枚方市は、大阪府の北河内地域に位置する人口約39万人の市です。北河内地域における中心的な衛星都市であり、中核市に指定されています。
市内には、歴史的な建造物や自然が豊かなスポットが多く、枚方城跡、御殿山古墳、香里神社、長尾天神社、山田池公園、枚方公園、長尾公園、香里緑地などがあります。また、京阪電気鉄道の枚方本線が市内を走っており、大阪市内へのアクセスも良好です。
枚方市は、子育てしやすい街としても知られています。市内には無数の商業施設があり、子育てに必要なものが揃っています。また、枚方市では、子育て支援センターや児童館などの子育て支援施設を多数設置しています。
枚方市は、歴史と自然が豊かな、子育てしやすい街です。大阪市内へのアクセスも良好で、住みやすい街として人気があります。
枚方市の治安について
枚方市民歴18年になりますが、治安は特に悪くもない印象です。
大学入学のため学生時代に枚方市に転入し、それ以来ずっと枚方市で暮らしていますが、治安の悪さを感じる事件などは特にありません。
大阪というだけで治安が悪い印象を持っている方は多いと思いますが、他県の中核都市とそれほど変わりません。
ベッドタウンなので戸建てやマンションに住むファミリー層が多く、市内にいくつか大学があるのでアパート暮らしの学生も多いです。
枚方市の住みやすいところ
【大阪&京都に気軽にお出掛け】
枚方市は大阪と京都の間にあり、京都寄りの場所に位置します。京都~大阪間を早朝から深夜まで京阪電車が走っていて、どちらに行くにも30~40分で移動できます。
京都祇園で舞子さんを見たり清水寺へお参りしたり、大阪梅田でショッピングしたりオフィス街に通勤したりと、行動範囲が広がります。枚方から関西空港への直行バスも出ていて便利です。
【枚方 T-SITEがある】
レンタルビデオやブックストアとして全国に店舗をもつツタヤ、実は枚方市で創業地です。なので、代官山、湘南など都市部にあるT-SITEが枚方市駅前にもあるのです。
枚方市駅と直結しており、大きなガラス張りからブロックが突き出したような現代的でオシャレな外観で、様々なジャンルの本が取り揃えられています。
アパレルや雑貨の店舗が入っていたり、音楽ライブや手作り雑貨などのイベントも毎週のように行われていたりと、人の出入りが多く活気があります。
【大きな病院、大学、ショッピングモールがある】
枚方市駅のすぐ近くに関西医科大学付属病院があり、しっかりとした設備が整っています。歯医者や小児科などの個人病院も多く、医療面は充実しています。
また、関西外国語学部、関西医科大学、大阪歯科大学、大阪工業大学の4つの私立大学があります。高校も牧野高校や大阪市立高校など公立の偏差値の高い高校があるので、子育てするには十分な環境があります。
買い物は、くずはモールが便利です。たくさんのテナントが入っていて、飲食店や映画館も入っています。
【ひらかたパークが素晴らしい】
とても雰囲気のいい遊園地で、地元民に愛されています。臨時園長をV6の岡田君(枚方出身)が務めており、園内に岡田君の等身大パネルやポスターが飾られています。
夏はプール、冬はアイススケートを楽しめます。アトラクションは幼児向けのアンパンマン観覧車や、大人向け絶叫系のものなど、幅広く取り揃えられてあり、老若男女問わず自由に楽しめます。
食べ物の持ち込みOK、園内にはマクドナルドなどの飲食店もあるので、過ごしやすいです。はぐはぐタウンという動物ふれあいコーナーも併設されています。フリーパスを買って、しょっちゅう遊びに行く市民も多くいます。
【枚方市長がやる気マンマン】
現職の伏見市長は50歳。イケメンではありませんが年齢より若々しく見え、何より政策にスピード感を持って取り組んでいるように感じます。
2018年、枚方は地震と台風の被害を受けましたが、伏見市長は市議会委員や市職員の給与をカットして、1億円以上を災害復興費用を捻出することを条例で決めました。
また、毎月「五六市」というフリーマーケットを開催したり、秋には「オクトーバーフェスト」をしたりと、市全体を活気づけようと取り組んでいるのが分かります。
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枚方市の住みにくいところ
【大阪府北部地震の震源地に近い】
まだ記憶に新しい2018年6月18日、大阪府高槻市、茨木市、枚方市周辺で最大震度6弱の地震が発生しました。
震源地は高槻市とされていますが、枚方市は淀川を挟んで高槻市と向かい合ったところに位置しており、枚方市もかなり揺れました。
【なぜか雨が多い】
大阪市内は降ってないのに、なぜか枚方市だけ降ることがあります。地形的に雨雲が通りやすいのかもしれません。
なので、折り畳み傘を鞄に常備しています。また、個人的な体感ですが、京都に近いせいか、大阪市と比べて気温が1度くらい低い気がします。
【京阪電車が止まると代替輸送機関がない】
京阪電車が通常営業している場合は問題ないのですが、京阪電車が故障や事故で止まっている場合は地下鉄やJRなどの代替輸送機関がありません。
近隣の高槻市や交野市までバスかタクシーで移動して、阪急電車やJRに乗り換えるか、京阪電車の復旧を待つしかないので、朝の通勤時間帯に京阪電車が止まるとかなり困ります。
【夏の暑さが耐え難い】
地形のせいか、夏の暑さが半端ないです。全国ニュースで今日の最高気温を記録した場所として枚方市の名前が出ることもあり、過去に全国最高気温(38度超え)だったこともあります。
【渋滞がひどい】
市内に国道1号線が走っているので渋滞していないときは車での移動も便利ですが、連休中などは渋滞にはまると身動きが取れなくなります。
大阪府枚方市に住んで感じた住みやすさと住みにくさのまとめ
大阪のベッドタウンとして活気づいており、子育てもしやすいと思います。
梅田や心斎橋の都市部の喧騒を感じることもなく、かと言って田舎すぎることもなく医療や学校が充実しており、ファミリーが暮らしやすい街です。
大阪でマイホームを持つのはハードルが高い印象ですが、枚方市なら平均的な収入のサラリーマンでもマンションや一戸建てを購入することも可能です。
京都と大阪へのアクセスがよく、どちらも通勤可能圏内です。
また、休日は京阪電車で気軽に京都や大阪に出掛けたり、市内には淀川河川敷公園や山田池公園など大きな公園もあるので、ジョギングしたり、友人や家族でバーベキューをしたりする光景をよく見ます。
大阪で子育てするなら、ぜひ枚方をお勧めしたいと思います。