今後個人でやるならファンを作るしか無い

お久しぶりです。ニックです。
最近はGoogleのアルゴリズム変動にサイトをいくつか飛ばされてあまり現実を見ることが出来ない日々を送っておりました。
今後、どうすればサイト運営で飯を食っていけるのかちょっと考えて今やっていることを書いておきます。

資金力の時代が来た

これまでは企業がネットメディアで金を稼ぐ仕組みが確立していなかったので基本的にアフィリエイターがその隙間でそこそこの金を稼ぐことが出来ていた。それが最近ではクラウドソーシングと呼ばれる仕組みを使い、一文字０．１円で主婦や暇な人に記事を書いてもらいコンテンツ作りを行うことで効率よくお金を稼ぐシステムが出来上がった。
これが去年問題になったDeNAのウェルクであったり、その他のキュレーションメディアとか言われるもので１番大手だったDeNAは上場企業であったため薬事などの法的問題によりこのメディアから一旦撤退を余儀なくされたが他はまだまだ元気にこの商売をやっている。
このキュレーションメディアとかいう色んなサイトの画像を引用という名でパクリ、取材も何もせずにただただ主婦がまとめて作るサイトで十分Googleの検索上位に表示させることが可能なのでこういう記事発注側の人間に回らなければ確実に稼げなくなっている。

まとめこそ最強のSEO

もうこうなってくると何もかもがアホらしくなる。
取材して、きれいな写真を撮って実際に使ってみて長文書いて作り上げたコンテンツよりも、色々なところから引用とかした方が上位表示される。
おすすめイヤフォンとかおすすめキーボード、おすすめマウスなんかのキーワードを調べてみれはどういうコンテンツが上位表示されるか一目瞭然であろう。
こうなるとぶっちゃけ誰でも頑張ればいくらでも作れるから資金力のある企業が最終的に勝利するようになる。

定期的に飛ばされるサイト

Googleのアルゴリズムの変動の間隔が異常なほど短くなってきて１ヶ月に一度ぐらいの割合でサイトが飛ばされる人が出てきている。
参考Google大変動でアクセスが半分以下に減少した件【涙腺崩壊】
私のところも結構いい感じだったメインに近いサブサイトのアクセスが激減。おそらくミニサイトとかいうものを運営している人は結構食らっている人多いんじゃないかと思う。

ファンづくりこそが重要

最終的に個人ブロガーはファン作りこそが全てのような気がしてきた。
YouTuberが現にそういうやり方で大成功している。
企業がどれだけ主婦に動画を作らせようがヒカキンには絶対に勝てないし、はじめしゃちょーを超えるチャンネル登録者数を生み出すことは出来ないだろう。
結局どれだけ革新的な技術が生まれても人には勝てないということだ。
これからインターネットで生き延びていくために必要なのはファンを生み出せるようなコンテンツ作りでありサイト作りだと感じる。
だから私は暮らしの書という原点に立ち戻り（会社を辞めて初めて作ったブログが暮らしの書だから）、暮らしの書という雑記ブログから出直すことにしたわけである。
おそらくこのサイトもあとしばらくしたら暮らしの書に再び吸収されその一部になるだろう。

2017.04.22