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10年住んで感じる、島根県出雲市の住み心地について

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山陰の島根県にある出雲市は住みやすいのか?住みにくいのか?どんな人が住むのに適しているのか?実際に10年以上住んでいる私が出雲市を紹介していきます。

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出雲市の治安について

大都市に比べて人口が少ないこともあり、これまで目立った大きな犯罪は発生していません

繁華街のようなエリアもコンパクトに存在しているため、女性の一人歩きも、常識的なことに気を付けていれば安全です。

公共機関や大学、総合病院などもあるため、街の中は人通りも多いです。

大学や国の機関などが存在することから、それらに従事する人の割合も多く、それが治安の良さを維持している理由の一つでもあります。

出雲市が住みやすいと思う理由

出雲に住んでいて実感する住みやすい理由は複数あります。

治安が良い

治安の良さがあげられます。

先にも述べたように、大規模な街ではないものの、公共機関、大学、国の機関などがあることによって、それらに従事する人の数が多く、それが治安の良さを維持している理由の一つでもあると思います。

普段生活をしていて、危険を感じることはまずありません

充実した医療機関

医療機関が充実しています。

地方都市の小さな市でありながら、総合病院、大学病院、クリニックなどが充実しています。

島根県の県庁所在地はお隣の松江市ですが、出雲市には島根大学医学部附属病院、島根県立中央病院といった県下を代表する病院をはじめ、他にも複数の総合病院があります。

また、医療に携わる人口も多く、個人で開業されたクリニックもたくさんあります。

この規模の都市で、これだけの専門的な医療が受けられることは最大の魅力です。

自然災害が少なくて安全

自然災害が少ないのも魅力の一つです。

山陰地方の島根県に位置する出雲市は、日本海側特有の気候で、他の地域と比較しても、年間を通して雨が多いです。

しかしながら、夏の極端な猛暑、冬の間は大雪の心配がありません。

同じ山陰でも、豪雪地帯として知られるお隣鳥取県に比べて、積雪はほとんどありません

また、台風や大雨、洪水などの大きな被害もありません。

コンパクトな街なのが便利

街がコンパクトです。

出雲市は、生活に必要な物が短時間に比較的狭いエリアで揃えることができます

駅、病院、ショッピングセンター、図書館、レジャー施設など、全ての場所がコンパクトにまとまっており、生活をしてみると大変便利であることが分かります

現在も街が発展している

人口増加中であり、これからの更なる発展が見込めます

出雲市に限らず、全国の地方都市では、過疎化や人口減少が大きな社会問題になっています。

しかし、ここ出雲市は島根県内の市町村の中でも唯一、人口が増加している街でもあり、それはこの街がこれから発展していくという希望でもあります。

実際、新しいマンションが次々と建設され、公共機関も新しく建て替えられるなど、住民サービスの向上にも役立っています。

出雲市が住みにくいと思う理由

車がないと不便

自家用車が必要です。

出雲市で暮らしていくには自家用車が必要になってきます。

JR、一畑電車、バスもありますが、サービスをしているエリアはほとんどが市内中心部だけであり、本数も限られています。

それゆえに、自家用車がなければ目的地に行くことさえできません。

市民の多くは毎日の通勤にも自家用車を利用しているほどです。

文化的な施設があまりない

文化的施設が少ないです。

人口の少ない地方都市ということもあって、美術館、博物館、専用の劇場、大人数を収容することのできるホールや球場など、文化的施設が少ないため、都会のように大規模なコンサートやミュージカル、有名な企画展などに触れる機会が少ないです。

中規模の施設はありますので、もちろんここでも楽しむことはできますが、都会と比べるとどうしても文化的なレベルに差は出てしまいます

人間関係が濃厚

人間関係が濃いです。

これは人によっては田舎に住むメリットの一つにもなるかもしれませんが、都会に比べる人間関係がどうしても濃くなります。

年齢別の人口分布も、若い世代よりもお年寄りが圧倒的に多く、先祖代々この土地に暮らしてきた人が多いです。

そのため、ご近所付き合いやその他の人間関係もどうしても濃くなります。

ただし、これは時としてメリットにもなりうるので、個人的な感じ方によるものが大きいと思います。

虫が多い

自然が多い=虫が多いです。

周りには田んぼや畑、郊外に行けばまだ手付かずの自然が残っています。

これを、自然がたくさんあるというようにポジティブにとらえる人は別ですが、そうでない人にはつらいかもしれません。

特に夏場は、蚊などの虫がとにかく多いです。

住む場所によっては、家の中にいても蛙の大合唱がうるさいこともあります。

虫に刺されやすい人、虫が苦手な人にはつらい環境かもしれません。

休日に偶然、知り合いに会いがち

休日に知人に会う確率が高いです。

都会のように、お出かけをする先がたくさんはありません。

住んでいるエリアによっては、ほとんどの人が同じショッピングセンターに行ったり、子供連れでのお出かけも、どうしても偏ってしまいます。

それゆえ、せっかくの休日に家族、または一人でお出かけをしても、出かけた先で、職場の同僚、上司、知人に会う確率が大変高いです。

プライベートを重視したい人、プライバシーを大切にしたい人にはつらい環境かもしれません。

島根県出雲市の住心地についてまとめ

私自身は結婚を機に出雲に引っ越し、すでに10年以上の年月が経ちました。

その間に二人の子供の出産もあり、現在は家族四人での生活です。

結婚して夫と二人暮らしの時から、子育てをしている現在に至るまで、いろいろなことを考えると出雲は大変住みやすい、子育てしやすい街です。

子供を持つまでは、田舎特有の自然の多さ、不便さなどが気になることもありましたが、今となってはそれらが子育てには最適な環境であると思えるようになりました。

都会、田舎、それぞれにメリット、デメリットがありますが、どうとらえるかはその人の感じ方次第であると思います。

ここ出雲市は、地方都市でありながらも、何もない田舎では決してなく、文化的水準も高い街です。

都会から田舎への転居を考えている人には、特にお勧めの場所でもあると思います。

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