今回紹介したいと思ったのがゴールデンカムイというマンガ。
日露戦争後の北海道の話で、アイヌの金塊を探す物語。歴史上では明治維新で死んでいるはずの土方歳三が生きていたり、ワクワクする展開で目が離せない物語となっている。
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ゴールデンカムイのあらすじ
ゴールデンカムイの内容を触りだけ紹介すると、この話は日露戦争後の北海道の話で、南樺太を奪還した日本軍の兵士が主人公。
この主人公が酔っぱらいから妙な話を聞くところから物語が始まっていて、その酔っぱらいはアイヌが北海道を取り戻すために日本軍と戦う資金として砂金を大量に持っていたのだが、とある人物がアイヌ人を皆殺しにしてその金を奪い、どこかへ隠したという。
その人物は網走刑務所に収監されているのだが外部の協力者に金のありかを示すために比較的早く外に出ることのできる囚人の身体に入れ墨を彫ったのだがその囚人が全員脱獄した。
その何人かの囚人に彫られた入れ墨を合わせると黄金の隠し場所がわかる仕組みになっていて脱獄してどこにいるのかわからないその囚人を一人づつ探していくという話になっている。
この漫画の面白さ
何と言っても明治の北海道という舞台がいい。巨大なヒグマと戦ったり、エゾオオカミがまだ絶滅していなかったり、ニシン漁とかの話も面白い。
中々ここまで明治の北海道を詳しく書いた話は他にあまりないと思うので新鮮でハマってしまう。
さらに、アイヌ人で黄金強奪の時に父親が犠牲になった少女、アシリパが仲間になるのだがこの娘が可愛い。味噌をウンコだと思って食わないとかアイヌの文化や猟の仕方など非常に詳しく教えてくれたりこのマンガの裏の主役となっている。
まとめ
私はいろんな漫画を見てきたのだがこのゴールデンカムイはそんな私の中でも新鮮で面白く続きがとても気になる漫画のひとつになった。
戦争、新撰組、山での猟、川での漁、海でのクジラ漁・・・本当に色々なことが学べるおすすめの漫画となっている。
野田サトル 集英社 2015-02-19
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