選挙って良い政治家を選出するんじゃなくてマシな政治家を探すもの

今回の都議選で小池率いる都民ファーストの会が自民党に圧勝という形になった。

この結果で思い出すのが大阪で橋下元知事が圧勝し大阪が大改革を行ったこと。

大阪に関してはもうどうしようもないぐらい財政的に終わっていて負債が無茶苦茶で毎年赤字を垂れ流している最悪な状態であり、政権交代をしなければ破産するしかなかった。

大阪の場合はその後の改革とインバウンドの効果などもあり、財政赤字は減り続けている。維新による改革は成功だったという事になるだろう。ただし、橋下元知事が一番やりたかった大阪都構想は住民投票の結果、白紙化となる・・・。

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東京都民は都民ファーストの会のポンコツぶりを思い知るだろう

今回の選挙で起こったことはただ単に自民党のやり方にノーを突きつけるためだけに都民ファーストに投票したということ。

小池都知事が当選した選挙に関しても舛添氏が都民をバカにしたようなけちくさい小銭稼ぎをしていたことに起こった都民が小池都政に希望を求めたに過ぎない。

もう決まって移転の準備が整っていたはずの築地の件で飲用や掃除に使うわけでもない地下水が飲用の基準に比べて汚染されていると証明し、都議会にいちゃもんを付けて今回の都民ファースト圧勝につなげた。

その結果、都民ファーストの会の何の実績もない人間が都民ファーストの会というだけで選挙に勝つことになった。

恐らくそのうちこういう人間が維新の上西議員のようなことになるのだろうということは想像に容易い。

民主党の件を忘れるな

私が言いたいのはほんとこれだけ。今の政権がクソなのはわかる。調子に乗ってやりたい放題やってる議員が失言を繰り返したり不祥事が多くてイライラするのはわかる。

ただ、以前こんな感じで最悪な状態だった自民党政権が大敗し、その結果民主党政権に変わった時期があったのを忘れてはならない。

あの時、民主党政権は公約を全く守らず、沖縄の基地移転問題も何も解決せず、高速道路の無料化やら子ども手当の件も何も実現することがなかった。

結果的に起こったことは日経平均株価8000円割れ、東日本大震災で混乱を生み出すなど日本にとっての莫大な損失を生み出しただけ。

言ってみれば腐ったシイタケなんか食いたくないと言いながら選んだきのこは毒キノコだったぐらいのレベルである。

結局政治家なんて希望を持って選ぶもんじゃない

政治家も人間なんだから自分と何も変わらない生き物なんだよ。政治家が政務活動費をちょっとちょろまかすとか不倫してるとか人間なんだから欲はあるからやらかすことはあるだろう。

国民の利益が最大化されるような法律を作ることが政治家の役目であって政権の批判をしたり、あら探ししてよくわからない学校建設がどうとかの議論を必死でするのが国会ではないと思う。

大きな部分を全く見ず、細かいところばっかり問題にしてけなしあい。プロレスを見るために税金を払ってるのか?国民は。

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