2歳から千葉県八千代市に住み、一度市外に出るも結婚してから八千代市に戻り、住んでいる期間は約20年。
八千代市で育った私が、住みやすいか住みにくいか考えてみました。
【住みやすいと思うところ】
都内までアクセスがいい
八千代市を走る電車の中でも、「東葉高速鉄道線」は都内まで出やすいと思います。
東西線直通なので、大手町など都内主要の駅まで一本で行けます。大手町駅は5路線通っているので、色々な方面に出られます。
主に都内にお勤め・通学の方は、東葉高速鉄道線の駅周辺に住めば便利ではないでしょうか。
買い物やレジャーは市内でも十分
八千代市は、かなり栄えているというわけではありませんが、ある程度の買い物やレジャーは市内でも十分です。
とくに、イオンモール八千代緑が丘はそれなりに専門店もそろっていますし、すぐそばには映画館などもあります。週末には駐車場に入るための渋滞ができることもあります。
とくに小さい子どもを連れて遊ぶには、市内で済むので助かります。
新しい住宅地や学校がある
八千代緑が丘駅あたりは、急激に開拓が進んでいます。
私自身が幼い頃は何もないさら地でした。
それが今では開拓が進み、新しい住宅や高層マンション、小学校や保育園などもできています。
これからさらに開拓され、暮らしやすい便利な土地になるのではないかと思います。
春はお花見、夏はお祭り
八千代市には新川が流れており、春には土手の桜を見にたくさんの人が集まります。
夏は同じ場所で花火とお祭りがあります。
他にもいろんな季節に地域ごとで小さなお祭りなどが開催されていて、近所でたくさんのイベントが味わえるのは楽しいです。
治安はいい方かも
八千代市は比較的、治安はいいのではいかと思います。
私は今まで市内での大きな事件などを聞いたことがありません。
同じ千葉県の市でいうと、船橋市や千葉市など、繁華街の多い市とは違い住宅街が多く、静かです。
船橋市などは都内へのアクセスもよく人気ですが、子どもがいる家庭など、静かに暮らしたい人には八千代市のほうが私はおすすめです。
【住みにくいと思うところ】
東葉高速鉄道線は運賃が高い
上記で便利だと紹介した東葉高速鉄道線は、千葉県でも一番高い北総線についで2番目に運賃が高いことで有名です。
東葉高速鉄道線は9駅ほどしかありませんが(東西線直通です)、端から9駅全て乗るとすると、627円(ICカード)かかります。
職場で交通費の負担をしてもらえる額に上限がある場合などは、もしかしたら越えてしまうかもしれません。
もちろん学生さんの定期代や、電車でお出かけすることが多い人は、かなりの負担になります。
中途半端な田舎
八千代市は、駅前や住宅街などを少し離れると、畑などがあります。
もちろん田舎のように自然があっていい面もありますが、住みやすいかで言えば、駅やバスが少なく不便な地域も多いです。
また、夜はよくバイクの大きい音がたくさん聞こえてくることもあります。
市役所の場所が不便
八千代市役所は、駅から徒歩15分くらい歩くか、近くにバス停もありますが、面倒なのでだいたい車でいく人が多いと思います。
他の市ではよく出張所などがありますが、八千代市はほとんどありません。
あまり頻繁には行かないと思いますが、何かと利用する市役所は、できれば近くに出張所がほしいですね。
魅力があるのは一部の地域
上記にある住みやすいところで挙げたものは、ほぼ東葉高速鉄道線の駅周辺のみで、開拓されて人が増えているのも八千代緑が丘駅周辺のみです。
その他、八千代市には京成線も通っていますが、京成線の駅周辺は、古い町並みや畑などが多いです。静かな住宅地という以外、あまり特別な魅力はないかもしれません。
道路が混む
車を使う人には嫌かもしれません。
佐倉方面から船橋方面に向かう国道、成田街道(296号線)がありますが、ほぼ混んでいるイメージがあります。道幅も広くはありません。
通勤・帰宅時間や週末など、車が集中する時間帯は必ず混んでいます。
どこの道路もそうかもしれませんが、抜け道などをある程度知っていれば少しは楽なのかなと思います。
総合的にみて八千代市は…
住みやすい点としては、開拓されている地域に住めばかなり魅力はあると個人的に思っています。
ただ、住みにくい点であげたように、都内など栄えている地域と比べれば、利便性で劣るかもしれません。
しかし、土地や物件の安さで選ばれる東京近郊の市の中では、これから開発されてどんどん人が増えてくる地域だと思います。
今後さらに新しく・便利になることを考えれば、八千代市はとても魅力的な地域です。
私にとって八千代市は地元になるのでもともと好きな街ですが、それを抜きにしても魅力は十分にあります。
総合的に見た結果、
- 東京近郊で住まいを探している方。
- お子さんがいる家庭。
こんな方は、八千代市で住まいを探してみるといいかもしれません。