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30年間住んでみて感じた、大村市の住みやすさ・住みにくさ

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大村市は長崎県の県央、長崎市と佐世保市の中間に位置する、人口9万5千人程度の市である。

周りを海や山で囲まれ田舎ではあるが、空港や駅、病院やスーパーなども建ち並び、日常生活において困ることはほとんどない。

私は生まれも育ちも大村市で、実に30年間大村市に住み続けてきた

そんな大村市について、今回紹介しようと思う。

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大村市の治安について

まず、大村市の治安についてだが、30年間大村市に住み続けてきて、特に治安が悪いと感じたことはない

確かに幼い頃は、夜になると暴走族がぶんぶんバイクを走らせ、それをパトカーがサイレンを鳴らしながら追いかけていくという光景が結構頻繁にあっていた記憶がある。

しかし年月が経つにつれ、そんな光景は明らかに減少した。まぁ、暴走族自体が時代の流れで減っただけかもしれないが・・・。

店の前にたむろしている不良を見かけることもほとんどなくなったし、報道されるような事件は滅多にない。

人間いつ何時どんなことに巻き込まれるかわからないので、自分の身を守るため注意をはらうことは必要だとは思うが、大村市はいたって治安は良いところだと思う。

大村市が住みやすいと感じる理由

次に大村市の住みやすい理由をあげたいと思う。

自然が豊富

1つ目は自然が身近に感じられるところだ。大村市は大村湾に面しており、海もあれば山もある。

幼い頃親戚に連れられ、大村湾でキスをたくさん釣りあげた記憶がある。
今でも自然豊かな大村湾には釣り人があとを絶たない。

また大村公園の桜は桜百選にも選ばれており、桜の時期には多くの人が訪れる。

長崎空港がある

長崎空港イメージ
2つ目は長崎空港があるということ。

大村市は長崎の空の玄関口にもなっており、毎日多くの人々がこの空港を利用している。
展望デッキからは飛行機を眺めることもでき、子どもだけでなく大人も楽しめる場所となっている。

保育料が2人目から無料

3つ目は保育料が2人目から無料ということだ。
私は子どもはいないから詳しくはわからないが、周りのお母さん達はこれが助かると言っている方が多い。確かにこれは有難い制度だろう。

大きな病院がある

4つ目は県内で二番手くらいに大きな病院である国立病院がある。
産科をはじめ、夜間や休日の救急外来もあるので、何かあった時は安心感が違う。
実際私も二度ほど救急外来にお世話になった。

自動車教習所がある

5つ目は自動車教習所がある。これも県内では大村市のみにあり、免許を取得するのによっぽど運転が下手でない限りは自動車学校よりもだいぶ安上がりになる。
大村市に住む人はもちろん、市外からも多くの人がこの教習所に通っている。

とまぁ、他にもまだまだ出てきそうだが、ざっとあげればこんなところだろうか。

大村市が住みにくい理由

次は反対に大村市が住みにくい理由をあげてみようと思う。

移動は基本車がないと辛い

まず1つ目は、公共交通機関がそこまで発達しているわけではないので、車がないと移動しにくい。

もちろんバスや電車はあるが、都会とは違い便数が限られているし、停留所もあまり多くはない。
車があるのとないのとじゃ生活のしやすさが全然違うだろう。

中学給食が無い

2つ目は中学校給食がまだ始まっていない。これは前々からずっと言われていた。しかし最近聞いた話によると、ようやく給食センターの建設が始まり、近々中学校給食が開始されるようだ。

映画館が無い

3つ目は映画館がない。これは大した問題ではなさそうだが、私の周りでは大村市に映画館を作ってほしいという声が非常に多い。
昔は大村市にも映画館があったのだが時代の流れとともに消え去り、今は車で1時間以上かけて長崎市か佐世保市に映画をみにいっている。

渋滞が多い

4つ目は道路が混みやすい。通勤通学時間帯に混むのはまぁどこの地域でもあるのだろうが、休日にも混みやすい。
大村市にはボート場があり、休日には県内外から多くの人が訪れるため、ボート場付近の道路は決まって渋滞となっている。

娯楽施設が少ない

5つ目は3つ目の問題点とも共通するかもしれないが、娯楽施設が少ない。

洋服を買ったりするような場所も少ないため、ファッションを楽しみたい若者達は長崎市や福岡まで買い物をしに足を伸ばすことも少なくないようだ。

また、観光資源が少ないようにも感じる。単に活かされていないだけなのかもしれないが・・・。
もう少し自然豊かな大村市にある観光資源をアピールしていくことも必要なのではないかと感じる。

大村市に30年住んで感じる住みやすさと住みにくさ

以上が30年間大村市に住んでみて私が感じた、大村市の住みやすさ・住みにくさだ。

この記事を書いてみて思ったことは、大村市の住みやすさは次から次へと浮かんでくるのに、住みにくさは考えてもなかなか出てこなかった。

住めば都とも言うが、大村市はいたって住みやすいところだといえる。

また、平成31年1月には、県立・市立一体型図書館が大村市に完成予定だ。
県立図書館としては九州最大規模となるようで、こちらも多くの人が楽しみにしている。

数年後には九州新幹線も通るようになるし、今後ますます大村市は発展していくのではないか。
そんな大村市を見守りつつ、私も自分を育ててくれた大村市に少しでも貢献していきたいものだ。

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