江戸川区の新小岩に住み始めてから約6年になります。駅からは、徒歩13分の場所に住んでいます。江戸川区の中でも葛飾区寄りの場所です。
新小岩が住みやすい理由
飲食店が多数あって食べ物には困らない
駅から自宅までの道のりにルミエール商店街があり、飲食店やスーパー、個人商店が多数立ち並んでいます。魅力的なお惣菜が安く売っているので、夕飯のおかずを買って帰るのにとても便利です。
また八百屋がいくつかあり、とても安いので家計的に助かっています。駅周辺には安く飲める居酒屋も多いです。
飲食店の他にも、ドラックストアや靴屋、コンビニが多数あり、生活には困りません。
荒川が近くにあって運動できる
荒川の土手は緑が多く、ランニングやサイクリング等が出来て、休日はとても気持ちが良いです。また、子供達が野球をしていたり、とても良い雰囲気です。
春になると、荒川沿いの小松川千本桜がとても美しく、家族連れで賑わいます。バーベキューも楽しめるので、都内の桜の名所に出かけなくても十分お花見が楽しめる穴場スポットだと思います。
子育て支援が手厚い
江戸川区は保健師等の専門職員が妊婦の方全員に面談をする「ぴよママ相談」を行っており、出産までに「ぴよママ相談」を受けると「ぴよママギフト」(こども夢商品券9500円分)を頂けます。
また、乳児養育手当という制度があり、ゼロ歳時の間は月12000円の給付金を頂けます。
この他にも、中学校を卒業するまでは医療費が無料のため、子育て支援がとても手厚い区だと思います。
都心へのアクセスが便利
東京駅までは快速で約13分で行くことが出来まます。また、各停を利用すれば秋葉原や新宿にも乗り換え無しで行くことが出来るため、通勤や休日のお出かけにとても便利です。
都心以外にも千葉に近いため、ディズニーランドや房総半島にも出かけやすいのがメリットだと思います。
公園が多い
江戸川区は区民一人あたりの公園面積が23区内でも1位という公園天国のようです。葛西臨海公園を始め、至るところに公園があり、子供を遊ばせる場所がたくさんあります。
小松川親水公園は良く利用するのですが、全長3,930メートルあり、滝に始まり、せせらぎ、水しぶき、飛び石、釣り橋に冒険船など変化に富んでおり、子供を遊ばせるのに最適です。水遊びができない季節でも、ウオーキングをしたりアスレチックで遊んだり四季を通じて楽しめます。
新小岩が住みにくい理由
新小岩駅は人身事故が多い
新小岩駅は人身事故が多いことで有名です。
東京駅から出る特急電車「成田エクスプレス」は新小岩駅では止まらずにホームすれすれを通過するため、これが人身事故が多い理由のようです。
また、中央線からの特急電車も通過するのでこれも原因の1つのようです。
最近は警備員の方が増え、特急電車通過時にはロープが張られる対策が取られていますが…。早くホームドアを付けて欲しいと願うばかりです。
下町で変わった人が多い
下町だからか、少し変わった特殊な人が多い印象を受けています。
月曜から夜更かしという番組でも、小岩・新小岩・平井・錦糸町に変わった人が多いと、良くネタに取り上げられてます。
これに関しては特に害はありませんが、世田谷区の雰囲気とは真逆で、とても味がある街だと思います。
江戸川区内の南北への移動が不便
東西への移動は、電車があるので便利ですが、南北への移動はバスを利用するかたちとなり、少々不便です。車があれば問題ありませんが。
新小岩から電車で葛西臨海公園や舞浜に行く場合、東京駅または西船橋駅を経由して行かなければなりません。
0歳児保育をやっている保育園が少ない
0歳児保育を行なっている保育園が少ないのが不便です。1歳児保育はほぼあるのですが。
江戸川区では認定された「保育ママさん」が、家族に代わって家庭的な環境で預かる独自の制度があります。
ただ、実際に預けてみないと、向き不向きが分からないので少し心配な部分があります。
海抜ゼロメートル地帯が7割を占めている
江戸川区は、海抜ゼロメートル地帯が7割を占めているため、荒川が氾濫した場合の被害がとても心配です。
区の洪水ハザードマップによると、江戸川、利根川、荒川が氾濫した場合、新中川以西の大部分が2m~5mの浸水に見舞われると想定されています。
堤防が決壊したら、水はあっという間に襲いかかってきます。
区は「スーパー堤防」の整備に力を入れていますが、その完成までには莫大な時間がかかるようです。マンションやアパートに住むのであれば、2階以上に住んだ方が良さそうです。
新小岩に住んでみた感想まとめ
総合的に見て住みやすい街!
住みにくい部分があるものの、飲食店が多数あり、都心へのアクセスも便利で子育て支援も充実しているため、総合的には住みやすい街だと思います。
仕事の勤務地に変化が無い限りはこれからも住み続けたいと思っています。