以前からあったアマゾンのサービスである書籍の朗読を聞くことが出来るAudibleが2022年の1月から12万冊以上が聴き放題となった。
今までは聴き放題ではなく、なんか割高な気がしていたので利用してこなかったが聴き放題なら元が取れそうな気がするので一度試してみようと利用開始してみたのでどんなもんだったのか書いてみる。
さすが12万冊!読みたい本がだいたいある
実際の人間が朗読しているので読みたい本が揃っていないような不安があったのだが調べてみると基本人気の書籍は大体あった。
まぁ人気のない本は無いやつがあるかもしれないが、私は人気作家の人気シリーズが読みたいので全く問題ないということがわかった。
例を上げると宮部みゆきさんやら伊坂幸太郎さん、貴志祐介さんなど好きな作家さんの作品がたくさんあった。
まだ読んでないのも結構あるので聴く本が無くなる気がしない。今後もどんどん新しい本が追加されまくる予定なので一生聴く本が無くなることはないと思う。
今後読みたいというか聴きたい本としては三体シリーズ。
正直本で買ったのだがなんか登場人物の名前の漢字が難しくて中々進まず、一巻の半分ぐらいで止まっていたので聴き放題で聴けるならそっちの方が早いので全部聴いてしまおうと思う。
今聴いているのはダークゾーンという貴志祐介さんの作品。貴志祐介さんの作品は映画化されたホラー「黒い家」から大好きでアニメ化された「新世界より」など名作揃いということもあり、この作品もとてもおもしろい。
ウォーキング中に聴けるので時間の有効利用が出来る!
このオーディブルがいいのはウォーキング中や車の運転中など他に作業をすることの出来ない状態で耳から本を聴いて読む事ができるというところだろう。
私も前はキンドルを使ってアイフォンの自動読み上げ機能により、聴く読書をしていたのだが途中章が変わる時に止まる煩わしさがあるし、最近の本では読み上げ機能が使えない本が多く、使うのを止めてしまっていた。自転車通勤になったというのも大きいが。
ただ、そうなってくると読みたい本が溜まりすぎるという状態になる。頑張って夜家に帰ってから読もうとするが仕事で脳が疲れていると難しい本が中々入ってこない様になるし、ゲームやらYouTubeやらTVerやら家だと色々と誘惑があって本を読むのが後回しになりがち。
さらに、自転車通勤だと一応往復30分程度は運動出来ているもののウォーキングの方が圧倒的に健康にはいい。ウォーキングはすればするほど腰痛にいいと言うし、その他の万病に効く副作用のない特効薬であるとも言われている。
ということで健康のことを考えると一日1万歩以上歩きたいのだ。
でも1万歩歩くとなると2時間は必要な計算になるため、一日2時間も運動のためだけに時間を使うというのもなんかもったいない気がして出来ていなかった。まぁ流行りの音楽を聞いてバーでカラオケ歌う練習するとかも出来るけど流石に毎日だと飽きる。
オーディブルなら毎日2時間読書を楽しみながらついでに運動出来て健康にもいいという一石二鳥である。一ヶ月1500円のサブスクではあるが私の読みたい本は大体が1冊で1500円はするし、文庫本でも1冊800円ぐらいと考えれば2冊聴けばペイできる。
実際聴いてみた感想
さすがプロの朗読という感じで非常に聞きやすい。読み方もちゃんと抑揚をつけて物語に入り込める感じで読んでくれているのでとてもいい。キンドル読み上げではこうは行かないから。
他、キンドル読み上げだとマジでなんでその漢字をそう読む?ってぐらい間違った読み方をするし、英語の時だけ外人になるしイライラするポイントがむちゃくちゃあったけどそれがなくてストレス無く聴くことが出来る。たまに間違ってる事はあるが許容範囲内。
というか、自分で本で読んでた時、なんか読み方わからん部分は雰囲気で飛ばしてたけど朗読の場合そういうの全部読んでくれるのでとてもありがたい。「なるほど、そう読むのか」と初めて気づいた漢字の読み方なんかもある。
読むスピードに関しても速度がものすごく細かく設定できるのでたくさん聴きたい人は1.5倍速で聞けばいいし、聞き取りにくいって人は0.8倍速で聴くなんてことも出来る。
オーディブルはぶっちゃけ元取れるのか?
読み終わるまでの時間が出るのだが小説の場合10時間とか出る。むっちゃ長い。それが気になる。
そんなに時間がかかるとなると月1冊ぐらいしか読めなくて1500円の元が取れないのではないだろうか?と心配になるかもしれない。
ただ、そんなにかかるのか〜と思いながら聴くとあっという間に時間が過ぎて、気づくと半分ぐらいまで来ているので実際の数字は驚くほど早くすぎるように感じると思う。
私の場合、会社までの往復を自転車から徒歩に変更して片道50分かけて歩くのだが軽く1週間で小説が終わる計算になる(1.5倍速で聴いている場合)。なので一ヶ月で4冊ぐらいは小説を消化できると考えれば元が取れるどころかかなりお安く本を読めたことになる。
まぁ速読出来るという人はキンドル読み放題のほうが圧倒的にお得に読めると思うので、本を沢山読みたい人には向いているというサービスではないと思う。
松浦亜弥の近況が聞けてハッピー
松浦亜弥と言えば私の世代の人間からすると最強のアイドルであり、はるな愛にモノマネされている人なのであるが2013年に結婚して芸能界を引退してから全く表に出てきていなかったので今どんな感じなのか全く不明だったのだが、オーディブルのコンテンツにマシュー南のラジオ番組があり、それに初回ゲストとして登場して近況を語っている。
私などはガチガチの松浦亜弥ファンであり、パシフィコ横浜のコンサートにもその当時アルバイトをしていたコンサートスタッフとして潜り込んで舞台袖という変なポジションだったおかげでほぼ全部観れたのを覚えている。(めちゃくちゃかっこよかったのでDVDを購入してしまった)
そんな感じの人間としてはマジで久しぶりに松浦亜弥の声を聞けただけでもかなり幸せ。
お母さんとして子どもたちやペットと暮らしている姿を想像してこっちまで幸せな気持ちになれるラジオだった。
1日1万歩どころか1日15000歩達成出来る
会社まで片道50分、合計1時間40分と昼休みのウロウロを含めると軽く1万歩なんて達成できるし、なんなら15000歩歩ける。
(月曜日からオーディブル開始、水曜日は休日)
まぁデメリットとしてはいつもよりも30分早く家を出なければならないということであるが、少なすぎる大阪市中心部の駐輪場争奪戦に日々悩まなくても良くなるというメリットもある。
いつも無駄に早起きしてるけどぶっちゃけYouTube見てるだけで朝活全然出来てなかったのでそんなにデメリットというわけでもないだろう。
オーディブルを使ってみた感想まとめ
正直言ってとても満足している。
元々読書が好きで電車通勤の頃は小説の世界に入りすぎて乗り過ごすなんてこともよくあったぐらいたくさん小説を読んでいたのだが最近は全然本を読めていなくて本を読みたいなぁという気分だった。
それがオーディブル読み放題化をきっかけに、ウォーキング運動+通勤+読書という超効率的な読書をすることが出来るようになりたくさんの本を聴いて読むことが出来るようになると感じる。
知識を得ながら健康になるし時間の節約もできるオーディブルは私にとっては必要なサブスクと言えると思う。
参考Amazon Audible公式サイトはこちらから(無料お試しあり)
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