ブログサイトに美しいデザインは必要なのか?

美しいイメージ
ホームページ作成初心者がブログを作ろうとすると、まずどんなデザインのブログにすればいいのだろうという問題にぶつかる。
ウェブデザインギャラリーなどを見ているとめちゃめちゃかっこいいサイトが並んでいてこんなサイト作りたいなぁとか思う人もいるだろう。
今回はWebデザインを勉強してブログを美しくデザインすれば収益がアップするのか?というテーマについて書いていく。

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ブログに関して言えば美しいデザインは不要

私もウェブデザイナーを7年ほどやっているので自分のサイトのデザインを超かっこいいサイトにしたくて色々と試してきた。
フラッシュを使ってかっこいいトップページ作ったり、スライドショーで動かしてみたり、色んな色を使ってわかりやすくしてみたり2カラムだったり3カラムだったり1カラムだったり、どんなサイトデザインならアクセス数が増えて収益が増えるのか?とアクセス解析を使用して試し続けた。

収益化を考えるならテンプレート

数年かけて辿り着いた答えがよく使われているテンプレート最強というもの。無料だったり有料だったり色々なサイトテンプレートが探せばたくさん見つかる。
アフィリエイト用のテンプレートはアフィリエイトのプロが私達が普通に仕事したり遊んでたりしている間、一日中アフィリエイトのことだけを考え続け膨大なデータを明晰な頭脳で解析し最適化した究極の稼げるテンプレートなのだ。
草野球の4番バッターがどれだけ頑張ってもイチローを超えられないようにその道のプロの作ったテンプレートを素人のデザインが超えられるはずがないのである。
私はWordPressを使い続けているのでワードプレスのテンプレートを紹介するが、一昨年エンジログのstinger3というテンプレートに変えてから収益が非常に伸びて検索順位もずいぶんと上がった。
私がずっとコツコツ修正してきたサイトのデザインは根底から覆されてしまったわけだ。収益を上げようと思ったら素直に稼いでいる人の作ったテンプレートを使う事が大事。
Stingerシリーズに関しては最近ではアフィリエイト専用のAffingerというのも作られてこちらも評判がいい。このサイトも2017年から導入したが非常に細やかな設定が可能でアフィリエイトをするにはアフィンガーがおすすめだ。
有料のテンプレートに関しては、賢威が有名。
WordPressではないサイトのテンプレートとしてはシリウスなどが有名。
どちらもテンプレートだけではなくサイト作りの基礎知識や実践的なアフィリエイトの裏技情報(こちらがメインという見方も)も同梱されアフィリエイトで稼ぐための全てがパッケージ化されている。
その分料金は高額で中々初心者には手が出せない価格設定となっているが本当に稼ごうと思っているならこのくらいは先行投資と考えたほうが良いだろう。

個人ブログも差別化が必要な時代

ここまでどれだけテンプレートが優れているかについて書いてきたがはっきり言ってSTINGERやらsimplicityに関しては使われすぎているという印象がある。
その為どれだけブログの記事がよくてもテンプレートで書いている段階では個性が伝わりづらいと感じる。
確かに最近はプロフィールをサイドバーに表示して作者の顔が見えるサイトにする努力はよく行われていてブログのファンを増やしている人もいるだろうがまだまだインパクトが少ない。
非常に特徴的なデザインのヘッダー画像を使っていたり、見出しの飾りが個性的だったりするともしも同じような内容を再検索してまた同じサイトに辿り着いた場合に「あ!またこのサイトだ!」と気付き、もしかするとRSSのリストに追加してくれるかもしれないし、フェイスブックページがあれば「いいね」してくれるかもしれない。
最近のブログブームにより、マネタイズを目的としたブログも増えておりSTINGERやsimplicityではそういったブログの中に埋もれる可能性が高い。その中から一つ頭を出すためには何が必要か?オリジナリティーだと私は感じる。
記事の更新を心待ちにする人がいるブロガーになれば必然的にサイトの価値も高まる。その第一歩として個性的なデザイン性が求められていると私は考える。

デザインはトゥマッチたるなかれ

ブログのデザインにおける一番大事な点はトゥマッチにならないようにすること。すなわちやり過ぎないようにする事が大事。
例えばよく初めてパワーポイントを使った人がやりがちな失敗に無駄に動きをつけすぎて内容が頭に入りづらくなるという失敗がある。
ブログで一番大事なことは何か?記事の読みやすさだ。読みやすい記事は完読される。ブログなんて読まれてなんぼなので読みやすさは全てにおいて優先されるべきなのである。
読みやすさとは何か?というと、もしもそのブログが白黒の状態になってもちゃんと読めるか?という点、もしもそのブログが極度の遠視・乱視・老眼の入った人でもメガネ無しで読めるか?といった点で判断すると良い。
緑の背景に赤い文字で書かれたブログを白黒で読んで読めるのか?白の背景で明るい黄色の文字が書かれていても白黒で読めるのか?注釈を小さな文字で書いていてそれが80歳のご老人にメガネ無しで読めるのか?と言った視点でデザインを考えて行けば読みやすいブログが出来ると思う。
あとは素人っぽさが出ていないかにも注意したい。文字に影をつけることができるが濃すぎると影が強すぎて素人臭くなる。影が付いているか付いていないかわかるギリギリぐらいでちょうどいい。
他、余白の重要性フォントの重要性などデザインは勉強すればするほど奥の深いものだと気づくだろう。
ただ、ブロガーはデザインを極めるよりも記事を書くべきなのであくまで必要最低限の個性が伝わるデザインで十分だと思う。

ブログサイトに美しいデザインは必要なのか?のまとめ

最初は美しいデザインを求める必要はない。ブロガーにとって一番大事なことは価値のあるコンテンツ作りなので記事を書くことを優先させたい。
ただ、今の時代個性のないブログは生き残っていくのがしんどくなっているので余力が出来たらブログの装飾にもこだわってブログのアイデンティティを確立していくことも重要になってくる。
デザインがどうしても苦手という人はクラウドソーシングでデザインを外注してしまってもいいと思う。今ならヘッダー画像なら1000円とか2000円で作ってくれる人がいるだろう。

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