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奈良県の奈良市は住みやすい?住みにくい?

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奈良県の奈良市は住みやすい?住みにくい?
奈良県奈良市と言えば、平城京をはじめとして奈良の大仏で有名な東大寺や、世界遺産で有名な春日大社など多くの歴史的な遺産がある場所として有名ですが住む場所としてはどうなのでしょうか?

実際に住んでいる方のレポートを紹介します。

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26年住み続けています

生まれた時から、奈良県の奈良市に住んでいて、結婚して家を建てましたが、建てたのも奈良で建てたので、住民歴26年になります。

奈良市の治安について

治安ですが、まず奈良市はほかの近畿圏と比べても、事件や事故が圧倒的に少ないです。

バスも遅くまで走っていますし、頻繁に来ますのでお爺ちゃんお婆ちゃんも住みやすい街です。
実際、年齢層が高く、歴史のある街なので、おだやかな雰囲気をしております。

また、奈良といえば鹿で、奈良公園があるのが奈良市なので、鹿がその辺にいると思われがちですが、全くそんなことはなく実際にいるのは奈良公園だけで環境汚染なんてこともありません。
まず鹿自体、無害ですし緑も多い街並みです。

奈良市が住みやすいと思うところ

自然が多いところ

住みやすい理由ですが、一つはやはり自然に囲まれているということです。
大和野菜と言って、農家の人が作るブランド野菜がとても有名で、奈良県の給食はクオリティが高いなどと言われています。

緑が多いので、自然で作る野菜はやはり天下一品です。
大和牛と言って奈良のブランド牛も松坂牛にも神戸ビーフにも負けないおいしさです。
大和野菜がおいしいだけに奈良市民は和食中心です。

アクセスが良い

二つ目は、大阪や京都、神戸の都心部へのアクセスが便利なことです。

特に奈良市、生駒市は大阪に近く、神戸にも一本で行けますし、難波や鶴橋にも一本で出ることが出来ますし、京都も一時間かからないくらいで着けます。
都心部へ働きたい人は、家賃も安いので奈良市がおすすめです。

人が溢れていないところ

三つ目は、ごちゃごちゃしていないことです。
なんといっても住みやすさは、周りの環境の良さに限ります。

都会ではないので人が多くて夜な夜なごちゃごちゃ人であふれかえっているなんてこともありません。

市民性も穏やかな性格の人たちばかりで、特に奈良市は第二の芦屋とも呼ばれるくらい、市民の質も高く、おっとりした人が多く住みやすい印象です。

地価が安い

四つ目は、地価が安いということです。
土地の値段が安いのでマンションを購入するというよりは、家を建てる人の方が圧倒的に多いです。

家を建てるということに誰もがあこがれを持ちますし、土地が一つ一つ面積が広いので、大きな家を建てることができ、とても快適に暮らせます。

また、横と横の幅が都心部みたいに狭く、キチキチで家が建っているなんてこともないですし、広々使うことが出来ます。
土地の値段が安いので広い区画で売っていても、リーズナブルに購入できます。

教育環境の良さ

五つ目は、子供が勉強できる環境が整っているということです。
奈良市は、帝塚山学園高等学校、奈良県立高等学校など、名門校がそろっています。

また、奈良市自体の学力が高いのも、奈良市の塾や勉強環境が子供にとってすごく整っているということです。

実際に全国レベルで比較しても、奈良の学力は高く、子供も育てやすい環境です。
子育てができる待ちというのは今後のまちづくりにとっても重要なことです。

奈良市の住みにくいところ

働く場所が少なく若者が移住しがち

住みにくい理由はまず、一つ目が、若者が奈良から都心部に移住してしまうということです。

やはり都心部へのアクセスが抜群にいいせいか、若者が都心部へ就職をし、奈良県民の奈良県への就職率が非常に悪いことです。
実家が奈良なら近いし、大阪に引っ越しちゃえと、こうなるのです。

街灯が少なく真っ暗なところが多い

二つ目が、街灯が少ないことです。
どんなに治安がいいといってもやはり夜になると真っ暗でとても夜道が怖いです。

店自体も早めに閉まってしまうため、明かりがほぼ皆無に近いです。

また、信号も少ないですので、事件はないですが、事故には十分気を付けたいものです。

田舎で買い物場所や遊ぶところがない

三つ目が、田舎だということです。

やはり他の近畿圏と比べても遊ぶところもないですし、ショッピングセンターなども限られていますので、奈良市民たちは大阪や都心部に必ずと言っていいほど、出かけてしまいます。

