義務教育で教えてほしかった本当に必要な知識まとめ

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35年ほど生きてきて思うのが、義務教育で習ってない重要なこと多すぎるやろってこと。

正直、因数分解とか球体の表面積とかの方程式習う前にリボ払いの仕組み習ってたほうが将来確実に役に立つで思う。

そういうわけで、今回は社会人を10年以上やってきて思ったこれは義務教育で教えとくべきやろっていう知識をまとめて紹介してみたい。

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税金について

納税の義務は習うが、税金についての大事なことは全然習わないと思う。

例えば、人生で一番払う金は多くの人が税金であり家を買うよりも額が多いこと。

サラリーマンの場合は勝手に天引きされていて見えづらい税金であるが積もり積もって非常に多くの額となり、人生で最大の支払額となるのである。

なので、税金について学ばないということは自分のお金を守れないということになる。

どうやれば合法的に税金を減らすことが出来るのか?保険、個人年金、iDeCo、NISAなどの知識を身につけるのは全国民に必要なことだと思う。

他にも脱税や申告漏れ、所得隠しなどの仕組みを教えてパパ活などの収入を申告しなければどうなるのかも教える必要がある。

確定申告のやり方なども義務教育で習っておいた方が良いと思う。

最悪の場合、借金は自己破産でチャラになるが税金はチャラにならず一生支払い続けなければならないということも知っておかなければならないと思う。

マルチ商法について

マルチ商法というのはMLM(マルチレベルマーケティング)とも言われるし、ネットワークビジネスとも言われる。

代表的な会社としてはミキプルーンの三基商事、タッパウェア、アムウェイなどがある。他にもニューウェイズやらモリンダやら無数にある。

マルチ商法が悪質なのは最初はただ単にイベント好きな人の集まりみたいな感じで仲間に誘い込み、頃合いを見計らって実は先輩が不労所得でベンツに乗っているから紹介したいみたいな感じで一緒にマルチ商法やろうよ!って言ってくるところだ。

元々、俺マルチ商法やってるんだよ!一緒にマルチ商法やりながらグループで遊ぼうぜ!そして勧誘活動一緒にしようぜ!と言ってくれれば絶対一緒に遊ぶことはないのに1ヶ月ぐらいただの遊び仲間みたいな感じで付き合うことにより、徐々に流されてマルチに誘われるところが腹が立つ。

一応ねずみ講に近いものの間に商品が介在していることにより、商品販売のインセンティブの報酬みたいな感じになっていて法律的には日本ではまだ犯罪にはなっていない。欧米ではマルチ商法が違法なところもある、非常にグレーなやり方になっている。

私は元々某MLMの会社でWebデザイナーをやっていたので仕組みは全部知ってるけど頑張れば稼げるけど、正直普通の人は並大抵の努力では不労所得までいけない場合の方が圧倒的に多い。

マルチ商法のやり方はグループによる競争意識を高めることで必要のない商品まで自己購入させられるパターンが多く、余剰品は最近ではメルカリやヤフオクに出品されがち…。なので商品が欲しいだけならマルチの会員になる必要性は全く無い。

一言で言うとマルチ商法俺は嫌い。絶対やらない。商品を売るための手段が行き過ぎてもはやカルトみたいな感じになってるのが怖い。

連帯保証人について

連帯保証人というのは借金などをする場合、金を借りた人が金を返さなかった場合、全ての責任を負う人のことである。なので、借金してなくても全額返済する義務がある。

普通の保証人との違いは3つある。

(1)催告の抗弁権
(2)検索の抗弁権
(3)分別の利益

これが全て認められないのが連帯保証人ということである。説明が難しいので以下のリンク先で詳しく調べてみてほしい。
“保証人”と”連帯保証人”の3つの違い「催告の抗弁権」「検索の抗弁権」「分別の利益」とは? | 法律事務所・弁護士への相談ならLegalus

簡単に言うとハンコ押したら借金したのと同じってことになるわけで肩代わりしてもいいって時以外はハンコ押しちゃダメなのだ。

頭下げられたからと言って気軽に「いいよ」ってハンコ押したら、その人が返せないってなった瞬間巨額の借金返済義務が生じ、人生が無茶苦茶になるわけである。連帯保証人になったばっかりにいきなり自己破産するしか無くなって家とか車とか全部差し押さえられて使えなくなるし、下手すりゃ夜逃げする必要があったりする。
こんな重要な情報を自分で学ばないと教えてもらえないのはおかしいと思う。

ギャンブルについて

ギャンブルはゼロサムゲームと呼ばれる仕組みになっていて、参加料と配当の和が常にプラスマイナスゼロとなる。パリミュチュエル方式ともいう。

例えば馬券の発売額がみんなで1億円だった場合、当たった人がその1億円を山分けする形になっていて発売額と支払額が同じになるような仕組みになっている。ただ、注意し無くてはならないのが胴元、中央競馬の場合JRAが競馬の運営費用として発売額の約25%を差し引き、残りの約75%を配当として支払いに回す仕組みになっている。
詳細パリミュチュエル方式(Wikipediaへ)

なので、競馬をずっとやり続けた場合、勝ったり負けたりを繰り返し、最終的に回収率75%に収束していくことになる。

他のギャンブルも全ては胴元が儲かるようになっていて、ボートレースやら競輪なんかも全部ゼロサム。宝くじに関しては還元率は5割と言われており、発売額のうちの半分が胴元(国)に持っていかれていることになる。それを考えると約9割が配当に使われているというパチンコはまだ良心的なギャンブルだと言える。

FXに関してもゼロサムゲームであり、証券会社が胴元となって手数料を差っ引くのでギャンブルと言って差し支えないだろう。日本は公営ギャンブル以外は違法なのになぜFXが投資の延長のように扱われているのか甚だ疑問である。

複利について

アインシュタインが「複利は人類史上最大の発見」と言っているが世界一の投資家ウォーレン・バフェットの投資の手法がまさにこの複利を使った投資手法となっている。
【実話】複利運用で30万が11年後に1000万。驚くべき複利効果とは?
説明するのがまぁまぁめんどくさいのでこのリンクから詳しくは調べてみてほしい。

簡単に言うと投資して儲かったらそれを使わずに再投資に回し続けたらいつの間にか莫大な額が稼げているってことになる。これをするには年数が必要になってくるため、投資は20代のうちから始めておくのが正解ということになる。

こんな重要なこと義務教育で教えてくれよ。

詐欺事例について

投資詐欺とか結婚詐欺とか20世紀に使い古されたやり方で21世紀もバンバン騙されまくる人がいるのが信じられない。投資詐欺とか最初は配当をちゃんと支払って信用を勝ち得てからもっと出資金を増やしたタイミングで計画倒産のパターンばっかりやん。

大体の詐欺が「影響力の武器」に書いてあることを悪用してる気がするのでこの本は教科書にした方がいいと思っている。

義務教育で教えておいてほしかったことまとめ

ぱっと思いつくだけでこれだけ知っておきたかった必要知識がピックアップできた。

でも、恐らくまだたくさん忘れていることがあると思うので思い出したら追記しようと思う。

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