上京した方がいいのか?それとも地元に居続けたほうがいいのか?悩む人は多いと思う。
私は上京する道を選択して大学生から地元兵庫を離れて一人暮らしをして、かれこれ10年以上東京に住んでいたのでその経験から上京のメリットとデメリットについて紹介しようと思う。
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上京のメリット
まずは、上京して感じたメリットをまとめてみる。
芸能人がめっちゃ普通にいる
代官山の蔦屋書店とか六本木のタリーズとかでお茶していると普通に芸能人がいることがある。
ウェンツ瑛士氏やらデューク更家氏、オリラジのあっちゃんなど挙げるとキリがないほど。特に六本木周辺は芸能人がたくさん住んでいるのでRIKACOさんやら普通に自転車乗ってたりする。
六本木や麻布は芸能人のよく行く店が多いので夜もめちゃくちゃよくいる。
びっくりしたのは来日中のレディーガガが普通に六本木のペットショップにいた事。みんなが騒いでいるので見に行ったが普通にガタイが良すぎて派手なオカマじゃねえか!と思ってあまり良く見なかったのだが、次の日めざましTVでレディーガガが六本木のペットショップにいたと報道されていて本物だったのかよ…と気づく。
他にもイベントとか撮影とかが頻繁にあるので確実に地方と比べると芸能人との遭遇確率は無茶苦茶高い。
地元が関西の場合、大阪弁が優越感
別に大阪弁はかっこいいわけじゃないけど東京在住の人間にするとかっこいいみたいな感じになる。
たかが大阪弁だが割りと得する。
大学のゼミとかでもなんかやたら人気者っぽい扱いになる。言わば小学校の時ギブスしてきた友達みたいな感じやね。なんか知らんけど羨ましいw
ただ、逆に大阪弁が苦手という人も存在する。結構可愛い子に「私、大阪弁だけはダメなんだよね」と言われた時は絶望を感じた・・・。
東京には色んな人がいる
東京は地方出身者が多い。だから一緒に飲んでも面白い。
何が面白いのか?地方それぞれで色々な風習があったりするので色々とそれいいね!ってことが多いから。ケンミンショーでやってるようなことを居酒屋で出来るわけだ。
例えば雪国あるあるとかでは除雪車の音で目が覚め、まだもうちょっと寝れると2度寝するとか雪国に住んでないとわかんないようなことを教えてもらったりw
まあほとんどどうでもいいことばっかりだけどねw
と、飲むのが結構楽しいというのの他にも、生まれ育ったところでいつもつるんでるグループがあったりすると常に一緒にいて週末はバーベキューとかドライブとかあんまり代わり映えしないのだが東京には色んな人がいるので遊びも色々ある。
サイクリング部に入ってみんなで自転車持って伊豆大島でヒルクライムしてみたり、駅伝部とか入って男女混合で駅伝大会に参加したりとか多分地元では一生やんなかっただろう。
人が多いということはそれだけ楽しみ方が多いということだ。
色々と地元と違う物がメジャー
関西ではカップ焼きそばと言えばUFOか一平ちゃんなのだが東京ではペヤングとかいうカップ焼きそばがメジャー。
あと東京のコンビニでは金ちゃんラーメンが全然ない。伊豆辺りまで行かないと金ちゃんラーメンが発見できない。
そんな感じで地元でメジャーな物がマイナーでカルチャーショックを感じる。
でも東京のやつに金ちゃんラーメン知らんの?とちょっと優越感を味わえる。
愛知の人に「つけてみそかけて味噌知らんの?」って言われた時なんだか負けた気になったけど・・・。
ちなみに関西でメジャーなおにぎりせんべいも東京にはない。
東京で働いてる俺かっけぇ感
東京で仕事をしていたりするとアウェーで戦ってる感がある。言わばヨーロッパのクラブで戦っているサッカー選手みたいな気分や。
ぶっちゃけ東京でもしょっぼい会社なんで全然大したこと無いんだが地元でどこで働いてるの?って聞かれて銀座とか六本木とか言えるのは割りと優越感が得られる。
東京はイベントが多い