観光に行く場所が少ない

四つ目は、観光地が少ないことです。

ホテルもなければ旅館もないですし、観光するといえば奈良公園か、東大寺くらいしかありません。
もう少し観光客でにぎわせたいものです。

町が全体的に古い

五つ目が、町が古いということです。
歴史があるからといえばそれまでですが、やはり、新しいものに目が惹かれてしまうので、新しい今どきのインスタ映えなどのカフェぐらいは作ってほしいです。

若者が奈良に来ないので、若者向けの観光施設を作ってほしいです。

奈良に26年住んでみてわかる住心地についてのまとめ

このように、いい面も悪い面もありますが、やはり奈良市に住むというのは非常に幸福度が高くなるお勧めの街だと思います。

何も引っ越さなくても都心部に出掛けられますし、都心部で働くこともできますし、終電だって遅くまであります。
奈良県の中でも奈良市が一番おすすめだと思います。

ただ、お寺や神社以外にもいいところがたくさんありますので、奈良で一日遊ぶこともお勧めします。
不便ということはないので何不自由なく暮らすことが出来ます。

26年住んでおりますが、事件などは一切ありませんでした。
つまらない街では一切なので都心部ではないような面白いところもたくさんありますので、お勧めです。

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奈良にマイホームを建てました<

奈良にマイホームを建てました

私は奈良県の奈良市に住んでいます。結婚を機に、元々私の地元であった奈良県に家を建てたいと考えていて、奈良市ではなかったのですが、旦那さんの仕事上、大阪に近い奈良市を選び、そこでマイホームを建てました。

住民歴は1年です。

奈良市の治安について

まず、治安についてですが、とても住み心地が良いです。奈良市の中で高級住宅街と言われている場所で、治安に関してはとてもいいと思います。

特別都会というわけではないですので、ごちゃごちゃしていないし、こじんまりしていて住みやすい環境にあります。

また、ガラが悪いや街が汚いという噂も特になく、奈良市は偏差値の高い学校が揃っていますので、レベルの低い住人がまずいません。

人柄も良くて、商業施設はあまりないため、生き急いでいる人もいませんし、とても落ち着いた街並みでとても居心地がいいです。

奈良市の住みやすいところ

学校のレベルが高い

住みやすい理由として、まず1つ目が奈良市にある学校が偏差値の高いところばかりだということです。
学校そのものにブランド力というものがあり、そこに通っている生徒は比較的に学習できる環境整っている中で育ってきた子が多いです。

また、塾もたくさんあって、通わせている子が多くて、小学校のうちから勉強のできる環境が揃っているという子供がたくさんいるようです。

アクセスが良く、こじんまりした街

2つ目は、大阪に近いけど都会ではないのでゴミゴミしていないことです。
都会へのアクセスが良いにも関わらず、奈良市自体は人がゴミゴミしている事もなく、こじんまりしていて、とても住みやすい環境にあると言えます。

電車で30分もあれば大阪にたどり着けるので、通勤時間もそんなに困らないですし、遊びに行くにも気軽に行くことができます。

自然・遺産が多いこと

3つ目は、自然遺産が多いことです。これはとても誇らしいことです。
観光客も多くいらっしゃいますので、街の活性化にもつながりますし、古墳や遺跡、お寺や神社など古くからの街並みが楽しめる場所でもあります。

大阪に出なくても、十分奈良市内で楽しむ事も出来ますので、とても充実します。

また、古くからの文化を学ぶことができる機会も身近で沢山あるということは、知識が身につきますし、誇らしいです。

食べ物が美味しい

4つ目は、食べ物が美味しいです。自然に囲まれていますので、大和野菜や大和牛というのがあり、それが給食などで出たり、スーパーで売っていたりするので、健康にとても良いです。

大和野菜を使った飲食店もたくさんあり、食べ物が充実しています。

土地が安い

5つ目は、土地が安いです。大阪の土地の価格より、半分くらいで購入することができ、家を建てたいと決めたのも、広い土地で安く購入でき、ずっと夢だった庭を作ることが出来ると思ったからです。

