ユニバース25…楽園実験の導く恐ろしい未来

YouTubeで勉強の日々なのであるが興味深い実験を紹介している動画を見たのでそれについて書いてみたい。

ユニバース25


動画を見てもらえればこの実験の話が詳しく書かれているのだが簡単に説明すると、ユニバース25はマウスを使った実験なのであるが、快適な環境に広いスペース、十分な食料を与えて病気のマウスを取り除きまん延しないようにした、まさにマウスの楽園の状態を作り出してどうなるのかを観察している。

マウスは楽園内で順調に増えていくが、まだ十分なスペースが有るにも関わらず最終的に数を減らして行き全滅するのである。

ユニバース25の25は25回目と言う意味で他の24回も同じく全滅して終わっているとのことである。

楽園実験は人間の未来を指し示している

この実験結果を見て思ったのが人間の未来がまさにこのユニバース25のような絶滅なのではないだろうかということ。

人間は科学の発展により、エアコンによって快適な環境を手に入れ、都市部では整備されたライフラインがあり、食料も苦労することなく手に入れることが可能。住居も不足しておらず疫病にも抗生物質等によって打ち勝っている。

その結果、日本を始めとして先進国では軒並み少子化が進んでいる。

まさにこの実験の通りに進んでいると言えるだろう。

現在人類の人口はまだ上昇中であるが、これは発展途上国の人口が増えているからである。

発展途上国ではライフラインはまだまだ未整備のところが多く、子供が毎日水くみに行っていたりする。もちろんエアコンなどもなく、疫病に対しても薬が足らず未だに呪術で治そうとしているところすらある。
そういったまだまだ楽園には程遠いところでは人口が増加しているもののアフリカにもアジアのような経済発展が訪れればどんどん所得が増えてライフラインも整備されて乳幼児の死亡率も下がっていき楽園に近づいていくだろう。

そうなればユニバース25のような結果に近づいていくと考えられる。

世界の人口予想でもこのまま行っても最終的に世界の人口は約100億人で頭打ちとなり、減っていくと予想されている。

参考https://www.yomiuri.co.jp/world/20201117-OYT1T50173/

動画内でも生物とは本来怠惰なものなのでは?と言われていたが確かにその可能性は高いだろう。

もしも一日中寝ていても食料が自動的に与えられて疫病に恐れることもなく常に快適な環境を与えられれば生物は働くという動機を失ってしまう。

働いて餌を手に入れるというのはリスクを伴うことであり、できればリスクを避けたいというのが動物の本能としてあるだろう。生まれた時からリスクを避けることのできる状態が続けば何も行動を起こすきっかけがない。
繁殖もはっきり言って戦うリスクがあるわけであり、生まれた時からリスクを避け続けてきた生き物がそのリスクを取ることができるかというと難しいだろう。

そうやって完全なる安全を与えられ、何も行動しなくても一生安泰な生活が続けば繁殖すらも放棄してしまう。これが人類の末路ということになる。

人類の滅亡は疫病でも、核戦争でもなく、楽園を手にした結果だったとなるとあまりにも虚しい終わり方である…。

1万年後の人類


https://www.pakutaso.com/20220411095post-37489.html

楽園実験はマウスによる実験であり、人間がそのような結果を座して待つという事はないだろう。

ただ、1万年後の未来に人類がいるとして、それを想像してみると人類は今のような都市での暮らしをしていないかもしれない。

都市で暮らしていた楽園ピーポーは皆、ユニバース25のような末路を進み廃墟となる。

生き残っている人類は楽園とは程遠いアマゾンの未開の地で大昔から自然と一体となって生きてきた森の民や、モンゴルの大草原で牧畜を続ける民族のように文明から取り残された人類ばかりになっている可能性がある。

他にも新しい宗教で自然と一体となって生きていくことを選んだニューピーポーのようなのが科学や文明を捨てて山にこもったり、独立国家を作って生きたり、もしくは独裁者が支配して自分たちは楽園だけど民は飢餓状態のような今の北朝鮮みたいな状態の国しか無くなっているかもしれない。

そう考えると今の人類が目指している平和で疫病がなく、民主的な楽園は実は地獄であり、まさに「地獄への道は善意で舗装されている」と言う言葉の言う通りなのかもしれない。

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