Fランクの大学なんて入る意味あるの?

ちょっと最近、4ヶ月で大学を辞めてレールに沿った人生をリタイアした石田くんのブログがやたらと取り上げられていたので私の意見を書いておく。

大学は国公立か早慶、関関同立、MARCH以上じゃないと武器にはならない

私の大学はそれより下のレベルだった。誰もが名前を知っている超大手に就職したやつもたくさんいるけどその友達はぶっちゃけ自分でサークル作ったりとか学生の頃から社会人のサークルに入って世界中駆け回ったりしてるやつだったり本当に凄いやつばっかり。

一応うちの大学は古い大学で箱根駅伝常連校なので大学名はそれなりに知られているおかげか東証一部上場企業に上場しているものの多分誰も名前を知らない会社になら入れるレベルの学生が多かった気はする。

ちなみに親戚は国立大学の院を出ているのだが本当に日本のトップクラスの大企業の面接に教授紹介で行ったらしいが周り全員東大の大学院だったと言っていた。

本当に日本のトップクラスの大学ならそういった場所にエントリーとかしなくても行けるわけである。

ただ、偏差値40前後のFランクの大学に関して言うとエントリーして会社説明会行って面接まで行ったとしても本当に凄い人間でなければ太刀打ち出来ないと感じる。TOEICが高得点とか何か強力な武器が無ければもはや絶望的な結果だろう。

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サラリーマンがいい時代が終わっている

昭和の経済成長している時代にサラリーマンをやっていたら労働組合もちゃんとしていて給料も自動的に上がっていく時代だった。会社はひたすら大きくなることが当たり前で、リストラなんて言葉は見当たらない。大企業は絶対に潰れないと誰もが思っていたし、株も土地も上がり続けていた。

それがバブル崩壊以降の失われた何十年によって日本の労働環境は大きく変わってしまった。

山一證券のように巨大な会社が潰れ、銀行は合併に次ぐ合併によりやたらと長い名前になったりした。リストラも当たり前になって自殺者が増えた。

かつて一世を風靡したSONYやパナソニックですら業績不振でリストラ。シャープに至ってはかつて日本の植民地だった台湾の会社に買収されてしまった。

この失われた20年の間に日本以外の新興国は軒並み経済成長を続け、もう日本はかつてのような金持ちの国ではなくなってしまっていると言うのが現実なのである。

そんな時代に日本の旧態依然とした衰退を続ける状況の大企業に就職してしまっていいのだろうか?

今日本で調子がいいのは世界で勝ち続けている自動車メーカーのみ。なんだかんだ言って日本車の壊れないというブランドイメージは強い。どれだけ世界の自動車メーカーが日本に追いつこうとしても日本車ほどの技術力を持つ自動車メーカーが出てこないと言うのが非常に強い理由だろう。これに関してはまだまだ世界と勝負が出来ると思っている。

ただし、確実に工場は日本から世界に生産拠点を移していると感じる。日本人は海外の安い労働力と戦っていかなければならなくなっていると感じる。

その結果サラリーマンの年収は増えない。ピーク時よりずっと少ない状態がもう二十年も続いているわけである。

さらにサラリーマンの労働環境は悪化していると言える。サービス業ではブラック労働と呼ばれるような労働環境での労働がまかり通っており、アリさんマーク事件やワタミの一件のようなことが起こっている。

大卒だけどニート、非正規雇用が増えている

何故か?ブラック企業で働くぐらいならニートの方がマシだからと言うのが一番大きい。

私がサラリーマンをしていた時に関しても会社に泊まり込みで仕事をこなし非常にハードな労働環境で働いていたが残業代はみなし残業ということで全く出なかった。もちろんタイムカードなど最初から存在しない。
もちろんボーナスなど3年働いていて一度も出なかった。

こんな労働環境で長く働きたいと思えるだろうか?それだったら働いたら負けと思うのが普通だろう。

残業代が全く支払われない正社員で働くぐらいならちゃんと25%増しの時給が支払われる派遣社員の方がマシだろと思う。

個人事業主になって思うこと

今は自営業ということで何の後ろ盾もない言ってみれば自由だけど孤軍奮闘の状態で働いているが今のほうが圧倒的に収入が増えている。

いろいろ考えた結果見えてきたのがこれが失われた20年後の一番稼げる仕事なんじゃないだろうかということ。

昔は国全体が経済成長していたから大手に属しているだけでその利益を享受することが出来た。今は国全体が沈んでいっている時代なので大手に属しているだけで全体と同じように沈んでいく時代なのである。

そんな時代に個人で働くということは大多数とともに沈んでいかなくても良いというメリットを得られる。

時代は個人の時代へと変わり始めているということを非常に強く感じる。

昔は芸人と言えば何にもなれなかった社会不適合者の職業という印象だったのが今では東大や京大を卒業した人間が芸人を目指す時代になっている。大手企業を辞めてブロガーになったイケハヤさんやはあちゅうさんを見ていると未来を見ている人はやはり個人で稼ぐ方へ進んでいると感じる。

中途半端な大学を出て正社員になっても成功者にはなれないのまとめ

もう大多数と同じ労働者でがんばって働いても給料は増えない時代だということはわかってもらえたと思う。今一番稼いでいるのは誰か?

経営者である。
企業が増収増益を続けているのに給料にそれが反映されないのはなぜか?経営者が富を独占しているからである。

今後成功して金持ちになりたいなら起業して経営者になる以外に方法はないだろう。どんなに頑張っても会社員でいる限り常に搾取され続ける。

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