思春期の娘が父親を気持ち悪いと感じる理由は生物的に正しい

よく「お父さんの服と私の服を一緒に洗濯機に入れないで」とかいう話があるが娘を持つ父親としては家族のために一生懸命外で仕事を頑張ってきて家では娘が全然口をきいてくれない上、汚い存在として扱われるのが納得行かないと感じるかもしれない。

ただ、これに関しては生物学的に非常にまっとうなことなので嘆き悲しまないで欲しい。

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遺伝子が原因

生物は子孫繁栄のために良い遺伝子を求めている。

良い遺伝子というのは生物的に優れた遺伝子で大体戦いに勝つような体力を持つ強い個体であったり美しい容姿を持つ個体が優れた遺伝子を持っていると言われておりモテる要素であるイケメンとか美女というのは遺伝子的な観点からモテて当然といえる。

出来るだけ良質な遺伝子と自分の遺伝子を組み合わせて子孫繁栄させたいというのが生物の本能と言える。

競走馬を例に上げると今競馬の世界で活躍している馬はディープインパクトという非常に強かった種牡馬の子供が多く強い父親を持てば子供も強くなる確率が高いということだ。

そのことから競馬はブラッド・スポーツとも呼ばれかけ合わせた組み合わせで馬の強さが決まってきたりする。ちなみに今世界中の競馬場で走っている馬の祖先をたどると最終的に3頭の父親にたどり着くと言われているほど遺伝子が重要なスポーツ。

良い遺伝子は人それぞれ

なぜ、父親を嫌いになるのと遺伝子が関わってくるのか?

それは父親の遺伝子が自分の遺伝子に近いからと言うのが原因になってくる。娘の遺伝子の半分は父親の遺伝子であり娘からすると父親は非常に近い遺伝子を持つ個体と言える。

自分の遺伝子に近い個体を嫌いになる理由は遺伝子は自分の遺伝子の欠陥を補ってくれる遺伝子を求めているから。

運動ができない遺伝子だったらスポーツ万能の遺伝子をかけ合わせれば自分の子供の運動神経が良くなる確率が上がる。他にも重要なのが病気も遺伝子が原因であることが多く肥満遺伝子や高血圧遺伝子など遺伝的に病に苦しむ可能性があり、ガンも遺伝しやすいと言われている。

生物的にこういった遺伝的な疾患を引き継がない為に出来る限り自分と違う遺伝子を求めると言われている。

だからどれだけイケメンでも遺伝的に自分に近すぎると好きにならなかったり顔はそれほど好みではないけど好きになってしまうということが起こる。(イケメンを求めないのは稀だが)

この遺伝子判別は匂いで判断する

女性に匂いフェチが多いのだがこの匂いフェチが多い理由が自分と遠い遺伝子を判別する時に匂いを使っているからというのがある。

だからどんなに汗臭くても匂いをかぎたくなるという女性もいるぐらいで実験で汗の付いたシャツを匂ってもらって自分の好きな匂いの順に並べてもらうと検査の結果自分の遺伝子と遠い人ほど好きな匂いという結果になった。

そう考えると父親の匂いが嫌いという娘の意見は生物学的に非常に正しい判断だということになる。これが父親の匂いが大好きで結婚したいということになると遺伝子が機能していないか?もしくは自分の子供ではないということになる・・・・。

父親は娘に嫌われて当然のまとめ

父親が思春期の娘から汚い存在として嫌われさけられてしまうのは遺伝子的な理由ということになる。父親としては悲しいことではあるがちゃんと成長してちゃんとした子供を生むための本能が身についた証拠だと思って喜ぶことも必要かもしれない。

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