あんまり頭の良くない俺があっという間に読めちゃった一気読み系の小説「仮面病棟」を紹介する。
スポンサーリンク
仮面病棟のあらすじ
仮面病棟は旧精神病院を使った療養病院を舞台にして進むストーリー。
宿直の医者として週一回夜勤をしている若い医者が先輩の勤務日に変更を依頼され、運悪く「ある事件」に巻き込まれる。
病院内に朝まで閉じ込められ、その病院内で様々なことが起こる。故意に手術痕を開かれた「新宿11」という患者が意味することは?カルテをチェックして明らかになる病院の闇の部分が徐々に明らかになっていき・・・。
この小説の面白いところ
話が進むにつれて病院の謎がだんだんとわかり始める所。
ただの普通の病院かと思っていたら実は裏で非常に複雑なことが起こっていて・・・。事件も単純な事件ではなく謎が謎を呼ぶ展開なのにテンポよく進むので本当に一気に読めてしまうところがこの小説の魅力だと思う。
アマゾンのレビューがひどい!
すごく面白かったなぁと思って読み終えたあとアマゾンの口コミをチェックしてみた。みんな面白いって評価だろうなぁと思ったらなんだこれ!星1つがやたら多い!
感想も「患者数に対して医療スタッフが少なすぎる」とか「展開が読めすぎて大どんでん返しがなかった」とか。
お前らどんだけ小説に対して厳しいんだよ!エンタメだろ!小説なんてフィクションじゃねえか!それに対して設定がおかしいとか言い出したらダメなんだよ。そんなの大体の小説おかしい部分あるわ!例えば大体の小説のヒロイン的ポジションは美人な設定になっとるよね?美人なのがおかしいとか言い出したらキリがないだろ。
展開が読めすぎた?お前どんだけ頭いいんだよ。俺もぶっちゃけいっぱい推理小説読んできたから色々考えながら読んでたけど流石に全部の展開は読めなかったって。
まとめ
ということで、めちゃくちゃ読みやすくて口コミやら本屋の平積みやらでめちゃくちゃ売れてるからレビューがやたら荒れる結果になっているけど俺からしたらこの小説は単純に面白くて読む価値のある小説だと思う。
多分あまりに大ドンデン返しを期待しすぎたごく一部の「ノイジーマイノリティー」が期待はずれだったという怒りをアマゾンのレビューにぶつけているのだろうと感じる。
誰でもおそらく10時間あれば読み終わる(バカな俺でも5時間で読めた)一気読み系の小説なので一度買って読んでみては確かめてみてはどうだろう?