愛知県稲沢市の住み心地についてご紹介したいと思います。都会のようでまだまだ田舎なエリアが多数残る稲沢市は住みやすさと住みにくさがあります。
稲沢市が住みやすいと思うところ
1.名古屋への道路アクセスが良い
名古屋にわりかし近いだけあって、車での名古屋へのアクセスはしやすいのが魅力です。
もちろん電車も名古屋本線の国府宮駅は急行等もとまり、JR稲沢駅もあるのでどちらも使えます。
稲沢市の西部には名鉄尾西線も通っていますので、あらゆる交通面について魅力的です。
国府宮駅からは中部国際空港行きも出ていますし、駅周辺は駐車場も所々に完備されていて便利です。
2.区画整理事業が入っている
ある一体を区画整理事業をおこない、綺麗な街並みへと変えています。
西町や下津といった町名の場所は、昔よりだいぶ変化しました。
綺麗に整備されて新築等も建ち並び、利便性も良くなってきていますし、新しく違うエリアからの転居でも町内に入りやすくなっています。
名古屋は土地や家の単価が高いので、名古屋で購入できないという人も稲沢市を検討に入れる場合が多いようです。
3.のんびりしている
田畑が多く残る稲沢市は、のどかなエリアもあり、その分静かな場所が多く自然も多いのが魅力です。
子育てには最適な環境でのびのび子育てできます。西部の方では特に自然に囲まれてのんびり暮らせます。
そんな田畑等が多くあるからこそ、農協にも新鮮な野菜が運ばれて安価で販売されている、田畑の一部を貸して自家菜園を楽しめたりもします。
4.買い物施設がある
ちょっと中型のショッピングモールからスーパー、農協といったバラエティに富んだ買い物施設があり、価格も良心的なところばかりなので、生活する上で助かります。
ショッピングモールでは家電も衣料も食品もですし、カフェ等の飲食店や医療施設、美容施設等も入っていて、とても便利です。
西部と東部にそのショッピングモールがそれぞれあります。
ホームセンターもドラッグストアも沿道の個別店舗としてきちんとあるのも嬉しいです。
5.医療施設が充実
稲沢市には大きな病院はもちろん、歯科等の個別の医療施設も充実しています。
生活していく上で必要な内科や歯科といった施設は近場にある方が安心で便利ですが、稲沢市はその内科と歯科は多めなので助かります。
もちろん耳鼻科や胃腸関係などの特殊な科目もあります。
奥田駅より少し西側には医療通りと通称呼ばれている通りがあり、そこにはあらゆる医療科目の施設が建ち並んでいます。
稲沢市の住みにくいところ
1.町内関係
エリによって町内関係が異なり、納める費用にも違いがあります。
また、お付き合いの度合いも異なり、当番は順番で必ずまわってきますが、あまりに住居が少なめのエリアですと、全ての行事に参加が必須となる場合があり、参加できない場合には罰金が課せられるところもあったりと、その点が住みにくいと思います。
また田畑が多い分、秋などは野焼きが目立ち、稲沢市では規制していても田畑の所有者が勝手にやってしまっていて、町内でも注意しづらいのかそのまま放置という状態のところも目立ちます。
町内の回覧板にも時々まわってきますが、マナーがない農家さんや元々の地主であるが故に、昔からの風習やしがらみが残るエリアもまだまだあるのが現状です。
2.税務関係
確定申告等の税関係については、稲沢市には簡易的な場所、稲沢市役所内にしかなく、ほとんどの事は隣りの市の一宮市の税務署になります。
確定申告をする場合でも一宮市に出向かなければならないところは不便です。
問い合わせをしても回答は100%得られませんので、税関係は一宮市の税務署に問い合わせという形になり、手間がかかります。
3.年に1度の祭り
稲沢市では有名なはだか祭りというものが年に1度おこなわれますが、稲沢市民の男性はほとんどこの祭りに参加要請がかかり、仕事も休んでまで参加という人もいます。
その祭りが行われる当日もですが、前日も町の中をトラックが走り、渋滞になりますし、当日は通行止めや、お酒に酔った男性等が路上を練り歩くという光景もあり、治安的にその時だけは不安があります。
4.家を建てれる場所が少ない
稲沢市の8割が市街化調整区域という、市街化になる事を抑制するところになり、駅周辺意外はほとんど調整区域の為、家を新しく建てるにしてもなかなか土地が見つからない市です。
しかしながら、名古屋への利便性もあり、坪単価も高いエリアがあったりと、土地探しにも苦労する市ではあります。
また、道も細いところが多く、行き止まりになっている場所もあります。少し栄えているところでは一方通行が目立ち、運転に自信がない人ですと入り込むと大変かもしれません。
5.寺や神社が多い
大きかれ小さかれ寺や神社が多い為、花当番やお布施、掃除といったものは必ずどの町内でもあります。
任意的なところもあれば絶対的なところもあります。絶対的なところは大きな神社や寺の近くで民家が少ない等のところになります。
また、鐘がある寺などでは大晦日になると除夜の鐘を一般の人にさせるところもあり、夜中まで鳴り響く事もあります。