アフィリエイトに疲れたら派遣社員をすればいい

派遣社員を引退してから早10日が過ぎようとしているがもうまた派遣社員に戻りたくなってきた。
アフィリエイトは本当に辛い。

そこで今回はアフィリエイトにつかれたら派遣社員をおすすめしたいという話をしてみよう。

派遣社員は精神安定剤にちょうどいい

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アフィリエイトというのは基本的に自分で仕事を見つけて自分の意志で自分の金を稼がなければ行きていけない。
明確に自分のするべきことをわかっている人間ならやるべきことをやるだけなので良いのだがアフィリエイトも長く続けていると荒波に揉まれてどんどんと苦しくなってくることがある。

そんな時、モチベーションが続かず、だらけてしまってやるべきことすら出来なくなったりする。

派遣社員というのは組織の中で仕事を与えられてその仕事をすれば時給という形で報酬をもらうことが出来る。
別に何もしなくても報酬が貰えることすらある。
私も実は社内ニート状態で他の派遣社員の人がやたらやる気満々で仕事を抱え込む人だったため、基本的に私の仕事がほとんどなくなり、やることがなかった。

一ヶ月くらいやることがない日が続いたのに手取り16万円以上頂くことが出来た。
ぶっちゃけ少ないけどアフィリエイト収入があれば人並み以上の収入になるので十分と言える。

これがアフィリエイト収入だけだと確定されるかどうか分からないとか、案件が終了したらどうしようとかサイトが飛んだらどうしようとかそういう不安だらけの生活になる。
たかだか16万円程度の手取り給料でもあると無いとでは全く違う生活になってくるのだ。

私は今、専業アフィリエイターというほぼ無職状態なのだが気軽に飲み屋に行くことすらためらわれ、派遣社員だった頃は派遣の月収を全部飲み屋と趣味用品購入に使い切っていたものの今は週に一度安い店で数杯のドリンクで何時間も粘る飲み方しか出来ない。
派遣社員の頃は一晩で5万円とか使っていたが今は週一回、5,000円の飲み屋に行くのが何よりの贅沢である。

使っても会社に行きさえすればその分だけお金が稼げるという安心感があったあの頃と比べると、今はどれだけアフィリエイト収益が発生しても全部否認されるんじゃなかろうか?という恐怖心から全く金を使えない日々になっているわけである。

派遣社員のメリットは他も周りに一緒に働く人がいることで何となく安心できるというのがある。
一人で作業していると孤軍奮闘、孤立無援状態であり、自分で士気を高めないと誰も助けてくれない。

派遣社員は一応組織に属していることにより、誰かが自分のことを見てくれていて仕事をくれたり、手伝ってくれたりという助け合いが生まれる。
これは精神的にとても良い効果をもたらし、不安が消える。

アフィリエイトだけをしているとアクセスが減ったりしたら危機感から吐きそうになったりするが派遣社員をしているとアクセスが激減しても、まぁ派遣の仕事があるし、最悪無くても行きていけるわって気分になるので吐くほど辛くはない。
精神的ダメージがものすごく軽減されるのだ。

派遣社員はすぐになれる

派遣社員の良いところは無茶苦茶なりやすいということ。
アルバイトよりも簡単かもしれない。

まず、職務経歴書や履歴書はネットでフォーマットが送られてきてエクセルにパソコンで入力するだけでいい。
私の場合は昔の職務経歴書が残っていたのでそれをコピペしてすぐ出来た。
直筆の履歴書は不要ということである。

証明写真が必要と書かれていたが、めんどくさいのと顔で採用不採用を決める日本の旧態依然としたやり方が気に食わないと言うのがあって(アメリカでは差別という理由から履歴書に写真を求めることは違法)写真は持っていかなかった。

すると面談の時に一応誰が誰かわからなくなっちゃうんで一枚だけ撮らせてくださいとスマホで写真を撮影された。
それでええんかい!
証明写真とか金払って撮ったら損やね。

そういう感じで簡単に登録可能だった。
一応SPIテストもあったけど、回答欄間違えて横に回答するのを縦に回答しててむちゃくちゃになったものの、めんどくさいからそのまま提出したけど何も言われなかった。

はっきり言って、過去の経歴さえしっかりしてたらいくらでも派遣の仕事は紹介してもらえるということだろう。
ITエンジニアという職業は常に人手不足で派遣会社としても紹介先はいくらでもあって、派遣したいのに必要なスキルを持った人員が確保できていないというのが現状なのだろう。

大阪はIT関係の労働者の時給が東京都比べると圧倒的に低く、大体時給の平均で1400〜1500円ばかりと言うのがちょっと辛いところだがアルバイトの場合だともっと低くて1,000円が相場ということを考えると十分貰えてると思う。

東京に行けば時給2000円とかの職場も結構あるが職場の徒歩圏に住もうと思うと大阪はなんばでオートロック付きマンション家賃6万に対し、東京は最低でも10万を超える。
そう考えると時給の差は住環境と相殺されるだろう。

ということである程度のITの知識があれば簡単に派遣社員になることが出来ると言える。

派遣社員はすぐ辞めれる

派遣社員のいいところは辞めたくなったらすぐ辞めることが出来ること。
特に重要な仕事は派遣社員にさせたりしないのが一般的な企業なので基本的にいつ辞められても大きなダメージがないようになっている。

普通は3ヶ月毎とかの更新のタイミングで辞めるのがいいのだが、最悪無理ならいつ辞めても大丈夫。
体調がおかしいとか勝手に理由をつけて会社を休んでそのまま消えるとかいう人も時々いる。

