ニートが増えたのはサラリーマン社会のせい


ニートが増加している。

なぜニートがここまで増加し続けているのか?ちょっと考えてみたわかったことを書いてみよう。

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就職失敗の受け皿が無い

もしも大学まで卒業して就職に失敗した場合、その受け皿があまりない。ちょっとリストアップしてみる。

  • アルバイト
  • 派遣社員
  • 大学院(研究生など)
  • 留学(専門学校)
  • 自営業(起業)
  • YouTuber
  • 専業主婦
  • ニート

この中で大学院や留学に関してはただ単に失敗を先延ばししただけという考え方もあるので除くとアルバイトなどの非正規雇用か自営業(起業)かニート(専業主婦)ぐらいの選択肢に絞られる。

そして自営業(起業)に関しては相当なスキルというか何か特殊な才能か学生時代からの入念な準備がなければそう簡単にそれだけでやっていける訳はない。

その結果非正規雇用ニートの2択を迫られる。

ブラック企業でぼろぼろになって精神をぶっ壊したり身体をぶっ壊すか?それともニートか?だったらニートを選択できるならニートを選んだほうがマシなのでニートが増え続ける結果になっている。

昔はサラリーマンなんてものがなかった

昔、日本が高度経済成長する前は日本人の殆どが自営業だった。

まぁほとんどが農家だったと言えるのだが工業化が進むにつれて工場で働く労働者が増え、日本が発展するごとに第三次産業へと経済の中心が移っていった。その結果今はオフィスワーク中心のサラリーマンの国になっている。

こうなったのは今の団塊の世代からであり、その前の世代は基本的に第2次産業に携わっていた。炭坑や製鉄所のようなところで働いている事が多かった。その前の世代になるとほぼ農家である。

ということでニートが増えた原因は日本の社会がサラリーマン中心の社会になったのが原因

なぜなら農家なら確実に農作業の手伝いという労働があるのでニートなどしてられないからである。サラリーマンの父親だった場合子供に手伝わせるような仕事は勝手に作り出せない。会社の指示がなければ仕事が出来ないからだ。

子供がニートになったら父親は起業しろ

父親は子供の尻を叩いてブラック企業に押し込んだり愚痴っているばかりではなく、自分で起業してその従業員として子供を雇えばいい

今の時代簡単に起業することなど出来るし、自営業なんてやろうと思えば会社辞めた翌日からやることが可能。

ちゃんとした会社でちゃんと仕事をしていれば仕事を回してもらえるコネぐらいあるし、もしも無かったとしても子供のためならいくらでも頭下げて会社を回って仕事をもらってくるぐらい出来るだろう。

なんなら廃品回収業何かをしてゴミ屋敷の清掃事業などをすれば元ではほとんどかからないし、商品はゴミから生み出すことが可能である。

私の場合パソコンが得意だったのでライターをやっているがライターだってそれほど特殊なスキルがいるわけではない。必須なのはブラインドタッチぐらいなもんではなかろうか?

この世の中には探せばいくらでも仕事になるようなことは存在している

ニートの子供に困ってるならその責任は親にもある。親が安易なサラリーマンという道を選んでしまった結果子供に事業を残すことが出来ず食い扶持を与えることができなかったのだ。ちゃんとした教育だけでは不十分だったということである。

ニートが増えたのはサラリーマン社会のせいまとめ

ちょっとテレビを見ていて定職につかないグータラ息子を工務店を経営する父親が無理やり仕事場に連れて行って仕事を教えてちゃんと跡取りとして育ったという話を聞いて思ったことを紹介してみたがどうだろう?

はっきり言ってニートが働けないのは仕事を作り出す能力が失われているのが原因だと思う。

産業革命以降、経営者と労働者という2つの階級に分かれ経営者は仕事は出来なくても仕事を生み出すことが出来るというスキルだけで生きている。労働者は仕事がなければ死ぬだけだ。

どう考えても経営者的な生き方をしなければ今後仕事がAIに奪われ続ける時代を生き残ることが出来ないだろう。

今は会社員で仕事があるという人もいつ無職になるかわからない。その時仕事を探すのか?それとも自分で仕事を生み出すのか?よく考えておかないと厳しい現実が待っていると思う。

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