Youtuber(ユーチューバー)は無職なのか?
この前テレビを見ていたら、ユーチューバーの恭ちゃんが出ていて銀行に口座を作ろうとしても職業をユーチューバーと言っても通用しなくて結局無職みたいな扱いを受けるって言っていた。詳細は以下のまとめサイトにあるので参照して欲しい。
参考ユーチューバー「俺たちは無職じゃない!金は稼いでる!」(現在リンク切れ)
恭ちゃんって誰?って人がいるかもしれないのでユーチューブチャンネルを紹介しておく。
恭ちゃんは俺がまだ会社員だった頃に会社のパソコンで暇つぶしにネットサーフィンしてた時に知ったニコニコ動画の生主。ハダカのデブが純恋歌を歌うという動画だったが死ぬほど上手くてビビったのを覚えている。
ぶっちゃけユーチューバーって言ってもピンからキリまでいて面白く無い奴は何やっても面白く無い。本当に人気のあるユーチューバーなんて一握りであり、食っていけるレベルになるのは本当に難しい。
ただ、才能がある人間はファンも多く視聴回数も増え広告収入だけで余裕で食えるし、トップレベルになると年収数千万円から一億円以上稼げる職業。海外のゲーム実況をやっている人は10億円稼ぐ人すらいるとのこと。
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なぜユーチューバーは無職扱いされるのか?
まだ認知度が低いからである。明治時代にプログラマーという仕事がなかったように昭和生まれの人間に取ってユーチューバーという仕事が新しすぎて認知されていなさすぎる。だから無職扱いされたり楽して儲けているようなイメージになったりするわけである。
私も昭和生まれの人間でプログラマーなんてものを知ったのはつい10年ぐらい前。
どんな仕事をするのかよくわからないけどなんとなく響きがかっこいいしパソコンを使ってポチポチやってりゃ金が稼げる楽な仕事だろうって感じで、システム制作の会社に入ってみたが深夜まで作業するのは当たり前でひたすらバグを潰す地道な仕事でやってられないわって3年で辞めた。
はっきり言ってユーチューバーもそんな感じ。どんな仕事か全然知らない、昭和生まれは特に。
ユーチューバーの仕事の流れ
私も自営業で仕事のない時暇なのでユーチューバーにでもなるかと試しにやってみたのだが挫折した人間なのでだいたい仕事の流れはわかる。ちょっと説明してみる。
まずユーチューブチャンネルを作る
ユーチューバーになるためにはユーチューブチャンネルを作る必要がある。なぜユーチューブチャンネルが必要かというとアップロード出来ないからってのもあるがチャンネル登録で最新動画の告知が出来るから。
いつもユーチューバーは「チャンネル登録お願いします」って言ってるけどチャンネル登録してもらわないと新しい動画をアップしたお知らせ手法が他のSNS経由になって回りくどい。
チャンネル登録してもらっておけばメールで動画アップのお知らせが送られたりして集客できるからとても動画を見てもらえやすい。
動画のコンセプトを決める
キャラが強い人はキャラだけで行ける。ヒカキンや恭ちゃん、はじめしゃちょーなんかはもはや芸能人のような感じで固定ファンが付いている。
ヒカキンはボイスパーカッションが世界レベルで人気になっているし、恭ちゃんレベルのエンターテナーは100万人に一人いるかいないかだと思う。はじめしゃちょーは普通に頭のなかがおもちゃ箱のような人で普通は考えついてもやろうとは思わないようなことをマジで実行して動画にしている。
ただし、普通の人がこれをやるとまずいことになる。クソつまらん動画を量産してしまう可能性があるから。そうなると誰もチャンネル登録しないのが当たり前で半年もたたずに挫折する。
キャラ立ちほど大事なものはなくて大食いだけでやっている人や英会話だけでやっている人、キャラ弁だけでやっている人などちゃんとコンセプトがあるのが当たり前。最初はブレると失敗する。
ただ、固定ファンが増えたりしたらキャラだけで行ける場合が多く、最終的にゲーム実況とかガチャガチャやってみたとかの動画ですら100万再生超えたりできるようになるかもしれない。一般人が最初からそれをやるのは無謀。
毎日動画をアップする
これが大変。毎日動画をアップしないと再生回数が増えない。なぜならファンが待っているから。
毎日動画をアップしていれば毎日とりあえず見に行ってみる習慣がつくのだが不定期の場合「あれ?今日もアップされてない・・・」となってどうせ明日もアップされないだろうと来なくなる。
そうなるとアクセス数が激減する。だから何が何でも毎日アップロードして毎日見る習慣を着けさせないとだめ。
この毎日アップするを1年続けられる人間しかユーチューバーの適性がないと感じる。
ヒカキンはYouTuberという言葉が存在しない頃から広告収入ももらえないのに毎日バイト終わりにユーチューブでボイスパーカッションをアップし続けていたから今日本でトップクラスのユーチューバになっているわけである。
これをやってみるとわかるがとんでもなく難しい。まず一週間でネタが無くなる。1ヶ月すら難しい。それを1年出来るというのは本当に凄いことだと感じる。
ユーザーを飽きさせずに毎日おもしろい動画を作り続けることが出来る才能はその辺の会社員なんかよりもよっぽど凄い才能だろう。
コメント管理
ユーチューブはコメントを付けることのできるメディアであり、そこがテレビと違う面白さになっている。このコメントに対して色々と返信したりすることが固定ファンづくりにおいてとても大事なことになる。
時にはめちゃくちゃムカつくコメントをされたり傷ついたりするかもしれないが、それにめげずにコメント返しをしていくことでドンドンファンは増えていくだろう。
デカキンというYouTuberはコメント欄に書かれた暴言を逆手に取って歌にしたりしている。そういう細かさも大事。
YouTuberは無職なのか?まとめ
YouTuberという仕事の難しさを紹介してみたがいかがだろうか?これを見てもYouTuberがただ適当に動画を作ってアップしてるだけの楽そうな仕事に感じるのなら是非ともヒカキンを目指してYouTuberデビューして欲しい。
最近はユーチューブを収益化するためには1000人以上のチャンネル登録者数と4000時間以上の再生時間がなくてはならなくなった。
ユーチューブでお金を稼ぐのがどんどん難しくなっていく時代ではある。