派遣会社としてはこういう円満退職してくれない人に次の仕事を振ることはないので、その人はその派遣会社ではもう働けないというデメリットはあるもののぶっちゃけ派遣会社なんてものは日本にはいくらでも存在していていくらでも別の所に登録できる。

派遣会社同士のネットワークでブラックリスト化されるとか心配する人もいるが、派遣会社同士はライバルなのでブラックリストに入った人間が他の会社でまたやらかそうが別に何のダメージもないのでわざわざそんな面倒なことはしない。
逆にライバルにダメージを与えてくれるので歓迎している可能性すらある。

私も初めて派遣社員をした時は人事の人間とトラブルになって最後は懲戒解雇的な終わり方だったのだが次の派遣会社に入る時すんなり登録できた。

今回は契約満了という形で最後まで働いたが正直社内ニート状態も長く続くと暇すぎてやること無さすぎて、時間が経つのが無茶苦茶長く感じるというかなり辛い修行みたいになってくるので本当に早く辞めたかった。
契約満了まで残り1ヶ月がどれだけ辛かったか…。
一日1万円と心のなかでつぶやいて毎日仕事のない会社に通勤する日々だった。

という理由で、派遣会社を乗り換えてもいいなら辞めたいタイミングで辞めればいいだろう。

私は今回の派遣会社の担当者がいい人だったので次回またそのうち仕事を紹介してもらって担当をしてもらいたいのでこの派遣会社を利用しようと思っている。
なので円満退職させてもらった。

派遣社員は社会保険が充実している

派遣社員のいいところは他にもあってアフィリエイターを個人でやっている人は多分国民健康保険というちょっと稼ぐとすぐに上限近くまで支払金額が増えてしまう恐ろしい健康保険に加入していると思う。

私も大して稼いでいないのに月6万円以上の支払い額になって愕然とした事がある。

派遣社員は派遣健保に加入できて月の支払額が1万円台まで下落。
派遣社員になるだけで月5万円得した気分を味わえたし、国民年金も厚生年金になって更に雇用保険にも加入出来て通勤時に大怪我を負ったりしたら労災保険がおりる。

派遣社員は実は意外と手厚く守られているので手取りが少なくてもそれ以外のメリットは結構大きいと言えるだろう。
個人事業主の場合は全部自分で保険に加入しておかないと誰も守ってはくれない。

ちなみに健康保険は派遣社員を解雇されても2ヶ月以上働いていたら任意継続という制度を使うことが出来、最長2年間加入しておくことが出来る。
会社負担分も払うことになるので2倍の支払額に増えるものの1万数千円が3万円程度になるだけなので個人事業主で儲けている場合はだいぶ健康保険料を抑えることが出来るだろう。
前年度、稼ぎすぎたと思ったら派遣社員になるというのをおすすめしたい…。

派遣社員豆知識

派遣会社はどれ位マージンを取っているのか?気になると思うので書いとくと大体4割ぐらいということだ。
うちの父親が会社で派遣社員を雇っているのでよくその話をしてくれるので多分合ってる。

なので派遣社員で額面月給20万円もらっている場合は派遣先の会社は約30万円ぐらいの金を払っているということになる。
30万円というとそこそこの社員に支払う額と同じぐらいになってくるわけで、社内ニート状態を続けさせていると経費がかかってもったいない。

なので仕事がない時はもう本当にすぐ辞めさせたいわけである。

派遣社員は契約内容にある仕事しかさせることが出来ず、雑用などをさせたくても出来ないのも大きなデメリットだろう。

派遣会社が4割も取るとかおかしいと思うだろうが、派遣会社としても大きな会社に足繁く通ったりして営業活動をしたり、派遣社員と派遣会社の間で問題が起こったらすぐに駆けつけたり、派遣社員の悩みを聞いたりと非常に多くの手間がかかっているのでこの金額は妥当と言えると最近は思っている。

それなりに大きな会社で働こうと思えば入社試験やら面接数回やら非常に多くのハードルがあるものなのに派遣社員なら面談一回で入れるわけで本当に楽をさせてもらっている。

アフィリエイターは時々派遣労働をしてみるといいかものまとめ

派遣社員というと非正規雇用で賃金が少なく、常に契約解除の危機に怯える社会的弱者という印象があるけれどメリットの部分を上手く使えばこれ以上にない理想的な労働環境と言えると思う。

しょうもない小さなIT企業で何年も定額働かせ放題でマンションの一室みたいな環境の悪い場所で働かされていた正社員だった頃よりも圧倒的に楽しく快適に仕事ができた5ヶ月間だったと思う。

私の派遣先ぐらいの大きな会社になると余裕があるのでPC環境がノーストレスであるのが嬉しいし、トイレもビルメンテナンス会社がキレイに掃除をしてくれているし、駅から地下で直結している会社なので雨が降っていても楽々出社出来るとか本当に労働環境が整っていたのが嬉しかった。

もちろん挽き立てコーヒー飲み放題、紅茶も緑茶も飲み放題で宅配弁当も安く利用できるという素晴らしさ。
会社内に自動販売機があり、しかもちょっと安い!
すでに今の専業ライフにちょっとずつ消耗してきているので今やるべき作業が一旦落ち着いてやることが無くなり始めた頃、また派遣社員を半年ぐらいやろうかなと思っている。

正社員の転職は大体35歳ぐらいから厳しくなってくるらしいが、派遣社員だと40歳でも50歳でもスキルさえあれば仕事はいくらでもあるというのもメリットの一つだと思う。

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