実際に、大きな庭を作る事もできたし、駐車場も5台とめれるし、家も十分広く作ることができて、とても満足しています。

奈良市の住みにくいところ

坂が多い

反対に、住みにくいと思う理由は、まず1つ目が坂道が多いということです。

そういう街並みという事もあって、どこに行くにしても車が欠かせません。
歩くにしても坂道が多くて、ベビーカーなどをひくのも少し怖いくらいです。

奈良市に住むには一家に1台は最低でも車が必要になってくると思います。

商業施設が少ない

2つ目は、商業施設が少ないことです。私の家の周りには、スーパーがなく、車で行かないとダメなため、買いだめしなければいけませんし、そもそも奈良市内にスーパーが限られていて、景観を守る為なのか、あまり商業施設が無くて、住むにしては都会に比べると住みにくいと感じると思います。

観光に行ける場所はあっても、遊びに行く施設などは少ないので、子供連れだと、市外に遊びに出かけています。

働く場所が少ない

3つ目は、大阪に近すぎて逆に奈良市で働く人が少ないということです。

奈良市で働く人が少なく、またそういった会社も特に少ないので、みんな働きに出かけて行ってしまうのです。
ですから、うまく経済が回らなくて、奈良市も働ける環境づくりに取り組んでいるそうです。

どうせなら大阪まで出て、高い賃金で働こうという考えの人が多いみたいです。

待機児童が多い

4つ目は、待機児童が多いことです。人気の市という事もあってか、待機児童という問題を抱えています。
私も保育園に入れたいのですが、なかなか入れてもらえず、とても困っています。

うまく経済が回っていないという事もあってか、子育てするのにとても良いとまではいかない環境にあります。

バスの本数が少ない

5つ目は、田舎だからなのか、バスの本数が少ないです。
通勤する時に最寄りのバス停からバスで駅まで向かうのですが、本数も少なければ、一回の乗客数が多いので、平気で予定時刻より遅かったりします。

通勤する時に、電車の時間もありますし、とても困ります。
本数を増やして、バス環境を整えて欲しいです。

奈良市の住みごこちについてまとめ

総合的に見て、この街で家を建てて良かったなと思うことの方が多いので、住みやすい環境にはあると思います。

まだまだ都会のように設備などは整っていないかもしれませんが、これからますます住みよい街づくりがなされると思っています。

車を使わないとどこに行くにしても不便なところもありますが、それだけ自然も守られていて、空気が美味しく、毎日快適に過ごしています。

電車に乗ると、どこに行くにしてもアクセスがいいので便利ですし、とても魅力的な街です。

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2年住んで感じる奈良市の住み心地について

私は、奈良県の県庁所在地、奈良市に住んでおり、結婚してから家を建て、住み始めたので、住んでからは約2年が経ちます。

奈良県奈良市の治安について

まず、治安についてですが、とてもいいと思います。駅から徒歩15分歩かないと行けませんが、夜道も暗くないですし、バスも終電近くまでやっているので、バスをもし逃してしまっても、歩いて無事に帰れますし、歩いていたら、挨拶してくれる人が多くて、とても安心できる街です。
また、住宅街なのでゴミゴミしていないですし、どこのお店に行っても混んでるということもなく、清々しく毎日を送れています。
また、子供も多くて、私もですが子供が住みやすい街で、子供連れオーケーなお店も多くて助かっています。

奈良市の住みやすさ

住みやすい理由として、一つはアクセスの良さが挙げられます。
大阪に行くのに、15分程度で大阪の中心部、難波や鶴橋に着けますし、奈良市の人が出かけるという時には、大阪の難波や鶴橋で遊ぶ人が多いです。

終電も多く、大阪で夜遅くまで遊んでいても、駅からのバスもあり、とても安心して通勤や、遊びに行くことが出来るので、アクセスの良さにはとても助かっています。

二つ目は、土地の安さです。こんなに大阪に近いのに、大阪より半分の坪単価で土地を購入することが出来るのです。
そのため、大きい家もたくさんあって、安くて広い家に住めるというのが魅力的で、私も土地を購入して、庭付きの家を建てることにしました。

隣の家との幅も決められていて、窮屈でないですし、広々と住みやすい環境で、とても住み心地が良いです。

商業施設も決められたところにしか、建てたらダメなので、景観も守られていて、最高です。

三つ目は、保育園や幼稚園が多く、子供が住みやすい環境であるということです。
子供が多く、待機児童ばかりだと思っていましたが、いざ子供を産んで、保育園を探す時に、周りにたくさん保育園や幼稚園があり、パートでも保育園に通わせることができたので、とても満足しています。

