【夏の思い出】セミのいろいろな採り方

ミンミンゼミイメージ
夏になると鳴き声が聞こえてくるセミ。

私は子供の頃、昆虫が大好きだったのでセミもたくさん捕まえた。網を長い竿につないで高いところのセミを捕まえたり幼虫を捕まえて家で羽化させたりした。

そんな私が、ミーンミーンだったりシャーシャーシャーだったりジージージーだったりオーシンツクツクオーシンツクツクと鳴いたりするいろんなセミがいるがそのセミを捕まえる方法を紹介してみる。

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セミの種類

セミと言っても色々なセミがいて捕まえ方は違う。まずはそれぞれのセミの特徴について記載していく。

  • アブラゼミ
  • クマゼミ
  • ミンミンゼミ
  • ツクツクボウシ
  • ヒグラシ
  • ニイニイゼミ

今回はメジャーな上記のセミについて特徴を紹介していこう。

アブラゼミ

非常に一般的なセミであり日本全国のどこにでもいるセミの一種。

アブラゼミの特徴は外見はサビ茶色で泣き方はジィージィーと鳴く。
いる場所は公園などの木の上。

クマゼミ

元々は九州から関西地方に多かった蝉だが最近は関東近辺にも増えている。

鳴き声はうるさくシャーシャーシャーと鳴く。午前中によく鳴く蝉だが最近はヒートアイランドの影響か夕方でも夜でも鳴いている時がある。
いる場所は公園などの木。

ミンミンゼミ


関東地方では一番一般的なセミの一つ。関西地方では都心部はクマゼミに占領され少し山の方に行かなければ見つからない。

鳴き声は名前の通りみんみんと鳴く。
いる場所は公園などの普通の木。

ツクツクボウシ

全国的にいる一般的なセミ。特徴は夏の終わり頃から鳴き始めること。大体小学生の夏休みが終わりそうな頃からがシーズン。

鳴き方はオーシンツクツクオッツクシンヨーオッツクシンヨーみたいなツクツク言ってる感じで鳴く。

いる場所は細い木に多い。金木犀などが好きなようだ。

ニイニイゼミ

全国的にいるが都心部には少ないセミ。キャンプ場などの山の中でよく見られる。特徴は木の肌のような色で少し小さく見つけづらい。鳴き方はニイニイと鳴く。あまり言い表しづらい声なので実際山へ行ってもらえばわかるはず。

いる場所は山の木。

セミを捕まえるための道具

まず網。網は懐の長い昆虫専用の網でなくてはならない。魚用とかの長さが短い網だと捕まえるのが非常に難しい。

カゴは一般的な虫カゴで十分である。

セミのいる場所


セミが鳴いていればどこにいるかすぐにわかるが鳴いていないセミはどこにいるのかわかりづらい。

経験と勘でいる場所がわかればいいがこのページを見ているということはそれを知りたいということだと思うので少し解説するとセミは鳴いていない時には寝ているか樹液を飲んでいる

どこで飲んでいるかというとでかい木の割りと下の方で飲んでいる。多分木って上の方より下のほうがたくさん樹液があるみたいでセミはそれを知って下にいる。こういうセミは近づいても割りと中々逃げないので捕まえやすい。


他にはセミの抜け殻が多いところは産卵場所であり、羽化したてのセミがいる場所なのでセミがよくいる。

セミの捕まえ方

捕まえ方はセミに網をかぶせて捕まえる。セミにアミをかぶせると驚いて飛ぶが上手く網の中に入ってくれれば捕まえることが出来る。網をかぶせても寝てて飛ばない場合とかがあるので上手いことやって網の中に入れる。

重要なのは網をかぶせる時に隙間が出来ないようにすること。樹の枝の部分に止まっているセミを捕まえようとすると細すぎて網の枠を上手くかわして逃げる。

出来るだけ太い幹に止まっている時に捕まえよう。

ちなみに鳴いているセミは警戒心が強く捕まえづらいので寝ているセミとか樹液を飲んでるセミを狙うのがよい。

幼虫を捕まえて家で羽化させる

セミの抜け殻がたくさんあるような場所には毎日のように幼虫が出てきて羽化している。そんな場所を見つけたら夜の8時ぐらいに幼虫を探してみると良い。

意外と見つかるので捕まえたら家の網戸にくっつけておく。そうすると1時間後ぐらいには羽化が始まる。羽化が始まったら触らずに観察しよう。触ると柔らかいので死んでしまう可能性が高い。

セミの捕まえ方まとめ

夏といえばセミ取りというのが昔は一般的だったので私のような旧時代の人間はよくセミ取りをしたと思うのだが今の子供はおそらくポケモンを捕まえたり妖怪メダルを捕まえたりするのは上手くてもセミは捕まえられないのではないだろうか?

そんな新時代のデジタルネイティブたちにこの記事が参考になれば幸いである。

ちなみにセミは羽化してから7日間しか生きられない悲しい生き物なのでひと通りセミ取りを楽しんだら逃してあげて欲しい。

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