千種区は、名古屋市を構成する16の行政区のうちの1つです。名古屋市の東部に位置し、面積は18.18km²、人口は132,385人(2020年10月1日時点)です。千種区は、名古屋市の中心部に位置していることから、交通の利便性が高く、オフィス街や商業施設が多く集積しています。また、名古屋大学や愛知大学などの大学も多く、学生の街としても知られています。
千種区の主要な駅は、名古屋市営地下鉄東山線の覚王山駅、名城線の千種駅、桜通線の今池駅などです。また、名古屋高速道路も千種区を通過しており、交通の利便性は非常に高いです。
千種区の商業施設としては、覚王山駅周辺に位置する「ヒルサイドテラス」、今池駅周辺に位置する「パルコ」、千種駅周辺に位置する「セントラルパーク」などがあります。また、千種区には様々な飲食店も多く、グルメスポットとしても人気があります。
千種区は、名古屋市の中心部に位置し、交通の利便性が高く、オフィス街や商業施設、大学が集積している魅力的な区です。また、自然も豊かで、覚王山や東山動植物園などがあります。
そんな名古屋市千種区には主人が転勤族のために移り住んで3年半、こちらで暮らしています。
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千種区の治安について
私の住んでいる地域は、以前は男性の夜の街として有名だっただけに、かなり大型のパチンコ店も多く、少し怪しいお店の名残もあります。
しかしながらその分飲食店も多く、居酒屋だけでなく激辛ラーメンが有名な台湾料理店や、エビカツサンドのお店など、家族でも楽しめるお店も立ち並び、昼夜問わず賑わっているといえます。
規模の大きめな幼稚園があるほか、ここ数年では専門学校などもでき、家族層や学生層も厚くなってきているので、治安は悪くない方だと思います。
名古屋市千種区の住みやすいところ
交通の便が良い
何より市内では交通の便がいいことが1番のメリットだと思います。
名古屋市内の移動手段は地下鉄がメインなのですが、私の住む地域では路線が2種類乗り入れています。
どちらも10分以内に中心街である栄・久屋あたりに出ることができます。
また地下鉄乗り継ぎでも可能ですが、15分程歩くとJR線にもすぐ連絡しています。
そのため車社会と言われる愛知県ではありますが、車がなくてもまったく不便さを感じることはありません。
名古屋市内では、市営地下鉄を使えば大抵一本で中心地に出られるように作られているのがいいところです。
関東・関西へのアクセスも近くて便利です
ちょうど中間あたりにあるため、名古屋駅から新幹線で1時間半もあれば東京都内へ、大阪へは1時間もかからずに出られてしまいます。ですので、週末のちょっとした休みでもディズニーランドやUSJなどに出かけたり、ショッピングに行ったりしやすいです。
地元の方々の人柄が良いところです
東京と大阪の中間にあるからか、私を含めて他府県民が感じるのは、周りの人に対する心の寛大さです。
のんびりしているわけではないですが、大らかで相手に合わせて柔軟に対応し、人あたりよく受け入れてくれます。ちょうど中間地点にあるため、テレビ番組も両方のローカル番組が観られますし、そういった影響もあってかどちらの文化も入り混じっています。
私が関西出身のために余計そう感じるのかもしれませんが、市民色を強く持っているというよりは、オープンにいつも手を広げてくれているイメージです。
飲食店が多いことも大きなメリットの一つだと思います
愛知県の中でも、名古屋市は特に外食産業がかなり発展しており、居酒屋や個人経営の料理店、カフェなどがとにかくたくさんあります。
海外からきた流行りの洋菓子ブランドなども、全国で先駆けてオープンしていることもあったり、バレンタインなどでは全国で1番売上の高い百貨店があるため、世界各国から有名パティシエがどこよりも多くやってきます。
都会過ぎず田舎すぎず、ちょうどその中間くらいです
そのため、朝の通勤ラッシュも関東や関西ほどひどいものではなく、ピーク時でもまともに立っていられますし、運が良ければすぐ座れます。
千種区の住みにくいと感じるところ
寒暖差が極端なことが1番に挙げられます
真夏は蒸し暑く、冬は雪が年に数回積もるほど寒くなります。
車社会で道路幅が広く作られているところが多く、結果的に照り返しが激しくなるため、真夏の体感温度が40度前後になることはめずらしくありません。
また、開発が進んでおり都心部は大きな川なども少ないために氾濫することはないですが、年に数回は台風や大雨の影響で浸水するところも多くあります。
メインの地下鉄は割と大丈夫ですが、道路や地上を走る電車は遅れたり止まったりしてしまうこともめずらしくありません。
車が多いです
愛知県は全国一二を争う車社会のため、かなり交通量が多いです。
そのため道路が広くはなっていますが、中心街のすぐそばに高速があったりして、車を利用する際には便利ですが、子ども連れでおさんぽに行く時などは注意が必要です。
少し空港が遠いです
中部国際空港は中心地から結構離れていて、大抵の場合は電車で行くことになるのですが、本数もそこまで多くなく混んでいることも多いです。あまりアクセスが良くないため、旅行などの際は少し不便さを感じることもあります。
交通費が意外とかかります
前述しましたが、交通の便は中心地に向かう分には問題なく、むしろスムーズです。
しかしながら、動物園や遊園地などといった各レジャー施設は点在しており、それぞれ電車を、時にはそこから更にバスを乗り継いで行かなければいけません。結果的に、どこへ行くにも交通費がかさむことになっている気がします。
店がいつも混んでいます
良くも悪くもいつ行ってもスーパーなどは混んでいる気がします。
私の住んでいる地域は特に、スーパーが何軒もあるわけではないので、いつ行ってもスーパーやパン屋などは並んでいるイメージです。
千種区に住んだ感想まとめ
今回ご紹介している愛知県名古屋市を含め、主人の転勤が重なって全国6カ所ほどまわってきましたが、何より重視すべき住みやすさのポイントは、道の広さ、アクセスの良さ、人の良さだと感じます。
愛知県名古屋市は規模が大きいので住む区によってだいぶ違ってくるとは思いますが、何かしら電車の駅が近くにあります。
いずれかに乗れば大抵中心地に出られるので、不便はしませんし、逆に言えばそれだけ多くの電車の線に人の量も分散されているので、通勤帰宅ラッシュに「1本見送ってから次に乗ろう」と思うほどの混雑に見舞われることもほぼありません。
たしかにレジャー施設などは分散していてアクセスがあまり良くないこともありますが、それはつまり住宅街は賑やかすぎず落ち着いているということです。
そして、少し電車に乗れば自然公園などもたくさんあり山や海も近いので、すべて手の届く範囲にあり、程よく開けていて、ファミリー層にも住みやすい場所だと言えます。