また、子供連れで楽しめる施設も多く、無料で小さなお子さんから遊ばせることが出来るので、安心して子供を育てることができます。

四つ目は、世界遺産や文化遺産、古墳や寺や神社など、伝統的な建物が多く、観光客もたくさんおり、47都道府県で2位の魅力度ランキングを獲得しているということです。

奈良市には、あの有名な大仏や五重の塔、そして奈良公園があり、天然記念物の鹿たちも沢山います。

そのため、観光客は奈良市に集まることが多く、誇れる建物が多くあり、とても鼻が高いです。
自慢のできるところも多く、古い伝統を引き継いでいる街はとても居心地が良いです。
お年寄りも多く、奈良市の良いところをたくさん教えてくれるのです。

五つ目は、お年寄りも住みやすい街ということです。
バスがたくさん走っており、足の悪いおじいちゃんおばあちゃんも家のすぐ近くにバス停があるということもあり、アクティブなお年寄りが多く、お年寄りにとってもとても住みやすい街です。

バリアフリーなところも多く、またシルバー限定の特典のある施設や、サービスも多く、ゴミゴミしていないので、のびのび暮らすことができます。
私もおばあちゃんになっても安心して暮らせると思うととても心強いです。

奈良市が住みにくいと思うところ

逆に住みにくい理由として、一つ目が坂道が多いということです。
奈良県民はほとんど車やバスで移動するというのも理由なのですが、あまり整備されていない道が多く、歩きにくいという点で少し欠点だなと思います。

二つ目は、古い伝統は引き継がれていますが、真新しい建物はまるで無いということです。

時代の最前線を行くというような建物もなく、流行を取り入れている感じはないので、若者には少し物足りないかもしれません。

三つ目は、二つ目のそういうこともあってか、遊びに行くのも、働きに行くのも大阪でと考えている人も多く、奈良には働き手が足りないという現状があり、問題視されています。

若者が働きたいという街づくりは少し足りないのではないかなと思います。

四つ目は、お店が少ないということです。

寺や神社など観光するところはあってもホテルや旅館は少ないですし、泊まるところもないので、大阪に泊まりに行く人も多いですし、美味しい大和牛や、大和野菜があるのに、それを活かしたお店も少なく、大阪に行っちゃうので、需要が無いのかなと心配になります。

五つ目は、土地が広すぎるところです。坪単価が安いのに、売っている土地は100坪以上なんてところがたくさんあり、そうなると結果、とても高い土地を購入しないといけないので、お金持ちが多いということもあるのですが、一般市民は住みにくいというところがあり、少し残念な気がします。

奈良県奈良市に住んで感じた住みやすさ住みにくさまとめ

奈良市には、住みやすさとしてはもう十分なので、美味しい野菜や肉があり、それを活かしたお店が増えると、他の都道府県の方たちも魅力に感じ、住む人が増えるのではないかなと思います。

また、アピールは少ないと思うので、子育てしやすい環境で、都心部へのアクセスも抜群ということも伝えると、魅力度ランキング1位になれそうな気がします。

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奈良県奈良市に3年住んでみた感想

奈良市はどんな町

私は仕事の関係で奈良市に3年ほど住んでいました。

奈良は言わずとしれた日本の古都、平城京があった街ですので、古代からの寺院や建築物が多く、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる日本有数の観光都市です。

人口は35万人強と都市としては大きくありませんが、西に大阪、北に京都と関西の大都市に近い交通の便がいい町でもあります。

奈良市の治安について

関西といえば暴力団やヤクザが多い地域というイメージがありますが、奈良ではそのようなことは聞いたことがありません。
そのせいか、強盗事件や凶悪な殺人事件などはなく、また、車の交通量も大阪や京都と比べると少ないので、大きな交通事故などもあまり起こりません。

人々も変にすれてなく、純粋な人が多いので、騙すとかということもないので比較的安心して過ごせます。
住みやすい安全な街といえるでしょう。

奈良市が住みやすい理由

奈良市の住みやすい点は色々ありますが、大きく上げるとだいたい次のようになります。

街に落ち着きがある

日本の古都だけあり、街にしっとりと落ち着いた品格と風格があります。
その歴史的な落ち着きは人々の心の中にも根づいていて、ギスギスセカセカした雰囲気がありません。日本人の魂の故郷の息吹を生活の中でゆったり感じ取れる醍醐味があります。

