学生時代に知っておきたかった「勉強芸人」の勉強法


アメトーークという番組の勉強芸人の回を見ていて正直毎回思うのが「これを俺が受験勉強やってた頃に見ておきたかった…」という残念さ。

本当に「そうだったのか!」と感じるような勉強法が山ほどあるのでここで少しだけ紹介してみたい。

もし気になった人はアメトーークDVDに収録されているのを御覧ください。
ちなみにあの一世を風靡した「今でしょ!」はオリラジのあっちゃんが勉強芸人で使ってから急にブレイクした。

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無限リフレッシュ法

受験生から聞かれる質問で多いのがリフレッシュ方法

そのリフレッシュ方法はゲームをするとかマンガ読むとかメールするとかネットサーフィンするとかそういう方法をする人が多いが実際は切り替えが難しく勉強へ戻りづらいのでそういうリフレッシュ方法はダメ。

重要なのは勉強から外れないでリフレッシュすること。

例えば数学の勉強をしているのを古文へ変えてみたり、地理をやっているのを英語に変えてみたりする。

これをするので重要なのが右脳を使う勉強から左脳を使う勉強へ切り替えるとかその逆をすること。

一般的に論理的な勉強には左脳が使われ、イメージとか空間認識をする時に使うのが右脳だと言われている。

ということで、右脳を使う数学から左脳を使う現代国語などに切り替えたりすることによって脳の別の部分を使うことが出来る。

この脳の切替を「無限リフレッシュ」と呼んでいる。

リフレッシュなのに勉強出来る!なんと素晴らしい勉強法!

時間の使い方を変える

勉強で重要なのが時間の使い方。
大体の人は夜更かしして勉強することが多い。

夜勉強をするとどんどんと眠くなってきて最後の方は何書いてるかわからないような文字が並ぶことがよくある。。。

これを朝3時に起きて6時まで勉強することに変えると寝起きは眠いが段々と目が冴えてきてバッチリ勉強できるようになる

さらに学校へ行かなくてはならないので期限が決まっている時間の勉強ということで非常に集中力が高まるのである。

さらに朝型のメリットは他にもあり、人間は目覚めてから2〜3時間経たないと最高のパフォーマンスが引き出せないという実験結果がある。

夜型の人間は夜にピークが来るように勉強しているため実際にテストがある昼間に最高のパフォーマンスを引き出せていない可能性がある。

朝型なら起きて3時間以上経ってから学校へ行く生活なので常に昼間のパフォーマンスが高い。

1日何時間勉強すればいいのか?

リフレッシュ法と同じく学生が疑問に思う一日どれくらい勉強すればいいのか?ということ。

これに関しては意見が別れてオリラジのあっちゃんは長時間の勉強よりも集中力を上げた短時間の勉強が大事だと言っている。

しかし高校球児で3年生まで部活漬けだったプロレスラーの棚橋氏(たった半年の受験勉強で立命館現役合格)は一日20時間勉強して合格したと言っている。

体育会系の人間は一日20時間勉強する体力はあるから長時間勉強出来る!とのこと。

脳の栄養である糖分が最後の方不足するから砂糖水を飲んで勉強しろとのことだった。

ということで普通の人は短時間集中型の勉強をしたほうがいいだろう。
運動部と勉強の両立を考えているなら長時間勉強もいいかもしれない。

地理はレイザーラモンRGのあるある勉強法

レイザーラモンRG氏の勉強法はあるある勉強法で地理を攻略できるというもの。

地理というのは範囲が広大で的を絞りづらいものなのだが大体の傾向として川があったら文明が出来がちとか暖かくて水が豊富な場所では稲作をやりがちとか降水量が少なくて作物が育たないところでは放牧しがちとかそういう傾向をとらえてあるあるネタで色々とこじつけて答えを導き出す。

例えばオーストラリアではどんな作物が主食として育てられているでしょう?という問題なら欧米人は小麦を作りがちというこじつけで答えを導き出せばいい。

よくわからない場所が出てきてもこのへんはアジアだから稲作とかこの辺はテロが起きたとか言われてるから過激的な宗教?とかなんか適当にこじつけて考えると大体合ってたりする。

