意味を考え始めると何も出来なくなる

最近、やる気が何も起きない。

なぜこんなにもやる気が起きないのかを考えたら全て「意味があるのか?」を考えた結果だった。

この世の全てに意味なんて無いので求めないほうが幸せ

意味を求めると何かをして、それに意味がなかったとわかると残念に思うだろう。

例えば、資格を取るために一生懸命勉強して受験料を払って試験を受けて合格して資格を取得したのに、その資格が有ったからと言って就職に有利になるわけでもなく、資格手当が出るわけでもなく、資格を取った意味がなかったとわかった時、かなりがっかりするだろう。

そうなればその後は資格を取ろうという気持ちが起きることはなく、資格を取るための勉強など無意味だと思う人生になるかもしれない。

だが、本当にそうなのだろうか?

資格を取るために一生懸命勉強したのだったらその勉強で身についた知識はその後の人生にとって非常に有益なものなのではないだろうか?資格がお金を生み出さなかったとかそういうことで資格を取るのは無意味だと決めつけてしまってその後の人生で資格を取るための勉強を止めてしまうのはもったいないことだと思う。

私の持っている資格にITパスポートという国家資格がある。これはぶっちゃけ取ったからと言って給料が上がるわけでもなく、就職の時に資格欄に書いたからなにかあるわけでもない無価値な資格だと言えるだろう。

ただ、この資格を取るために勉強したことは無価値だったか?と言うとそうではなく、基本的なITに関する知識を学ぶことが出来たし、システム開発の基礎となる部分の勉強をすることが出来た。

例えば、開発期間を抑えるためには上流工程が一番重要で下流工程で不具合が見つかった場合、修正するには上流で不具合が見つかった場合の何倍も時間がかかってしまう、と言うような基本的な内容を学べるのだ。

私は元々Webデザイナーとして働き始めたので、システム開発のことは全く学んでいなかった。でもこの業界で働いていく限り、システム側のことは知っておく必要があり、この資格を取得する上で勉強したことはその後大いに役に立ったと感じている。

意味があるかどうかなど考えるだけ無駄という話のまとめ

人生の意味は死んでから考えろっていう言葉があるが本当に意味なんてものを考えても何も意味がない。

意味があるのかどうかなんて考えずに、やりたいことをとりあえずやってみればいい。やらなければならないと思うこともやってみればいい。意味を考えて立ち止まっている時間が一番無駄だと思う。
すぐに動いてとにかくやってみてから判断すればいい。失敗してもそれが経験という資産になる。

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