豊かな自然に囲まれている

街自体は大きすぎず、小さすぎず、小じんまりとしていますが、市の外れに行くと、のどかで田園風景の向こうに山々が見える豊かな自然があり、空気もきれいです。
農家も多く、現地で作られた新鮮なお米や野菜もふんだんにあるので、健康的に過ごせます。

交通の利便性がある

大阪、京都に隣接しているので京阪神方面へのアクセスが便利です。
電車の本数も多く、ちょっと大阪や京都に遊びに行こうと思えば1時間弱で行けます。また少し遠出して車で神戸方面に行こうと思えば、高速道路にあがれば、これも1時間弱で行けます。

不動産価格が安い

土地の値段が安いので、アパートの賃貸でもマンションの購入でも低価格ですみます。
また人口も多くなく、土地もたくさんあるので、建売住宅も多く、安いのが特徴です。奈良市内で家を持ち、京都や大阪方面の都心の会社に通勤するという人はたくさんいます。

純朴な人が多い

大都市ではないため、人々の性格がゆったりしていて、いわゆる「いい人」が多いです。
人付き合いや仕事ににおいても変な駆け引きをするとか、人のウラをかくというようなことがなく、正直なので、人間関係で大きな負担やストレスを感じたりすることがあまりありません。

奈良市が住みにくい理由

しかし、その一方で住みにくいと感じる部分もあります。

ブラック企業多い

奈良が好きで奈良で働きたいと思ってもそのニーズに応えれるよういい労働環境がありません。
大企業や有名な中小企業はだいたい京阪神方面にあり、奈良にあるのは地元の小売店舗型の企業が中心です。

そのため、労働規範とか就業規則に無頓着な会社が多く、特に若者が安い給料で長時間労働を強いられているところが多々見受けられます。

遊ぶ所が少ない

大阪、神戸、京都などの京阪神方面の街と比べると遊べる所が圧倒的に少ないです。
市内にあった娯楽施設、「奈良ドリームランド」や「近鉄あやめ池遊園地」も閉鎖され、家族で遊びに行けるところがありません。休日の昼はショッピングセンターをブラブラして過ごししかなく、遊び方としては楽しくありません。

観光地がお寺だけ

奈良は有名な古い寺院や建築物がたくさんある日本有数の観光都市ですが、それ以外に観光する所がありません。

外国人や県外の人が楽しく観光できる歴史的な街ではありますが、この街に住んでいる人間にとっては、見慣れた光景ですので、正直あまり面白くありません。
地元の人間が、ゆっくり楽しめる現代風の観光地が少ないのは、とても残念です。

街全体が暗い

奈良は治安もよく危険が少ない街ですが、明るい所は近鉄大宮駅周辺と他一部、後は幹線沿いだけで、街全体の街灯が少ないので、どことなく暗く、寂しい感じがします。

田舎街なので、お店が閉まる時間も早く夜8時くらいになると暗く静まり返ってしまうので、少し暗い雰囲気になります。

狭量な人が多い

最後に奈良の人間の純朴さの裏返しとして、性格的に少し狭量なところがあるように見受けられます。自分の考えや意見に固執し、他人の違う考えを受け入れることができない。

「大きな田舎街」ゆえ、閉鎖的でよそから来る異質な人間を排除しようとするところがあります。

このことが歴史に安住し、奈良が古くささから、なかなか脱皮できない原因になっているのではないかと思えます。

奈良市に3年住んで感じたことまとめ

奈良は日本人の故郷とも言える歴史の町です。
古い寺院や建物も多く、県外や外国から訪れる人も多い「国際都市」でもあります。

大きな田舎町なので、緑や自然も多く、人々も純朴なので生活しやすいのですが反面、閉鎖的であるため、豊かな観光資源を十分、活かしきれていないように思えます。

若者受けするお洒落な空間や斬新的な場所がないので、若者の多くは大阪方面に働きに行ったり、遊びに行ったりしてしていますし、奈良から出て京阪神方面に住む若者も多いです。

歴史的な観光物だけでなく、県外の企業を誘致したり、歴史と現代風の娯楽を融合するような施策が取り入れられれば、こも街は経済的にもっと活性化し、より住みやすくなるでしょう。

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