シン・ゴジラの一番の見どころは政治の部分!
公式サイト:http://shin-godzilla.jp/
今回はシン・ゴジラを観に行ってまいりましたのでそのことについてのブログを書いておきます。
新宿でのイベントに偶然遭遇
7月25日に新宿のTOHOシネマズの通りで偶然イベントに遭遇し、俳優陣のレッドカーペットを見ることが出来ました。石原さとみさんや竹野内豊さんなどの俳優さんや庵野秀明監督を間近に見ることが出来、これは映画が公開されたら真っ先に見に行こうと考えていました。
上空のドローン
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映画「シンゴジラ」を見た感想
まず最初に言いたいのが「子供は9割意味わからんやろ」ってことです。はっきり言ってゴジラと戦うシーンは映画の1割程度でほとんどの場面が新生物による災害に対する政府の対応と諸外国との外交の話です。
東京湾に謎の水蒸気爆発が起こった時に政府はどのように動きどのようなことが裏で起こっているのか?自衛隊はどの段階で武器使用を決断するのか?などのドキドキハラハラが楽しめないとこの映画の半分も面白さが伝わらないことでしょう。
ゴジラに関しても今までのような巨大な恐竜をモチーフにしたものではなく、得体のしれない未確認生物であり、どのようなエネルギー源でどのようなことをしているのかが非常に複雑で専門用語も多く、私のような生物系の大学を出た人間にギリギリ理解できるか出来ないかぐらいのレベルです。まぁその点に関してはなんとなくでいいとは思いますが。
シンゴジラのここが見どころ
私が実際に見て感じた見どころについてですが、今回のゴジラはこれまでのゴジラと違いフルCGということでこれまで不可能だった視点からの映像が随所に出てきており、街を歩くゴジラを道から人の視点で見た映像はとても迫力があり実際に街でゴジラを見ているような感覚になります。
あとは自衛隊の攻撃が非常にリアルで生で戦闘を見ているような気分になります。これは自衛隊の協力により実現した映像だということで納得できました。
他にもミニチュアを使った家屋倒壊シーンなど本当に良く出来ていて、CG合成もありとてもスタジオ撮影とは思えないレベルだったのも良かったポイントです。
シンゴジラを見た感想まとめ
監督が庵野秀明ということで彼氏彼女の事情やエヴァンゲリオンのファンである私としては映画館で見る価値があったと感じました。特に庵野監督の映像によく出てくる電車のシーンと電線越しの空の映像を見れただけで満足です。
客観的な目で見た場合、政治的なシーンが9割なので途中で子供が飽きてうるさくなってきたりして映画館で見るなら子供がいないようなレイトショーとかで見たほうが絶対良いと思います。この映画は子供が見てもまず9割理解できません。もし子供にゴジラが観たいと言われても子供向け映画なら他にもたくさんあるのでゴジラは止めておく方が良いでしょう。
この映画を客観的な目で総合的に判断して政治的な裏側を描く映画(踊る大捜査線など)が好きならおすすめですが、迫力のあるエンターテイメントを求めるのならインデペンデンス・デイ以下です。日本の映画では良いほうですがアメリカ版ゴジラが150億かけて作られているのにシンゴジラは15億の予算だという時点で理解できるでしょう。
もし続編が出て見るか?と聞かれて監督が庵野秀明ならもちろん見ると答えますが監督が変わるなら絶対見ないと思います。
期待値ゼロの所詮日本の特撮映画でしょ?って思っていくと意外と面白かった!になると思いますが私のように色々なところで2016年最高傑作や!とか生まれて来てよかったと思えるレベルとかいう話を聞いていくと???となるのは間違いないです。期待値はゼロで見に行きましょう。
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