最近じゃ色んなショッピングモールで売れないアイドルがライブしているけど東京は地方の比じゃないレベルで毎週ライブやってる。タダで聞ける。お台場やラゾーナ川崎、新宿のアルタ前、渋谷、六本木とイベントだらけ。
車がいらない
地方に住むと何処へ行くにも確実に車がいる。
バスなんて一時間に1本来ればいい方だし、行きたいところに行くには車必須。
でも東京はものすごい鉄道網が発展しているので23区内なら電車で行けない場所は無いと思える。
だから殆どの人が電車移動なのだが、若干乗り継ぎが離れている時があったりしてかなり歩く。ということでめっちゃ健康的。一日軽く5000歩ぐらい歩ける。
博物館とか美術館がめちゃくちゃ多い
教科書に載っているような美術品とか国宝級の仏像など山ほど展示している博物館や美術館が東京にある。
上野駅から行ける辺りだけでも十分に大量の展示品を観ることが出来るだろう。
俺みたいな博物館や美術館に興味のない人間でも結構楽しめた。
給料が高い
これはかなり大きい。
最低賃金引き上げで上がってきているとはいえ、地方だとコンビニの時給が800円台だったりすることがあるが都心だと1000円を超える場所が普通。深夜とかだと1350円以上の場所もかなり多く一気に金を稼ぎたい人なら都会で働くメリットは大きい。
正社員の給料も派遣社員の給料ももちろん日本で一番高いのは東京。地方から出稼ぎに行くには本当にとてもいい場所だと思う。
ただしその分家賃が高いので、出来るだけゲストハウスや脱法シェアハウスのような賃料が激安の物件に住もう。ボロいアパートなら都心で風呂なしトイレ共同みたいな物件が家賃月3万円ぐらいで借りれる場所も。
上京のデメリット
メリットがあればデメリットも有るのでデメリットも包み隠さず書いておこう。
友だちがいないと辛い
新しい友だちが出来ないと休みの日に何もしゃべることがなく気づくと一日何も声を出さない、あるいはコンビニで「レシートいらないです」ぐらいしかしゃべらない状態になる。
連休とかだと3日連続何も声を出さないで終わるなどということもあり寂しい・・・。そんな人がたくさんいるので、いたるところに飲み屋があってガールズバーなんかもたいていどこの駅にもある。上手くできた街だ。
病気の時、心細い
友達とか彼女とか彼氏がいればいいが、いないとインフルエンザとかぎっくり腰とかの時に心細くて辛い。
私の場合ぎっくり腰で倒れて起き上がれなくなって「これこのまま起き上がれずに死ぬわ」って思ったことがある。(必死で起き上がったが・・・)
家賃が高すぎる
上にも少し書いたが家賃が洒落にならんぐらい高い。
地方の普通のマンションなら2LDKで6万円とかで住めたりするが東京の場合、6万円で山の手線内に住もうと思えばユニットバスのワンルーム築30年以上(1階日当たり不良)と言うのが相場だろう。
特に家賃の高い港区、六本木・永田町辺りに住もうとすると1Kで10万円を超えるのが普通。とてつもなく消耗する・・・。
もしもお金が十分に稼げないなら電車で1時間30分ほど郊外に住む必要がある。
おすすめは埼玉なら蕨、西川口あたり、千葉なら西船橋、習志野、神奈川なら川崎、相模大野あたりになる。治安が心配なら神奈川の相模大野とか新百合ヶ丘辺りがおすすめ。
「上京のすすめ」まとめ
田舎から東京に上京するメリット・デメリットを書いたけど私は今地元へ戻って生活している。
10年も暮らしていると大体東京のことがわかってきて秋葉原から池袋までどうやっていけばいいのか?とか美味しい焼肉屋はどこがいいとかわかってくる。(赤坂の游玄亭とかね)
そこまで東京に馴染んだら地元に戻って時々東京に遊びに行くぐらいでちょうどいい感じになる。名古屋・大阪・福岡ぐらいの地方都市なら車もいらないし家賃も段違いに安くて生活コストがむちゃくちゃ下がる。
今は関西からでもLCCで飛行機なら1万円以下で1時間ぐらいで東京に行けるし、もっと安く行こうと思えば深夜バスで3000円でいける。私の中で東京は住む場所じゃなくて遊びに行く場所というイメージになった。