家に野生動物が住み着いた?対策法はこれだ!
私は元々自然科学分野の大学に行っており野生動物との共存について学んでいた。
最近家に野生動物が住み着くことが多くなっているのでそのことについて少し対策などを解説してみたい。
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なぜ野生動物が家に住み着くのか?
基本的に野生動物は居心地がいいすみかがあれば別に人工物だろうが自然だろうが特に関係なくそこで暮らす。人間の作った側溝にアナグマが住み着いたり、タヌキやらアライグマなども同様に住み着いた例がある。
そういうわけで住みやすそうな物件を常に探している野生動物たちは人間の家も選択肢の一つなのである。
そして今、一番問題になっているのが空き家問題。
空き家は誰も住んでいないので補修が行き届いておらず壊れた壁の隙間などから容易に侵入することが可能になっていたりする。
更に最近は高齢化により耕作放棄地が増えたりして人間のエリアと野生動物のエリアとの緩衝地帯が減ってしまい、野生動物のすみかが人間の住むエリアと隣接してしまっている。気軽に人家に侵入してしまう野生動物が増えているということだ。
どんな動物が人家に侵入するのか?
いろいろな動物が侵入しているが多い例を挙げてみる。
ネズミ
非常に一般的に人家に侵入する動物で家にある食料を狙って侵入することもある動物。おやつや野菜などかじられている場合はこいつが侵入している。
ネズミが原因の場合は対処が楽で、市販のトリモチタイプのねずみ取りをねずみが通りそうなところに設置しておけばよい。ネズミは鳥獣保護法の対象外なのでどんどん自分で駆除しよう。
高儀
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イタチ
イタチは細長い生き物で仲間にテンなどもいる。屋根裏部屋に住み着きやすく夜行性のため睡眠を阻害する原因になりやすい。
イタチは鳥獣保護法で守られている生き物なので勝手に駆除すると罰せられる。対策としては侵入経路を特定し、出払ったのを見届けて外から侵入できないように塞ぐ方法が一般的。
アライグマ
これは特定外来種に指定されている北米からの移入種であるが最近数を増やしており人家に住み着く例も増えている。
この動物に関しては外来種であるため捕獲が許可されている場合がある。市区町村によって対処が異なるので役所に聞いてみるのが一番間違いないだろう。
見た目は可愛いが非常に凶暴な性格であり近づくと危険。
他の動物と同様、侵入経路を探し出してそこを塞ぐのが一番効果が高い方法。
その他
タヌキ、ムササビ、ハクビシンなどの動物も侵入が確認されている。これらの動物に関しても侵入経路を塞ぐ事が間違いない対応策。
その他の対応策
侵入経路を塞ぐのが大事であるが侵入経路が一箇所ではなかった場合、塞いだ場所ではないところからまた戻ってくる可能性がある。そうなってくるとまた最初からやり直しになって時間も労力も必要となってくるだろう。
野生動物は山火事を恐れており、山火事を連想する木酢液という臭い液の匂いを極度に嫌がる事が知られている。
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その他にも、シナモンやタバスコ、柑橘類など野生動物の嫌う匂いがあるので屋根裏部屋や侵入経路に撒いて匂いを付けておくことで帰ってこなくなる。
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