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正社員のメリット・デメリット

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正社員イメージ

最近どんどんと非正規雇用の労働者が増え続けていて正社員になりたいという人も増えている。

私が社会人になって10年以上働いてみて5社ほど渡り歩き、フリーランスに独立した過程で感じた正社員のメリットとデメリットについて書いてみる。

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正社員のメリット

まずは正社員のメリットをあげてみよう。

解雇されづらい

日本の法律では正社員をクビにするのは非常に難しく、会社都合で辞めさせようとしても相当正当な理由がなければ裁判で負ける。

例えば言われた仕事が全然できないからと言って辞めさせることなど出来ず、会社がその社員を教育してその社員に合わせた仕事を与えなければならない。つまり全然仕事が出来ないからと言って簡単には解雇出来ないということになる。

その為ろくに仕事も出来ないのに年功序列という制度の元にたくさんの給料をもらい続け、会社に居座るおじさんが生まれるわけである。窓際族と呼ばれるリストラ対象になっている社員に関しても仕事は与えられないが毎日会社に来て座っているだけでお金が支払われる。

そう、正社員のメリットは入ってしまいすれば解雇されづらいので無能な人間ほど得をするということが一つ目に挙げられる。

社会的信用がでかい

日本の正社員は解雇されづらいということで銀行などからすると社会的信用がとても大きい存在である。

例えば家などを買う時にローンを組むが35年ローンとかでお金を貸す。もしも貸した人間がすぐに会社をクビになる可能性があると審査が厳しくなり、融資できる額も少なくせざるを得ない。

しかし日本の正社員は解雇されづらいということがわかっているので35年ローンであってもその会社が潰れさえしなければ払い続けることが可能と判断できる。

これがフリーターや自営業だと銀行の融資は非常に厳しくなり、クレジットカードの発行すら難しくなる。賃貸物件を探すときにも審査が通りづらくなり、連帯保証人にしっかりした正社員の人間を書かされたり、保証会社に高い金を払う必要性が出てくる。

ローンなどの信用以外にも身内の人間などに対する信用も正社員という身分はとても大切になってくる。

例えば結婚する場合、相手の親が自分を判断するポイントとして成人している男性がフリーターとか無職みたいな自営業とかだとかなり心象が悪い。自営業など確実に納税証明書を持ってきてもらわないと結婚を許可したくないと感じるだろう。

私は自営業なのだが自営業みたいな浮き沈みの激しい仕事をしている男なんて全く信用できない。最低でも過去3年分の納税証明書を持参して出直して欲しいと言うだろうw

一部の会社にはボーナスがある

中小企業ではボーナスが出ないことのほうが多かったりするので正社員のメリットに入れるかどうか迷ったが一応書いておくと正社員の場合ボーナスが出る場合がある

大企業の場合は普通の社員でも50万円ぐらいは支払われる場合がほとんど。春と夏に。このボーナスがあるかどうかで年収ベースにより正社員かそうでないかに差がつくと言ってもいいだろう。

正社員で月25万円の給料だった場合、単純計算すると年収300万円であるが夏と冬にボーナスが支給されて年収換算すると400万円程度になったりする。

非正規雇用の場合、月30万円と正社員より多い額貰っていたとしてもボーナスなしの場合、年収は360万円となる。ボーナスがあるとないとでは月収では差がなくても年収でかなり大きな差になると考えておいたほうがいいだろう。

正社員は楽

正社員は基本的に納税やファイナンスの部分は会社に任せきりで毎月の給料から自動的に天引きされ、年末調整もほぼ勝手にやってくれる。

それが自営業だったら毎年確定申告がとても面倒。全て自分でやる必要がある。ふるさと納税から保険などの控除証明を集めたり青色申告したり・・・。

そして所得税が引かれ、住民税が引かれ、国民年金、健康保険、事業税・・・定期的にガンガン金が持っていかれるのでいつ何十万口座に用意しておかないとと常に考えておく必要がある。正社員には全く不要な金のやり取りが発生するということだ。

派遣社員やフリーターの場合はこの点は正社員に近い。

正社員のデメリット

正社員にはメリットもあればデメリットも有るということで以下でそれを書いていこう。

正社員は異動がある

総合職の場合、配置転換みたいなものがあり、部署が変わることがある。

私の先輩は入社時に営業職を希望したものの経理を5年以上やらされてその後営業になった。

経理を5年もこなさなければ希望の部署に行けないというのは総合職の辛いところで本来ずっと企画がやりたいと思っていても社内の空きがなければずっと人事やら管理やらなんやらの希望とは程遠い部署で働き続ける必要性がある。

もしも希望の部署で働けて顧客も開拓できてこれからガンガン稼げるぞ!と思っていても突然配置を変えられてやりたくもないポジションをやらされることも普通にある。

私がチェーン店で働いていた時は大体1年毎に別の店舗へ移動させられていたのだが大体一年ぐらいしないと指名してくれるお客さんも増えてこず、顧客のデータも取れない。なのに1年経ったら移動って無茶苦茶効率悪いなと思っていた。あと本部から降格してきた人間が店長になると店が無茶苦茶になりやすく最悪だったりした。

海外の会社は基本的に職で採用される就職であり、日本のように総合職の採用で就社みたいなことはない。日本の労働生産性が低い理由の一つがこの異動という制度となっている。

