【独身一人暮らし】大阪と東京の中心での生活を比較してみよう
大阪の中心部の難波に住み始めて10ヶ月以上が経過して大阪での一人暮らしというものがわかってきたので、東京で10年一人暮らしした経験と比較してみようと思う。
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家賃編
東京と大阪を比べると家賃はどれぐらい違うのか?一言で言うと倍以上違う。
大阪の難波周辺の家賃相場は一人暮らしに最適な1Kで約6万円。(参考HOMES)
東京の難波的ポジションの駅である新橋駅周辺の家賃相場は1Kで約12万円。(参考HOMES)
正直家賃相場では比べようもないレベルで東京が高い。よくボンビーガールという番組で上京したての女の子が物件を探すってのをやっているが全く東京の家賃相場がわかっていないとしか言いようのない希望予算を出してくるがそれは本当にしょうがないことなのである。なぜなら東京の家賃はその他の都市とはありえないレベルでかけ離れているから。
東京では3畳ワンルーム物件が人気
東京の都心に近い場所に今続々と建設されていて大人気になっているのが3畳のワンルームである。
3畳ワンルームが人気!都心にリーズナブルな家賃で暮らせる狭小アパートとは? – Yahoo!不動産おうちマガジン
小さな土地にたくさんの部屋を作って人を住ませれば家賃を安く出来るというコンセプトで作られているのだが、徹底的に計算された間取りになっており、廊下も人がすれ違えないほど狭く作られている。トイレもドアを閉めるととんでもない圧迫感で恐らく体の大きな人は住むと凄くストレスを感じそうな感じになっている。
気になる家賃は笹塚駅から徒歩10分の物件で月7万円となっていたが、そこまで安い印象はない。ただ設備は最新で、敷金礼金なしのインターネット無料という条件となっていることから上京したての若者や初めての一人暮らしをする人などに人気とのことである。
まさに東京という家賃が異様なほど家計を苦しめる場所で生まれた住居という感じがする…。家には寝に帰るだけというような多忙な人には最適な物件かもしれない。
食べ物について
一人暮らしをしていると基本的にコンビニ弁当か外食となるのでこの部分に関してはチェーン店を利用する場合はそれほど大きくは違ってこないところである。
大阪の難波にはチェーン店は大体進出していてラーメンなら一蘭、一風堂、ずんどう屋、神座、天下一品・・・大体ある。牛丼も大手3社の他、すた丼も東京チカラめしも進出している。
東京にあって大阪にないのは日高屋ぐらいか。日高屋の野菜たっぷりタンメンは安くて野菜をたくさん摂れる一人暮らし最強メニューだったのでそれは辛い。
自炊に関してはイオンは大体どこでも同じ値段のように感じるのでさほど差は感じない。大阪には玉出があるものの、東京のオーケーストアの方が私は好きである。
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オーケー 株式会社
繁華街について
難波の繁華街は非常に発展しており、店の数が膨大で完全に難波だけで全てが揃う。徒歩圏に全てが揃うのは大阪でも難波ぐらいなのではないかと感じる。
一人暮らしの場合必要なものはダイソー、ドン・キホーテ、ホームセンターなどで全て揃うがこれらは全部徒歩圏に存在しており、ダイソーに関しては複数店舗存在しているのでとても便利だ。
他にも、ファストファッション系の店はH&MからGUまで全部ある。ユニクロに関しても複数店舗あり困った時はすぐに買いに行けるだろう。
遊ぶ所について
東京も大阪も遊ぶところは無数にある。ただ、難波は特に多い場所になっている。東京で言うと新宿レベルで遊ぶ場所が密集している。
飲み屋について
難波も東京も飲み屋は十分にあると感じる。ただ、東京のほうが人が多い分店の数は大阪よりもだいぶ多いだろう。それほど酒に強いわけではなく渡り歩かないのでよくわからないがよく行く店の常連さんは行きつけのバーが5〜6軒あると言っているので多分大阪も相当多いとは思われる。
