に一番高い澪だったからな。一杯おごると2500円になるのが恐ろしいわ。下手なキャバクラより高い。
その強引なやり方を観光客でもなんでもない地元民に対してやるのは悪手だとしか思えないよな。回収が早すぎるんよ。
結局ある程度信頼関係を築くことが出来ていれば週1ぐらいで通う常連になる可能性もあり、そうなれば毎回1杯飲ませてもらってじわじわサブスクのように稼ぐ事ができる。
それを地元民って言ってるのに初回に思い切り回収して「あぁこの店ってやたら金のかかる店なのね」と判断させてリピートさせること無く離れさせてしまうのはまずい。
将来的に何十万円も落としてくれたかもしれない客をたった7000円で逃がすのはかなり厳しいのではないか?
継続して成長させるための戦略はサブスク
今、株式市場で1番伸びている会社はどういうシステムを使っているかというとサブスク(サブスクリプション)式のシステムであり、クラウドサービスのAWSや動画配信のNetflixなどが挙げられる。
他にもパソコンソフトのAdobe Creative Cloudなんかもそうだし、テレビでも車のサブスクとか言ってトヨタなんかも月額課金で車を使うサービスを始めている。
こういう月額課金方式でチビチビ稼ぎ続けるシステムを導入したほうが将来的に大きな利益を得ることが出来ると言えるのだ。
私がバーを経営するならこういうサブスク式のバーを作り、月額料金はかなり原価レベルで安くしておき、何か毎月か2週に1回ぐらいでイベントを行い、そのイベントで稼ぐシステムを導入すると思う。
イベントはなんか誕生日イベントでもいいし、ビンゴゲームイベントでもいい。インディアンポーカー大会とかそんなのでもいいと思っている。私だったら競馬好きを集めて予想大会イベントとか毎週やりたいとか思ったり。
そういうイベントに参加するのに1000円ぐらい参加料を別でもらったり、イベントで負けた人にシャンパンおろしてもらうとか出来るかもしれない。太客なら関係なくシャンパンおろしてくれる人もいるかも知れない。
そういうイベントの告知のためにサブスクで常連客を捕まえておく必要があるといえる。
結局、長く続く店というのは常連客に愛されている店であり、金儲け主義の常に回収のことしか考えていない店ではないと言えるだろう。
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