正社員はサービス残業させられる

大企業で残業時間をしっかりと一分単位で計測し残業代が支払われる会社もある。ただ、そんな無茶苦茶しっかりしている会社は極一部の会社だけであり、ほとんどの会社はそれほどしっかり残業代が払われない。

私の場合、チェーン店で店員だった時はアルバイト同様タイムカードで働いた時間がきっちりと管理されていたので残業代が支払われていたが店長指示でお前は社員で残業代が高くつくから時間になったらすぐ帰れと言われていた(笑)

その後は何社か渡り歩いたもののIT系の企業はみなし残業制度があり、基本給に予め月40時間の残業代を上乗せした額が給料として支払われていた。その給料でやっと普通の会社の給料と同額レベルなのではあるが!

ってことでみなし残業の場合は定時でさっさと帰ればお得なわけだがIT会社の仕事なんて残業ありきでスケジュールされている仕事ばかりなので基本的に月40時間のみなし残業では収まらない時間働いていた。もちろん土日も出社で深夜対応当たり前、一ヶ月以上毎日終電で帰る日々だったりした。

そんな言わば定額働かせ放題なのが正社員なのである。仕事が終わらなければ休日対応になるのがわかっているのに人員を増やそうともせず何の対策もしない。

ボーナスにその頑張りが反映されるのかと言うとそうでもない(私がIT企業で働いていた時7年で1回しかボーナスが無かったしかも決算賞与20万円・・・中小企業はそんなレベル)。

会社が倒産した時のリスクがでかい

上にも少し書いたが日本の場合就職というよりも就社と言っても言いようなその会社に特化したスキルが身につくだけの場合がある。

社内政治に力を入れたほうが出世するということで必死に社内政治を頑張り、上役に気に入られて毎週接待ゴルフをしてもその会社が倒産したり、買収されて上役が解任となったりするとすべてを失う可能性がある。

会社が続く限りは解雇される心配はないもののもしも会社が潰れたり、体を壊したり、一時の迷いで辞表を叩きつけたりしてしまった場合、その後がかなり悲惨なことになりがち。

もしも年齢が35歳を超えていたりすると転職はかなり難しくなっており、他の会社でも引っ張りだこな技術を持っていたり人脈がない場合は大幅に給料が下がってしまう可能性がある。

年齢が50歳以上になってくると職種も警備員ぐらいしか見つからず、暑い時も寒い時も外の工事現場で深夜の交通整理をする必要が出てくるだろう。

一生飛び抜けた金持ちにはなれない

金融系など極一部の特殊な職種の場合、会社員でも年収が1億円になったりする可能性が無くはないが大手の企業で部長クラスまで出世して年収2000万円とか行くかどうかが普通だろう。

年収2000万円と言うとものすごくお金持ちに感じるが税率が上がり、手取りになると1000万程度まで減る。そうなってくると生活レベルが上がりちょっと無駄遣いすればすぐに生活に困るレベルの暮らししか出来ない。

見栄でベンツやBMWのような外車を購入したりしがちではあるが貯金に回す金が捻出できない生活になる。

給料がどれだけ増えてもその給料で生活している限り、その給料を稼ぐために労働を続ける必要性がある。これを走り続けても同じ場所から動けないネズミの回し車からラットレースと呼んでいる。

ずば抜けた金持ちは会社員ではなく、経営者投資家の場合が多い(スポーツ選手などの例外をのぞく)。労働だけで金持ちになるのは相当難しいだろう。

自由に休めない

労働基準法では労働開始から半年以上経過した場合10日の有給休暇が付与され休みたい時に休むことが出来るようになる。

ただ、日本の有給消化率はとても低く大抵の会社がそう簡単に有給休暇を全部消化させてくれはしないだろう。

外資系の会社の場合はほぼ全員が有給休暇を全部消化するのでどうしても自由に休みたいという人は外資系の会社に入るといいかもしれない。

私の場合は有給休暇?なにそれ?美味しいの?って感じでこれまでどうしても友人と旅行に行きたかった時に友人の結婚式という嘘を使って休んだのと実家の祖母が亡くなった時に2日休日をもらったら会社の規定では忌引の場合は1日しか休めないというルールだったので1日使ったぐらい。

ということで一年に10日も使うことはまず無かった。大抵の日本人は有給休暇を退職時の消化でしか使わないだろう…。俺の場合は引継ぎに来いと言われて結局ほとんど使わずに退職したけどね(笑)

フリーターや自営業の場合は働きたい時に働いて休みたい時は勝手に休めばいいのでその点は正社員に圧勝していると感じる。

正社員のメリットとデメリットのまとめ

フリーターの人が「俺正社員より給料多いし正社員になるよりこのままのほうがいいんじゃね?」って言っていたので今回正社員のメリットとデメリットをまとめた。

はっきり言って無能なおじさんになるほど正社員のメリットは大きくなる。

逆にめちゃくちゃ仕事ができる若手社員だったりすると完全歩合の営業をフリーランスでやったりしたほうが圧倒的に稼げるだろう。

正社員の最大のメリットは社会的信用と解雇規制と言える。逆にデメリットはずば抜けた金が稼げないということと有給が取りにくいということだろう。

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