動きで覚える方法

人間は脳だけ使ってものを覚えるよりも体を使って覚える方法が良いというのが元京大の芸人宇治原氏。

バスケットのフォームで「ありおりはべりいまそかり!」とシュートを打ちつづければシュートを打つイメージを思い浮かべるだけでその変格活用が思い浮かぶとのことである。

よく、書いて覚えるのがあるがこれも体を使った暗記方法。字を書くことで手を動かし、目を使って、さらに声を出して発音し、耳でそれを聞けば覚えやすい。

あとはイメージ暗記法も紹介しておくと円周率を世界で一番覚えた男としてギネスに乗ったことのある人物は、覚える時に全てイメージとして覚えると言っていた。

3ならSunで太陽をイメージたり数字を全部語呂合わせで物語を作り出し脳内で再生していくことで覚えていくとのことだった。
私もルートの5を覚える方法として教師から習ったのが「富士山麓にオウムあり」との覚え方。2.23606という数字を最も簡単に覚えることが出来、20年経った今でもすぐに思い出せる。

テスト問題を作る勉強法

これも非常に良い方法だなと思ったのだが答えを想定してその答えになるような問題を自分で作ってみるという方法。

例えば、「土方歳三」になるような問題を作ってみるとすると
江戸時代末期、尊王攘夷派の長州藩や薩摩藩から江戸幕府を守るため新選組という組織を作り鳥羽伏見の戦いでは京都を舞台に戦を戦い、仙台や北海道と舞台を変えて戦ったものの五稜郭にてついに倒れた男は誰でしょう?
というような問題を作る。

このくらい詳しく語ることが出来ればかなり理解が深いのでもしもテストに「土方歳三が戦った相手はどこの藩でしょうか?」とか「土方歳三が所属していたのはなんという組織でしょう?」などの問題が出ても答えられる。

自分で問題を作るということは非常に応用が効くやり方である。

勉強のNG行為

NG行為も紹介されていたので書いておく。

マーカー引き過ぎ問題

テスト勉強では蛍光ペンでマークしがちであるがどこが出るかわからないのでマーカーを引きすぎてページ全部が蛍光ペン状態になることがある。

こうなってはどこが大事かわからなくなる・・・。

さらにマーカーで参考書の単語を消して赤とか緑の下敷きで隠す方法もよくやるがこれも場所で覚えがちなので実際のテストで役に立たないことがあるとのことである。

授業の時ノート取り過ぎ問題

授業時間中、板書をひたすら取ることに必死で内容を理解できてない場合がある。

頭のいい人は板書をノートにうつさない

授業は授業を理解することに必死になる。
ノートを取るのは先生が言ってる内容でここは大事だなと思った部分をメモるくらいでいいということである。

ノートを取らないとテスト前困るだろと思うがノートを綺麗にとっている人に昼飯おごるとかしてコピーを取らせてもらうのが正解なのだとのこと。

本当に頭のいい常に学年トップの成績で東大現役合格した芸人の人は、ノートを綺麗にとっている人に勉強を教える代わりにノートうつさせてもらうという方法を取っていて、勉強を教えることでさらに自分の理解が深まるという非常に優れた方法だったと言っていたが、学年トップの頭脳を持っていないと成立しないので普通の人は昼飯とかジュースとかで取引することになるだろう。

勉強芸人の勉強法まとめ

勉強芸人はほんとうに学生時代に勉強を頑張ってきて結果を出した人々なので非常に参考になることばかりだった。

ただ、本当にこの番組を中学の前半か高校入学までに見ておきたかったという感想しか湧いてこない…。

時間の使い方などは今からでも朝型にしてみるというのもいいかもしれないのでやってみようかと思うが本当に残念だ。
このブログを中学か高校で勉強している人に贈りたい。今はただそれだけだ・・・。

あと今調べてみて気付いたのだが勉強芸人じゃなくて勉強大好き芸人らしい・・・。過去の放送内容はDVDに収録されているようなので気になる方はDVDを御覧ください。22と27に入ってるみたいです。

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