東京は繁華街が個性豊かで新橋、赤羽、上野、三軒茶屋と味のある店が多いように感じる。人が多いのでそれにより大資本でなくても店が成立しやすく個性の尖った街がいくつも発展してきたのだろう。(大阪も十三やミナミ、尼崎は相当変な店がたくさん成立している気はする)
交通網について
東京も大阪も公共交通機関は縦横無尽に走っていて車を持っていなくても十分生活可能。
違いがあるとすると人の多さか。東京は大阪の2倍混雑しているし、ラッシュの電車は異常に混雑して圧縮される。大阪はまだ密着レベルで押さないと乗り込めないというレベルは経験してない。東京はラッシュ時、常に圧縮されるし、集中混雑により遅れが発生する。
バスに関しても東京のバスは自転車よりも遅いと感じるときが多く、すぐ渋滞するので予定時間に遅れがち。大阪はそこまで激しい渋滞はあまりなくバスでもそこまで遅いと感じない。
時給、給料について
大阪と東京で働いてみた給料を比較してみると東京(新宿西口店)のすき家の時給が、1140円であり、大阪の難波は1000円と東京が十数%高い。一ヶ月に20日間働いた場合は182,400円と160,000円と22,400円の差になる。フリーターの場合。
正社員の場合は東京の中央値が572万円であり、大阪は480万円となる。
家賃は倍ほど違うものの、年収にするとそこまで違わないと言える。仕事の数は東京のほうが圧倒的に多いので仕事を選び放題というのはあるだろう。
IT業界など特殊な業界に関しては東京に一極集中していることもあり、年収の差は大きくなる傾向にある。
ちなみに、私のようなWEBデザイナーの場合は大阪での派遣の時給が1400円〜1600円となるが東京の場合は時給1800円ぐらいのところが多く、時給2000円のところも結構多い。
大阪の求人
東京の求人
その他の違い
イベントの数で言うと東京のほうが大阪よりも多い
東京周辺には東京ビックサイトやパシフィコ横浜、幕張メッセなど巨大な展示会やイベント会場となる場所が存在しており、大阪よりも圧倒的にイベントが多い。大阪の場合は南港のインテックス大阪ぐらいしかイベント会場がなく、他は大阪ドームや大阪城ホールなど限られた箱を使ってのイベントになる。
大阪にいると東京でコミケがあったり、ゲームショーやニコニコ超会議があるのをネット中継とかで見る他ない。(新幹線や飛行機で行けば近いけど金が半端なくかかる)
ほぼ芸能人を見ない
東京に住んでいる時は近所の商店街で映画のロケをやっていたし、街でも頻繁に芸能人を見かけた。オリラジのあっちゃんは3回見たし、小倉優子とか普通にプライベートで子供連れで歩いているのを見たことがある。レディーガガも普通にペットショップにいたのを見たことがある。
大阪で見た芸能人は月亭八方さん、中田カウスさん、井上公造さん・・・ぐらいである。東京に住んでいるときと比べようも無いほど芸能人を見かけないのが大阪の中心部なのである。
大阪と東京に一人暮らししてみて比較した感想まとめ
いろいろと比較してきたがまとめると、華やかなのはやっぱり東京でメディアの仕事とかをしたいなら東京に行くのがいいと思う。大阪と東京では市場規模が全く違う。
他には起業とか商売で成功したいなら東京を目指すのがいいだろう。人が多いほうがビジネスとして成立しやすいと思われる。六本木あたりの社長の交流会みたいなのに紛れ込めばいい仕事を手に入れれるかもしれない。
ただ、私のように仕事バリバリじゃなくてワークライフバランスを考えた生き方をしたい人とか人混みが苦手な人は大阪ぐらいがちょうどいいかもしれない。
東京は街が巨大過ぎて移動が面倒。秋葉原でオタクな物を買って、裏原宿のショップで服を買って下北沢で演劇を見るとなると移動距離電車で1時間ぐらいかかったりするけど大阪の難波なら日本橋でオタクな物を買って、アメ村で服を買って味園ユニバースでサブカルを体験する事ができ、移動全部徒歩で行ける。
10ヶ月以上住んでみて、難波は全てが小さくまとまった最強の地方都市だと感じる。